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インドメタシンクリーム1%「サワイ」

経皮鎮痛消炎剤

1g 2.1円

添付文書番号

2649719N1114_1_05

企業コード

300119

作成又は改訂年月

2023年12月改訂
(第1版)

日本標準商品分類番号

872649

薬効分類名

経皮鎮痛消炎剤

承認等

販売名

インドメタシンクリーム1%「サワイ」

販売名コード

2649719N1114

販売名英字表記

INDOMETACIN Cream [SAWAI]

販売名ひらがな

いんどめたしんくりーむ

承認番号等

承認番号
22000AMX00747000

販売開始年月

1988年7月

貯法、有効期間

貯法
室温保存
有効期間
3年

一般的名称

インドメタシン

禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 本剤又は他のインドメタシン製剤に対して過敏症の既往歴のある患者
  2. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
    〔重症喘息発作を誘発するおそれがある。〕

組成・性状

組成

インドメタシンクリーム1%「サワイ」
有効成分
日局インドメタシン  10mg
添加剤
アジピン酸ジイソプロピル、エデト酸Na、カルボキシビニルポリマー、チオ硫酸Na、トリイソプロパノールアミン、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸メチル、プロピレングリコール、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ミリスチン酸イソプロピル、l-メントール、モノステアリン酸ソルビタン、ラウロマクロゴール

製剤の性状

インドメタシンクリーム1%「サワイ」
剤形クリーム剤
識別コードSW-IDC(チューブに表示)
性状
白色~帯黄白色
わずかに芳香がある

効能又は効果

下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛

用法及び用量

症状により、適量を1日数回患部に塗擦する。

重要な基本的注意

  1. 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
  2. 慢性疾患(変形性関節症等)に対して用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮すること。

特定の背景を有する患者に関する注意

合併症・既往歴等のある患者

  1. 気管支喘息のある患者(アスピリン喘息又はその既往歴のある患者は除く)
    重症喘息発作を誘発するおそれがある。
  2. 皮膚感染症のある患者
    感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に使用すること。皮膚の感染症を不顕性化するおそれがある。

妊婦

治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。大量又は広範囲にわたる長期間の投与をさけること。他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。また、シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

0.1%未満
皮膚
発疹、そう痒、発赤、ヒリヒリ感、乾燥感、腫脹、熱感
注)発現頻度は、市販後調査の結果を含む。

適用上の注意

薬剤使用時の注意
眼及び粘膜に使用しないこと。

薬効薬理

作用機序
プロスタグランジンの合成阻害作用に基づくとされている。各種の動物実験モデルで鎮痛・抗炎症作用を示し、その作用は局所性に塗布部位で発揮される,
生物学的同等性試験
インドメタシンクリーム1%「サワイ」とインテバンクリーム1%について、カラゲニン足浮腫抑制試験(ラット)および肉芽増殖抑制試験(ラット)により抗炎症作用を、炎症足圧痛抑制試験(ラット)により鎮痛作用を比較検討した。その結果、両剤とも無塗布群および基剤塗布群に比して有意な抑制作用を示し、両剤間に有意な差は認められず、両剤は同等の薬理効果を有すると判断された。

有効成分に関する理化学的知見

一般的名称
インドメタシン(Indometacin)
化学名
[1-(4-Chlorobenzoyl)-5-methoxy-2-methyl-1H-indol-3-yl]acetic acid
分子式
C19H16ClNO4
分子量
357.79
性状
白色~淡黄色の微細な結晶性の粉末である。メタノール、エタノール(95)又はジエチルエーテルにやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。水酸化ナトリウム試液に溶ける。光によって着色する。
化学構造式
融点
155~162℃

包装

チューブ:25g×50

主要文献

1
第十八改正日本薬局方解説書, 廣川書店, 2021;C-796-801
2
青野俊二他:基礎と臨床, 1984;18(5):2066-2070
3
社内資料:生物学的同等性試験

文献請求先及び問い合わせ先

沢井製薬株式会社 医薬品情報センター
〒532-0003 大阪市淀川区宮原5丁目2-30
TEL:0120-381-999 FAX:06-7708-8966

製造販売業者等

製造販売元
沢井製薬株式会社
大阪市淀川区宮原5丁目2-30

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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