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閲覧履歴

ノボラピッド注フレックスペン

1キット 2351円

作成又は改訂年月

**
2013年11月改訂
(第12版)
*
2011年9月改訂

日本標準商品分類番号

872492

日本標準商品分類番号等

2010年12月
ノボラピッド注 フレックスペン、ノボラピッド注 イノレット

承認等

販売名


ノボラピッド注 フレックスタッチ

販売名コード

2492415G6025

承認・許可番号

22500AMX00848000
NovoRapid FlexTouch

薬価基準収載年月

2013年6月

販売開始年月

2013年9月

貯法・使用期限等

貯法
凍結を避け、2〜8℃に遮光して保存する。
使用期限
外箱及び本体に表示の使用期限内に使用すること

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

インスリン アスパルト(遺伝子組換え)(1筒(3mL))
300単位注1)
 注1)1単位は6nmolに相当。本剤の単位はインスリン アスパルト単位であるが、インスリン アスパルト1単位は、ヒトインスリン(遺伝子組換え)の1国際単位と同等である。
添加物(1筒(3mL))
酸化亜鉛:58.8μg注2)
フェノール:4.5mg
m-クレゾール:5.16mg
濃グリセリン:48mg
リン酸水素二ナトリウム二水和物:3.75mg
塩化ナトリウム:1.74mg
塩酸:適量
水酸化ナトリウム:適量
 注2)亜鉛含量として
識別(注入ボタン)
色:オレンジ
刻み:

性状

剤形・性状注射剤
本剤は無色澄明の液である。
pH7.20〜7.60

販売名


ノボラピッド注 フレックスペン

販売名コード

2492415G1031

承認・許可番号

22000AMX02124000
NovoRapid FlexPen

薬価基準収載年月

2008年12月

販売開始年月

2002年4月

貯法・使用期限等

貯法
凍結を避け、2〜8℃に遮光して保存する。
使用期限
外箱及び本体に表示の使用期限内に使用すること

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

インスリン アスパルト(遺伝子組換え)(1筒(3mL))
300単位注1)
 注1)1単位は6nmolに相当。本剤の単位はインスリン アスパルト単位であるが、インスリン アスパルト1単位は、ヒトインスリン(遺伝子組換え)の1国際単位と同等である。
添加物(1筒(3mL))
酸化亜鉛:58.8μg注2)
フェノール:4.5mg
m-クレゾール:5.16mg
濃グリセリン:48mg
リン酸水素二ナトリウム二水和物:3.75mg
塩化ナトリウム:1.74mg
塩酸:適量
水酸化ナトリウム:適量
 注2)亜鉛含量として
識別(注入ボタン)
色:オレンジ
刻み:

性状

剤形・性状注射剤
本剤は無色澄明の液である。
pH7.20〜7.60

販売名


ノボラピッド注 イノレット

販売名コード

2492415G3026

承認・許可番号

22100AMX00429000
NovoRapid InnoLet

薬価基準収載年月

2009年9月

販売開始年月

2009年9月

貯法・使用期限等

貯法
凍結を避け、2〜8℃に遮光して保存する。
使用期限
外箱及び本体に表示の使用期限内に使用すること

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

インスリン アスパルト(遺伝子組換え)(1筒(3mL))
300単位注1)
 注1)1単位は6nmolに相当。本剤の単位はインスリン アスパルト単位であるが、インスリン アスパルト1単位は、ヒトインスリン(遺伝子組換え)の1国際単位と同等である。
添加物(1筒(3mL))
酸化亜鉛:58.8μg注2)
フェノール:4.5mg
m-クレゾール:5.16mg
濃グリセリン:48mg
リン酸水素二ナトリウム二水和物:3.75mg
塩化ナトリウム:1.74mg
塩酸:適量
水酸化ナトリウム:適量
 注2)亜鉛含量として
識別(注入ボタン)
色:オレンジ
刻み:

性状

剤形・性状注射剤
本剤は無色澄明の液である。
pH7.20〜7.60

一般的名称

インスリン アスパルト(遺伝子組換え)

禁忌

低血糖症状を呈している患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

効能又は効果に関連する使用上の注意

*糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮すること。
糖尿病以外にも耐糖能異常や尿糖陽性を呈する糖尿病類似の病態(腎性糖尿、甲状腺機能異常等)があることに留意すること。

効能又は効果/用法及び用量

インスリン療法が適応となる糖尿病

用法及び用量

本剤は持続型インスリン製剤と併用する超速効型インスリンアナログ製剤である。
通常、成人では、初期は1回2〜20単位を毎食直前に皮下注射する。なお、投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量は通常1日4〜100単位である。

用法及び用量に関連する使用上の注意

本剤は、速効型ヒトインスリン製剤より作用発現が速いため、食直前に投与すること(【薬物動態】の項参照)。
適用にあたっては本剤の作用時間、1mLあたりのインスリン アスパルト含有単位と患者の病状に留意し、その製剤的特徴に適する場合に投与すること。

