1
Kamimura, M. et al.:Prog. Neuro-Psychopharmacol. & Biol. Psychiat. 1994;18(6):1015-1026
2
仁保 健 他:日本薬理学雑誌. 1986;88(4):309-320
3
溝田雅洋 他:日本薬理学雑誌. 1986;88(6):457-466
4
田辺恭子 他:米子医学雑誌. 1985;36(3-4):225-233
四環系抗うつ剤
1錠 10.5円
有効成分 | 1錠中 セチプチリンマレイン酸塩 1mg |
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添加剤 | 乳糖水和物、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウム |
識別コード | MO130 |
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性状 | 白色の素錠 |
外形(mm) | |
重量(mg) | 90 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤 セレギリン塩酸塩 エフピー ラサギリンメシル酸塩 アジレクト サフィナミドメシル酸塩 エクフィナ | 発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等があらわれるおそれがある。MAO阻害剤の投与を受けた患者にセチプチリンマレイン酸塩を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また、セチプチリンマレイン酸塩からMAO阻害剤に切り替えるときは、2~3日間の間隔をおくことが望ましい。 | 三環系抗うつ剤では、MAO阻害剤による抗うつ剤の代謝阻害及び抗うつ剤のモノアミン取込み阻害作用によるアドレナリン受容体感受性の増大等によりこれらの症状が発現すると考えられている。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
中枢神経抑制剤 フェノチアジン誘導体 バルビツール酸誘導体 等 | 眠気、脱力感、倦怠感、ふらつき等があらわれやすい。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強する。 |
アルコール | 眠気、脱力感、倦怠感、ふらつき等があらわれやすい。 | アルコールは中枢神経抑制作用を有する。 |
降圧剤 クロニジン塩酸塩 グアンファシン塩酸塩 グアナベンズ酢酸塩 等 | 降圧作用を減弱することがある。 | セチプチリンマレイン酸塩はα2-アドレナリン受容体遮断作用を有するため、α2-アドレナリン受容体に作用して降圧作用を示す薬剤と拮抗し、作用を減弱することがある。 |
0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
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循環器 | 血圧降下 | 心悸亢進、頻脈等 | |
精神神経系 | 眠気、めまい・ふらつき・立ちくらみ、倦怠感・脱力感、頭痛・頭重、不眠、不安・焦躁、構音障害、視調節障害、振戦、躁転 | 運動失調、苦悶、アカシジア、せん妄、幻覚等 | 興奮 |
過敏症 | 発疹等 | ||
血液 | 白血球減少 | 血小板減少、貧血等 | |
消化器 | 口渇、便秘、悪心・嘔吐、食欲不振、下痢等 | ||
肝臓 | AST・ALT・γ-GTP・Al-Pの上昇等 | ||
その他 | 排尿障害、浮腫 |