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シロドシン錠2mg「YD」

選択的α1A遮断薬、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬

1錠 12.5円

作成又は改訂年月

2019年6月作成
(第1版)

日本標準商品分類番号

87259

薬効分類名

選択的α1A遮断薬
前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬

承認等

販売名

シロドシン錠2mg「YD」

販売名コード

2590010F1082

承認・許可番号

23100AMX00184
SILODOSIN TABLETS

薬価基準収載年月

2019年6月

販売開始年月

2019年6月

貯法・使用期限等

貯法:
室温保存、遮光保存、気密容器
使用期限:
外箱に表示の使用期限内に使用すること。

基準名

日本薬局方
シロドシン錠

規制区分

劇薬、処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

1錠中、シロドシン2mgを含有する。
添加物として、D-マンニトール、トウモロコシデンプン、アルファー化デンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、黄色5号、ヒプロメロース、マクロゴール、タルク、酸化Mg、カルナウバロウを含有する。

性状

淡赤白色のフィルムコーティング錠である。
外形
外形
外形
側面
直径(mm)
約6.7
厚さ(mm)
約3.1
重量(mg)
110
識別コード(PTP)
YD568

販売名

シロドシン錠4mg「YD」

販売名コード

2590010F2089

承認・許可番号

23100AMX00185
SILODOSIN TABLETS

薬価基準収載年月

2019年6月

販売開始年月

2019年6月

貯法・使用期限等

貯法:
室温保存、遮光保存、気密容器
使用期限:
外箱に表示の使用期限内に使用すること。

基準名

日本薬局方
シロドシン錠

規制区分

劇薬、処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

1錠中、シロドシン4mgを含有する。
添加物として、D-マンニトール、トウモロコシデンプン、アルファー化デンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、黄色5号、ヒプロメロース、マクロゴール、タルク、酸化Mg、カルナウバロウを含有する。

性状

淡赤白色の割線入りフィルムコーティング錠である。
外形
外形
外形
側面
直径(mm)
長径:約11.3
短径:約6.2
厚さ(mm)
約3.7
重量(mg)
217
識別コード(PTP)
YD569

一般的名称

シロドシン錠

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

効能・効果に関連する使用上の注意

本剤は副作用の発現率が高く、特徴的な副作用として射精障害が高頻度に認められているため、本剤の使用にあたっては、本剤のリスクを十分に検討の上、患者に対しては副作用の説明を十分に行った上で使用すること。(「重要な基本的注意」及び「副作用」の項参照)

効能又は効果/用法及び用量

前立腺肥大症に伴う排尿障害
通常、成人にはシロドシンとして1回4mgを1日2回朝夕食後に経口投与する。なお、症状に応じて適宜減量する。

用法・用量に関連する使用上の注意

肝機能障害のある患者ではシロドシンの血漿中濃度が上昇する可能性があり、また、腎機能障害のある患者においては、シロドシンの血漿中濃度が上昇することが報告されているため、患者の状態を観察しながら低用量(1回2mg)から投与を開始するなどを考慮すること。

使用上の注意

慎重投与

起立性低血圧のある患者
[症状が悪化するおそれがある。]
肝機能障害のある患者
[血漿中濃度が上昇するおそれがある。(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)]
腎機能障害のある患者
[血漿中濃度が上昇することが報告されている。(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)]
ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤を服用している患者(「相互作用」の項参照)

重要な基本的注意

射精障害(逆行性射精等)が認められているので、本剤の投与にあたっては射精障害に関する説明を十分に行い、患者の理解を得た上で使用すること。(「副作用」の項参照)
起立性低血圧があらわれることがあるので、体位変換による血圧変化に注意すること。
めまいなどがあらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う作業に従事する場合には注意させること。
本剤投与開始時に降圧剤投与の有無について問診を行い、降圧剤が投与されている場合には血圧変化に注意し、血圧低下がみられたときには、減量又は中止するなど適切な処置を行うこと。
本剤による治療は原因療法ではなく、対症療法であることに留意し、本剤投与により期待する効果が得られない場合は、手術療法など、他の適切な処置を考慮すること。