使用上の注意

慎重投与

インスリン需要の変動が激しい患者
手術、外傷、感染症等の患者
妊婦(「妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)
次に掲げる低血糖を起こしやすい患者又は状態
重篤な肝又は腎機能障害
下垂体機能不全又は副腎機能不全
下痢、嘔吐、軽症胃アトニー等の胃腸障害
飢餓状態、不規則な食事摂取
激しい筋肉運動
過度のアルコール摂取者
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
*血糖降下作用を増強する薬剤との併用(「相互作用」の項参照)
低血糖を起こすと事故につながるおそれがある患者(高所作業、自動車の運転等の作業に従事している患者等)

重要な基本的注意

**インスリン製剤の使用上最も重要なことは、適応の決定と患者教育である。日常の糖尿病治療のためにインスリンを使用する場合、その注射法及び低血糖に対して患者自らも対処できるように十分指導すること。また、皮下からの吸収及び作用の発現時間は、投与部位、血流、体温、運動量等により異なるため、適切な注射法についても患者教育を十分行うこと。さらに、本剤の使用にあたっては、必ず添付の使用説明書を読むよう指導すること。また、すべての器具の安全な廃棄方法についても十分指導すること。
急を要する場合以外は、あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分行ったうえで適用を考慮すること。
低血糖を起こすことがあるので、注意すること。特に、食事を摂取しなかったり、予定外の激しい運動を行った場合、低血糖を引き起こしやすい。低血糖が無処置の状態で続くと低血糖昏睡等を起こし、重篤な転帰(中枢神経系の不可逆的障害、死亡等)をとるおそれがある。また、低血糖に関する注意について、患者及びその家族に十分徹底させること(「副作用」の項参照)。
インスリンの用量が不足した場合、高血糖を起こすことがあるので、注意すること。
高血糖が無処置の状態で続くと悪心、嘔吐、眠気、潮紅、口渇、頻尿、脱水、食欲減退、呼気のアセトン臭、ケトアシドーシス、昏睡等を起こし、重篤な転帰をとるおそれがあるので、適切な処置を行うこと。
食物の吸収の遅延が予測される疾患のある患者や薬物療法中の患者への適用に際しては、本剤の作用発現が速いことを考慮すること。
肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合はインスリン製剤を変更するなど適切な処置を行うこと。
急激な血糖コントロールに伴い、糖尿病網膜症の顕在化又は増悪、眼の屈折異常、治療後神経障害(主として有痛性)があらわれることがあるので注意すること。
他のインスリン製剤から本剤への変更により、インスリン用量の変更が必要になる可能性がある。用量の調整には、初回の投与から数週間あるいは数ヵ月間必要になることがある。

