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閲覧履歴

プラノバール配合錠

黄体・卵胞ホルモン配合剤

作成又は改訂年月

*
2016年4月改訂
(第15版)
2015年1月改訂

日本標準商品分類番号

872482

日本標準商品分類番号等

1989年3月

薬効分類名

黄体・卵胞ホルモン配合剤

承認等

プラノバール配合錠

販売名コード

2482005F1041

承認・許可番号

22000AMX01562
PLANOVAR TABLETS

薬価基準収載年月

2008年6月

販売開始年月

1979年4月

貯法・使用期限等

貯 法
気密容器,室温保存
使用期限
外箱等に表示

基準名

日本薬局方
ノルゲストレル・エチニルエストラジオール錠

規制区分

処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

成分・含量
1錠中 日局ノルゲストレル 0.5mg,日局エチニルエストラジオール 0.05mg
添加物
カルナウバロウ,サラシミツロウ,ステアリン酸マグネシウム,タルク,沈降炭酸カルシウム,トウモロコシデンプン,乳糖水和物,白糖,ポビドン,マクロゴール6000

性状

剤 形白色の糖衣錠
外 形(表)
外 形(側面)
外 形(裏)
直 径約5.6mm
厚 さ約3.8mm
重 量約90mg
識別コードAK376

禁忌

血栓性静脈炎,肺塞栓症又はその既往歴のある患者
[血液凝固能が亢進され,これらの症状が悪化又は再発することがある.]
エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば,乳癌,子宮内膜癌)及びその疑いのある患者
[エストロゲン作用により,腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある.]
重篤な肝障害のある患者
[肝障害を悪化させるおそれがある.]
前回妊娠中に黄疸又は持続性そう痒症の既往歴のある患者
[症状が再発するおそれがある.]
前回の妊娠中に悪化した耳硬化症の既往歴のある患者
[症状が再発するおそれがある.]
妊娠ヘルペスの既往歴のある患者
[症状が再発するおそれがある.]
鎌状赤血球貧血のある患者
[血栓症又は肝障害を起こすおそれがある.]
デュビン・ジョンソン症候群,ローター症候群の患者
[症状を悪化させるおそれがある.]
脂質代謝異常のある患者
[症状を悪化させるおそれがある.]
妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
診断の確定していない異常性器出血のある患者
[悪性腫瘍の場合,症状を悪化させるおそれがある.]
*オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)

効能又は効果

効能又は効果/用法及び用量

機能性子宮出血
1日1錠を7〜10日間連続投与する.
月経困難症,月経周期異常(稀発月経,頻発月経),過多月経,子宮内膜症,卵巣機能不全
1日1錠を月経周期第5日より約3週間連続投与する.

使用上の注意

慎重投与

肝障害のある患者
[肝障害を悪化させるおそれがある.]
子宮筋腫のある患者
[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある.]
乳癌の既往歴のある患者
[乳癌が再発するおそれがある.]
乳癌家族素因が強い患者,乳房結節のある患者,乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者
[症状が増悪するおそれがある.]
心疾患・腎疾患又はその既往歴のある患者
[ナトリウム又は体液の貯留により症状を悪化させることがある.]
てんかん患者
[症状を悪化させるおそれがある.]
糖尿病患者
[耐糖能が低下することがあるので,十分コントロールを行いながら投与すること.]
40歳以上の女性
[一般に血栓症等の心・血管系の障害が発生しやすくなる年代であるため,これを助長するおそれがある.]
骨成長が終了していない可能性がある患者
[骨端閉鎖をきたすおそれがある.]
ポルフィリン症の患者
[症状を悪化させるおそれがある.]
テタニーのある患者
[症状を悪化させるおそれがある.]
高血圧のある患者
[症状を悪化させるおそれがある.]
授乳中の女性(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)