相互作用

相互作用の概略

シロドシンは主としてチトクロームP450 3A4(CYP3A4)、UDP-グルクロン酸転移酵素、アルコール脱水素酵素及びアルデヒド脱水素酵素により代謝される。
CYP3A4活性を強力に阻害する薬剤との併用により、シロドシンの代謝が阻害され、血漿中濃度が上昇する可能性がある。

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
降圧剤起立性低血圧があらわれることがあるので、減量するなど注意すること。降圧剤服用中の患者は起立時の血圧調節力が低下している場合がある。
アゾール系抗真菌剤
イトラコナゾール等
強力にCYP3A4を阻害するケトコナゾール(経口剤:国内未発売)との併用によりシロドシンの血漿中濃度の上昇が認められている。
アゾール系抗真菌剤との併用により、シロドシンの血漿中濃度が上昇するおそれがあるので、減量するなど注意すること。
アゾール系抗真菌剤はCYP3A4を阻害することから、これらの薬剤との併用時には、シロドシンの血漿中濃度が上昇するおそれがある。
ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤
シルデナフィルクエン酸塩
バルデナフィル塩酸塩水和物等
併用により症候性低血圧があらわれるとの報告がある。本剤はα遮断作用を有するため、併用によりこれらの血管拡張作用による降圧作用を増強するおそれがある。

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

失神・意識喪失(頻度不明)
血圧低下に伴う一過性の意識喪失等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

下記の副作用があらわれることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
泌尿・生殖器
頻度不明
射精障害(逆行性射精等)、インポテンス、尿失禁
消化器
頻度不明
口渇、胃不快感、下痢、軟便、便秘、口内炎、嘔吐、嘔気、食欲不振、胃痛、腹痛、腹部膨満感、上腹部異和感、下腹部痛、胃潰瘍、胃炎、萎縮性胃炎、胸やけ、胃もたれ感、十二指腸潰瘍、放屁増加、排便回数増加、残便感、肛門不快感
精神神経系
頻度不明
めまい、立ちくらみ、ふらつき、頭痛、肩こり、頭がボーとする感じ、眠気、性欲減退、頭重感、しびれ
呼吸器
頻度不明
鼻出血、鼻閉、鼻汁、咳
循環器
頻度不明
心房細動、動悸、頻脈、不整脈、上室性期外収縮、起立性低血圧、血圧低下、血圧上昇
過敏症
頻度不明
発疹、皮疹、湿疹、蕁麻疹、そう痒感、顔面腫脹、眼瞼浮腫、口唇腫脹、舌腫脹、咽頭浮腫
頻度不明
眼の充血、目のかゆみ、結膜出血、かすみ目、術中虹彩緊張低下症候群(IFIS)
肝臓
頻度不明
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇、Al-P上昇、LDH上昇
腎臓
頻度不明
BUN上昇、クレアチニン上昇
血液
頻度不明
白血球数減少、赤血球数減少、血色素量減少、ヘマトクリット値減少、白血球数増多、血小板数減少
その他
頻度不明
トリグリセリド上昇、倦怠感、CRP上昇、総コレステロール上昇、尿糖上昇、尿沈渣上昇、顔のほてり、耳鳴、苦味、胸痛、腰痛、下肢脱力感、発汗、ほてり、気分不良、血清カリウム値上昇、総蛋白低下、前立腺特異抗原増加、尿酸上昇、尿蛋白上昇、浮腫、女性化乳房

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しており、肝機能又は腎機能が低下している場合は低用量(1回2mg)から投与を開始するなど、患者の状態を十分に観察しながら投与すること。(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