*相互作用

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
糖尿病用薬
 ビグアナイド系薬剤
 スルホニルウレア系薬剤
 速効型インスリン分泌促進剤
 α−グルコシダーゼ阻害剤
 チアゾリジン系薬剤
 DPP-4阻害薬
 GLP-1受容体作動薬 等
血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。血糖降下作用が増強される。
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。インスリン分泌促進、糖新生抑制作用による血糖降下作用を有する。
三環系抗うつ剤:ノルトリプチリン塩酸塩等血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。機序は不明であるが、インスリン感受性を増強するなどの報告がある。
サリチル酸誘導体:アスピリン、エテンザミド血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。糖に対するβ細胞の感受性の亢進やインスリン利用率の増加等による血糖降下作用を有する。また、末梢で弱いインスリン様作用を有する。
抗腫瘍剤:シクロホスファミド水和物血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。インスリンが結合する抗体の生成を抑制し、その結合部位からインスリンを遊離させる可能性がある。
β-遮断剤:プロプラノロール塩酸塩、アテノロール、ピンドロール血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。アドレナリンによる低血糖からの回復反応を抑制する。また、低血糖に対する交感神経系の症状(振戦、動悸等)をマスクし、低血糖を遷延させる可能性がある。
クマリン系薬剤:ワルファリンカリウム血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。機序不明
クロラムフェニコール血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。機序不明
ベザフィブラート血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。インスリン感受性増強等の作用により、本剤の作用を増強する。
サルファ剤血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。膵臓でのインスリン分泌を増加させることにより、低血糖を起こすと考えられている。腎機能低下、空腹状態の遷延、栄養不良、過量投与が危険因子となる。
シベンゾリンコハク酸塩、ジソピラミド、ピルメノール塩酸塩水和物血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(「副作用」の項参照)。インスリン分泌作用を認めたとの報告がある。
チアジド系利尿剤:トリクロルメチアジド、シクロペンチアジド血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
カリウム喪失が関与すると考えられている。カリウム欠乏時には、血糖上昇反応に対するβ細胞のインスリン分泌能が低下する可能性がある。
副腎皮質ステロイド:プレドニゾロン、トリアムシノロン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
糖新生亢進、筋肉組織・脂肪組織からのアミノ酸や脂肪酸の遊離促進、末梢組織でのインスリン感受性低下等による血糖上昇作用を有する。
ACTH:テトラコサクチド酢酸塩血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
副腎皮質刺激作用により糖質コルチコイドの分泌が増加する。糖質コルチコイドは、糖新生亢進、筋肉組織・脂肪組織からのアミノ酸や脂肪酸の遊離促進、末梢組織でのインスリン感受性低下等による血糖上昇作用を有する。
アドレナリン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
糖新生亢進、末梢での糖利用抑制、インスリン分泌抑制による血糖上昇作用を有する。
グルカゴン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
糖新生亢進、肝グリコーゲン分解促進による血糖上昇作用を有する。
甲状腺ホルモン:レボチロキシンナトリウム水和物、乾燥甲状腺血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
糖新生亢進、肝グリコーゲン分解促進による血糖上昇作用を有する。
成長ホルモン:ソマトロピン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
抗インスリン様作用による血糖上昇作用を有する。
卵胞ホルモン:エチニルエストラジオール、結合型エストロゲン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
末梢組織でインスリンの作用に拮抗する。
経口避妊薬血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
末梢組織でインスリンの作用に拮抗する。
ニコチン酸血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
末梢組織でのインスリン感受性を低下させるため耐糖能障害を起こす。
濃グリセリン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
代謝されて糖になるため、血糖値が上昇する。
イソニアジド血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
炭水化物代謝を阻害することによる血糖上昇作用を有する。
ダナゾール血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
インスリン抵抗性を増強するおそれがある。
フェニトイン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある(「重要な基本的注意」の項参照)。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
インスリン分泌抑制作用を有する。
蛋白同化ステロイド:メスタノロン血糖降下作用の増強による低血糖症状(「副作用」の項参照)、又は減弱による高血糖症状(「重要な基本的注意」の項参照)があらわれることがある。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
機序不明
**ソマトスタチンアナログ製剤:オクトレオチド酢酸塩、ランレオチド酢酸塩血糖降下作用の増強による低血糖症状(「副作用」の項参照)、又は減弱による高血糖症状(「重要な基本的注意」の項参照)があらわれることがある。
併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
インスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等互いに拮抗的に調節作用をもつホルモン間のバランスが変化することがある。

副作用

副作用等発現状況の概要

国内で実施した臨床試験において、総症例178例中、本剤との関連性が疑われる副作用(臨床検査値異常を含む)が78例573件(発現症例率43.8%)認められた。このうち主なものは低血糖で、61例417件(発現症例率34.3%)であった(承認時)。
製造販売後調査において、総症例2030例中、本剤との関連性が疑われる副作用(臨床検査値異常を含む)が616例3039件(発現症例率30.3%)認められた。主なものは低血糖症578例(28.5%)、低血糖昏睡23例(1.13%)、低血糖痙攣6例(0.27%)であった(再審査終了時)。

重大な副作用

低血糖
低血糖(脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害(意識混濁、昏睡)等)があらわれることがある。
なお、徐々に進行する低血糖では、精神障害、意識障害等が主である場合があるので注意すること。また、長期にわたる糖尿病、糖尿病性神経障害、β-遮断剤投与あるいは強化インスリン療法が行われている場合では、低血糖の初期の自覚症状(冷汗、振戦等)が通常と異なる場合や、自覚症状があらわれないまま、低血糖あるいは低血糖性昏睡に陥ることがある。
低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を経口摂取し、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を経口摂取すること。
経口摂取が不可能な場合はブドウ糖を静脈内に投与するか、グルカゴンを筋肉内又は静脈内投与すること。
低血糖は臨床的にいったん回復したと思われる場合にも後で再発することがあるので、経過観察を継続して行うことが必要である。
アナフィラキシーショック、血管神経性浮腫
アナフィラキシーショック(頻度不明)(呼吸困難、血圧低下、頻脈、発汗、全身の発疹等)、血管神経性浮腫(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

過敏症
頻度不明
血圧降下、蕁麻疹
過敏症
0.1%未満
アレルギー、発疹、そう痒感
肝臓
0.1%未満
肝機能障害
消化器
頻度不明
嘔吐
消化器
0.1%未満
食欲不振、嘔気、腹痛
神経系
頻度不明
治療後神経障害(主に有痛性)
頻度不明
屈折異常、白内障
0.1%未満
糖尿病網膜症の顕在化又は増悪
注射部位
頻度不明
注射部位反応(疼痛、発赤、腫脹、硬結、発疹、そう痒感等)、リポディストロフィー(皮下脂肪の萎縮・肥厚等)
呼吸器系
0.1%未満
呼吸困難
血液
頻度不明
血小板減少
その他
頻度不明
発熱、頭痛、浮腫
その他
0.1〜5%未満
倦怠感、多汗、めまい、振戦
その他
0.1%未満
空腹感、体重増加