重要な基本的注意

本剤の服用により,年齢,喫煙,肥満,家族歴等のリスク因子の有無にかかわらず血栓症があらわれることがあるので,次のような症状があらわれた場合は直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと.
緊急対応を要する血栓症の主な症状
下肢の急激な疼痛・腫脹,突然の息切れ,胸痛,激しい頭痛,四肢の脱力・麻痺,構語障害,急性視力障害等

患者に対しても,このような症状があらわれた場合は,直ちに服用を中止し,救急医療機関を受診するよう説明すること.
本剤の服用中に,血栓症が疑われる症状があらわれた場合は,投与を中止するなど適切な処置を行うこと.
血栓症が疑われる症状
下肢の疼痛・腫脹・しびれ・発赤・熱感,頭痛,嘔気・嘔吐等
血栓症のリスクが高まる状態(体を動かせない状態,顕著な血圧上昇,脱水等)が認められる場合は,投与を中止するなど適切な処置を行うこと.
患者には,投与開始時及び継続時に以下について説明すること.

・血栓症は生命に関わる経過をたどることがあること.

・血栓症が疑われる症状があらわれた場合や,血栓症のリスクが高まる状態になった場合は,症状・状態が軽度であっても直ちに服用を中止し医師等に相談すること.

・血栓症を疑って他の医療機関を受診する際は,本剤の使用を医師に告知し,本剤による血栓症を念頭においた診察を受けられるようにすること.
本剤服用中にやむを得ず手術が必要と判断される場合には,血栓症の予防に十分配慮すること.
外国では,喫煙が類薬(経口避妊薬)による心・血管系の重篤な副作用(血栓症等)の危険性を増大させ,また,この危険性は年齢及び喫煙量(1日15本以上)により増大し,35歳以上の女性で特に顕著であるとの報告がある.したがって,本剤を投与する場合には禁煙させることが望ましい.
本剤の投与に際しては,問診,内診,基礎体温の測定,免疫学的妊娠診断等により,妊娠していないことを十分確認すること.
長期間投与を行う場合は,約6カ月毎に婦人科的検査を行うこと.

相互作用

併用禁忌

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
*オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤(ヴィキラックス)*エチニルエストラジオール含有経口避妊剤を併用した患者においてALT(GPT)上昇が高頻度に認められている.
なお,オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤治療終了の約2週間後から本剤の投与を再開できる.
*機序不明

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
副腎皮質ホルモン(プレドニゾロン等),三環系抗うつ剤(イミプラミン等),セレギリン塩酸塩,シクロスポリン,テオフィリン,オメプラゾールこれらの薬剤の作用が増強するおそれがある.本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制すると考えられる.
リファンピシン,バルビツール酸系製剤(フェノバルビタール等),ヒダントイン系製剤(フェニトインナトリウム等),カルバマゼピン,ボセンタン,モダフィニル,トピラマート本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある.これらの薬剤は薬物代謝酵素を誘導し,本剤の代謝を促進すると考えられる.
テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン等),ペニシリン系抗生物質(アンピシリン水和物等)本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある.これらの薬剤は腸内細菌叢を変化させ,本剤の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられる.
テルビナフィン塩酸塩黄体ホルモン・卵胞ホルモン配合剤との併用で,月経異常があらわれたとの報告がある.機序不明
Gn-RH誘導体(ブセレリン酢酸塩等)これらの薬剤の作用を減弱するおそれがある.これらの薬剤は性ホルモンの分泌を低下することにより薬効を示すため,性ホルモンである本剤の投与によってこれらの薬剤の効果を減弱する可能性が考えられる.
血糖降下剤(インスリン製剤,スルフォニル尿素系製剤,スルフォンアミド系製剤,ビグアナイド系製剤等)血糖降下剤の作用が減弱するおそれがある.
血糖値その他患者の状態を十分観察し,血糖降下剤の用量を調節するなど注意する.
本剤は耐糖能を低下させ,血糖降下剤の作用を減弱させると考えられる.
ラモトリギン,モルヒネ,サリチル酸これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある.本剤はこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進すると考えられる.
テラプレビル本剤の作用が減弱するおそれがある.ノルエチステロンとエチニルエストラジオールの配合剤でエチニルエストラジオールのAUC減少が報告されている.
HIVプロテアーゼ阻害剤〔ネルフィナビルメシル酸塩,リトナビル,ダルナビル,ホスアンプレナビル(リトナビル併用時),ロピナビル・リトナビル配合剤等〕,非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(ネビラピン)本剤の作用が減弱するおそれがある.エチニルエストラジオールのAUCが減少する.
HIVプロテアーゼ阻害剤(アタザナビル,インジナビル)本剤の血中濃度が上昇するおそれがある.これらの薬剤は本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる.
非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(エトラビリン)本剤の血中濃度が上昇するおそれがある.エトラビリンは本剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害すると考えられる.
フルコナゾール本剤の血中濃度が上昇するおそれがある.フルコナゾールは本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる.
ボリコナゾール本剤の血中濃度が上昇するおそれがある.
ボリコナゾールの血中濃度が上昇するおそれがある.
ボリコナゾールは本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる.
本剤がボリコナゾールの代謝酵素(CYP2C19)を阻害すると考えられる.
アセトアミノフェン本剤の血中濃度が上昇するおそれがある.
アセトアミノフェンの血中濃度が低下するおそれがある.
アセトアミノフェンはエチニルエストラジオールの硫酸抱合を阻害すると考えられる.
本剤が肝におけるアセトアミノフェンのグルクロン酸抱合を促進すると考えられる.
セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがあるので,本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること.この食品は薬物代謝酵素を誘導し,本剤の代謝を促進すると考えられる.