その他の注意

α1遮断薬を服用中又は過去に服用経験のある患者において、α1遮断作用によると考えられる術中虹彩緊張低下症候群(Intraoperative Floppy Iris Syndrome)があらわれるとの報告がある。
マウスでの104週間投与試験において、20mg/kg/日以上の投与群で精嚢腺拡張の頻度の上昇が認められたとの報告がある。
ラットでの受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験において、200mg/kg/日以上の投与群で精細管に精子細胞の脱落が、600mg/kg/日投与群で精細管の萎縮・変性、精子生存率及び精子数の減少が認められたとの報告がある。

薬物動態

シロドシン錠2mg「YD」
生物学的同等性試験
シロドシン錠2mg「YD」は「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン(平成24年2月29日薬食審査発0229第10号)」に基づき、シロドシン錠4mg「YD」を標準製剤としたとき、溶出挙動が等しく、生物学的に同等とみなされた。1)
溶出挙動
シロドシン錠2mg「YD」は、日本薬局方医薬品各条に定められたシロドシン錠の溶出規格に適合していることが確認されている。
シロドシン錠4mg「YD」
生物学的同等性試験
シロドシン錠4mg「YD」と標準製剤をクロスオーバー法によりそれぞれ1錠(シロドシンとして4mg)、健康成人男子27名に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)〜log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。2)
溶出挙動
シロドシン錠4mg「YD」は、日本薬局方医薬品各条に定められたシロドシン錠の溶出規格に適合していることが確認されている。

薬物動態の表

シロドシン錠4mg「YD」
 判定パラメータ判定パラメータ参考パラメータ参考パラメータ
 AUC0-24
(ng・hr/mL)
Cmax
(ng/mL)
Tmax
(hr)
t1/2
(hr)
シロドシン錠4mg「YD」140.6±61.732.22±15.761.3±1.34.9±0.8
標準製剤(錠剤、4mg)128.2±51.829.96±16.400.9±0.95.7±2.0
(平均値±標準偏差、n=27)
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

薬効薬理

シロドシンはアドレナリンα1受容体の選択的遮断薬である。α1受容体刺激作用に拮抗するが、尿道平滑筋のα1受容体遮断作用による尿道緊張緩和に基づく排尿困難(前立腺肥大に起因する)の改善作用が臨床的に利用される。3)

有効成分に関する理化学的知見

一般名:シロドシン(Silodosin)
化学名:1-(3-Hydroxypropyl)-5-[(2R)-2-({2-[2-(2,2,2-trifluoroethoxy)phenoxy]ethyl}amino)-propyl]-2,3-dihydro-1H-indole-7-carboxamide
分子式:C2532
分子量:495.53
構造式:
性状:白色〜微黄白色の粉末である。
メタノール又はエタノール(99.5)に溶けやすく、水に極めて溶けにくい。
光によって徐々に黄白色となる。
旋光度〔α〕:−13〜−17°(脱水物に換算したもの0.2g、メタノール、20mL、100mm)。
融点:105〜109℃

取扱い上の注意

シロドシン錠2mg「YD」
安定性試験
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヶ月)の結果、シロドシン錠2mg「YD」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。4)
シロドシン錠4mg「YD」
安定性試験
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヶ月)の結果、シロドシン錠4mg「YD」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。5)

包装

シロドシン錠2mg「YD」
PTP:100錠、500錠
バ ラ:500錠
シロドシン錠4mg「YD」
PTP:100錠、500錠
バ ラ:500錠

主要文献及び文献請求先

主要文献

1
(株)陽進堂社内資料:生物学的同等性試験
2
(株)陽進堂社内資料:生物学的同等性試験
3
日本薬局方解説書、廣川書店
4
(株)陽進堂社内資料:安定性試験
5
(株)陽進堂社内資料:安定性試験

文献請求先

主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。
 
株式会社 陽進堂 お客様相談室
富山県富山市婦中町萩島3697番地8号
0120-647-734

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
株式会社 陽進堂
富山県富山市婦中町萩島3697番地8号

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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