副作用

副作用等発現状況の概要

承認時及び承認後の安全性解析対象合計665例中の副作用発生症例は42例(6.32%)で,消化器系の症状(悪心・嘔吐,食欲不振等)が主であった.
なお,自発報告のみで報告された副作用は頻度不明とした.

重大な副作用

血栓症(0.1〜0.2%未満)
血栓症(四肢,肺,心,脳,網膜等)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,下肢の急激な疼痛・腫脹,突然の息切れ,胸痛,激しい頭痛,四肢の脱力・麻痺,構語障害,急性視力障害等の症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと.

その他の副作用

1
肝 臓注1)
0.1〜5%未満
肝機能の異常
肝 臓注1)
頻度不明
黄疸等
子 宮
0.1〜5%未満
不正出血(破綻出血,点状出血)
子 宮
頻度不明
経血量の変化,帯下の増加等
乳 房
0.1〜5%未満
乳房緊満感
乳 房
頻度不明
乳房痛等
過敏症注2)
頻度不明
発疹等
電解質代謝注1)
0.1〜5%未満
浮腫,体重増加
循環器
頻度不明
動悸,血圧上昇等
消化器
0.1〜5%未満
悪心・嘔吐,食欲不振,胃痛等
消化器
頻度不明
下痢,腹痛,便秘,口内炎,口渇等
精神神経系
0.1〜5%未満
頭痛,眠気,けん怠感
精神神経系
頻度不明
めまい,神経過敏等
皮 膚
0.1〜5%未満
瘡等
皮 膚
頻度不明
色素沈着注3)
その他
0.1〜5%未満
熱感,腰痛,肩こり,冷感
その他
頻度不明
コンタクトレンズがうまく調節されない等
注1)投与を中止するなど適切な処置を行うこと.
注2)投与を中止すること.
注3)長時間,太陽光をあびないよう注意すること.

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので,妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと.
母乳の量的質的低下が起こることがある.また,母乳中へ移行することが報告されているので,授乳中の女性には慎重に投与すること.

小児等への投与

骨端の早期閉鎖をきたすおそれがあるので,骨成長が終了していない可能性がある患者には観察を十分に行い慎重に投与すること.

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている).

その他の注意

黄体・卵胞ホルモン剤の使用と先天異常児出産との因果関係はいまだ確立されたものではないが,心臓・四肢等の先天異常児を出産した母親では対照群に比して妊娠初期に黄体又は黄体・卵胞ホルモン剤を使用していた率に有意差があるとする疫学調査の結果が報告されている.
外国での疫学調査の結果,類薬(経口避妊薬)の服用により乳癌及び子宮頸癌になる可能性が高くなるとの報告がある.
黄体・卵胞ホルモン配合剤の長期服用により肝腫瘍が発生したとの報告がある.また,腫瘍の破裂により腹腔内出血を起こす可能性がある.
卵胞ホルモン剤を妊娠動物に投与した場合,児の成長後腟上皮及び子宮内膜の癌性変性を示唆する結果が報告されている.また,新生児に投与した場合,児の成長後腟上皮の癌性変性を認めたとの報告がある.

薬物動態

健康成人女性に14C標識ノルゲストレル4mgを経口投与すると血中濃度は3時間後に最高に達し,24時間後にはほぼ半減した.また総投与量の95%が糞尿中より排泄され,尿中排泄量は総排泄量の64%であった(外国データ)1)
健康成人男性に3H標識エチニルエストラジオール30μgを経口投与すると血中濃度は2〜4時間後に最高に達した.また総投与量の95%が糞尿中より排泄され,尿中排泄量は総排泄量の42.7%であった(外国データ)1)

臨床成績

国内での二重盲検比較試験を含めた臨床試験において,機能性子宮出血に対する有効率は70.4%(152/216例)を示した2)

薬効薬理

1
健康成人女性の月経延長テストで,ノルゲストレルの黄体ホルモン作用は酢酸ノルエチステロンの2.5倍,ノルエチノドレルの5倍,酢酸メゲステロールの2.5倍である(外国データ)3)
健康成人女性の月経延長テストで,ノルゲストレルは卵胞ホルモンを配合することにより黄体ホルモン作用が増強される(外国データ)3)
去勢マウスの腟スメアテストで,ノルゲストレルの抗エストロゲン作用はノルエチステロンの10倍である4)
去勢ラットを用いた試験で,ノルゲストレルの男性ホルモン作用は同一黄体ホルモン作用量で,ノルエチステロンの1/18である4)

有効成分に関する理化学的知見

一般名
ノルゲストレル
Norgestrel[JAN]
化学名
13-Ethyl-17-hydroxy-18,19-dinor-17α-pregn-4-en-20-yn-3-one
分子式
C21H28O2
化学構造式
分子量
312.45
融 点
206〜212℃
性 状
白色の結晶又は結晶性の粉末である.
テトラヒドロフラン又はクロロホルムにやや溶けやすく,エタノール(95)にやや溶けにくく,ジエチルエーテルに溶けにくく,水にほとんど溶けない.

一般名
エチニルエストラジオール
Ethinylestradiol[JAN]
化学名
19-Nor-17α-pregna-1,3,5(10)-triene-20-yne-3,17-diol
分子式
C20H24O2
化学構造式
分子量
296.40
融 点
180〜186℃又は142〜146℃
性 状
白色〜微黄色の結晶又は結晶性の粉末で,においはない.
ピリジン又はテトラヒドロフランに溶けやすく,エタノール(95)又はジエチルエーテルにやや溶けやすく,水にほとんど溶けない.水酸化ナトリウム試液に溶ける.

包装

プラノバール配合錠:210錠(21錠×10)
プラノバール配合錠:2,100錠(21錠×100)

主要文献及び文献請求先

主要文献

1
Kolb, K. H. et al.:未発表
2
古谷 博 他:臨床評価,6:15,1978
3
Swyer, G. I. M. et al.:J. Reprod. Fertil.,(Suppl. 5):63,1968
4
Edgren, R. A. et al.:Steroid,2:319,1963

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

あすか製薬株式会社 くすり相談室
〒108-8532 東京都港区芝浦二丁目5番1号
TEL 0120-848-339
FAX 03-5484-8358

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
あすか製薬株式会社
東京都港区芝浦二丁目5番1号
販売
武田薬品工業株式会社
大阪市中央区道修町四丁目1番1号

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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