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下していることが多く、低血糖が起こりやすいので、用量に留意し、定期的に検査を行うなど慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

本剤の妊婦への使用経験は少ない。
妊娠した場合、あるいは妊娠が予測される場合には医師に知らせるよう指導すること。妊娠中、周産期、授乳期等にはインスリンの需要量が変化しやすいため、用量に留意し、定期的に検査を行い投与量を調整すること。通常インスリン需要量は、妊娠初期は減少し、中期及び後期は増加する。

小児等への投与

成長及び活動性に応じてインスリンの需要量が変化するので、定期的に検査を行うなどして投与すること。

過量投与

徴候・症状
低血糖が起こることがある(「重要な基本的注意」の項3及び「副作用」の項参照)。
処置
低血糖の起こる時間はインスリンの種類、量等により異なるため、低血糖が発現しやすい時間帯に特に経過を観察し、適切な処置を行うこと(「副作用」の項参照)。

適用上の注意

**保存時
使用中は冷蔵庫に入れず、室温に保管し、4週間以内に使用すること。
投与経路
静脈内に投与しないこと。ただし、皮下注射したとき、まれに注射針が血管内に入り、注射後直ちに低血糖があらわれることがあるので注意すること。
投与部位
皮下注射は、上腕、大腿、腹部、臀部等に行う。投与部位により吸収速度が異なるので部位を決め、その中で注射場所を毎回変えること。前回の注射場所より2〜3cm離して注射すること。
**その他
本剤はJIS T 3226-2に準拠したA型専用注射針を用いて使用すること。
[本剤はA型専用注射針との適合性の確認をペンニードルで行っている。]
本剤とA型専用注射針との装着時に液漏れ等の不具合が認められた場合には、新しい注射針に取り替える等の処置方法を患者に十分指導すること。
インスリンカートリッジにインスリン製剤を補充してはならない。
インスリンカートリッジの内壁に付着物がみられたり、液中に塊や薄片がみられることがある。また、使用中に液が変色することがある。これらのような場合は使用しないこと。
インスリンカートリッジにひびが入っている場合は使用しないこと。
1本のフレックスタッチ、フレックスペン及びイノレットを複数の患者に使用しないこと。

その他の注意

インスリン又は経口血糖降下剤の投与中にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより、低血糖が起こりやすいとの報告がある1)
*ピオグリタゾンと併用した場合、浮腫が多く報告されている。併用する場合には、浮腫及び心不全の徴候を十分観察しながら投与すること。

薬物動態

健康成人男子12例にノボラピッド注又は速効型ヒトインスリン0.05単位/kgを皮下注射したときの外因性血中インスリン濃度(ΔIRI;ノボラピッド注投与時はインスリン アスパルト濃度に相当)の薬物動態パラメータ及びΔ血糖値(投与前値からの血糖降下量)の薬力学的パラメータを示す。
皮下注射後の血中濃度2)
ノボラピッド注投与後のΔIRIのCmaxは速効型ヒトインスリン投与後の約2倍であり、Tmaxは約1/2であった。
(表1参照)
皮下注射後の血糖値3)
ノボラピッド注の投与により、速やかな血糖降下作用が認められ、最大血糖降下量(Δ血糖値のCmax)は速効型ヒトインスリンに比較して大きいことが示された。
(表2,表3参照)

薬物動態の表

表1:外因性血中インスリン濃度の薬物動態パラメータ
投与量
(0.05単位/kg)
nCmax
(μU/mL)
Tmax
(min)
AUC
(μU・min/mL)
ノボラピッド注1230.9±9.239.2±18.83164±515
速効型ヒトインスリン1213.3±4.199.2±53.82941±530
(平均±SD)
表2:Δ血糖値の薬力学的パラメータ
投与量
(0.05単位/kg)
nCmax
(mg/dL)
Tmax
(min)
AUC
(mg・min/dL)
ノボラピッド注1229.6±12.169.6±22.22897±1073
速効型ヒトインスリン1217.3±9.3124.2±53.72552±1654
(平均±SD)
表3:血糖降下作用のおよその目安
作用発現時間最大作用発現時間作用持続時間
10〜20分1〜3時間3〜5時間

臨床成績

国内試験4)
Basal-Bolus療法を実施中のインスリン依存型糖尿病患者を対象とした比較試験(ノボラピッド注群:143例、速効型ヒトインスリン群:62例)において、ノボラピッド注の24週間の食直前投与によりHbA1cは投与開始時7.91%、投与終了時7.76%と低下が認められたが、速効型ヒトインスリン群(以下対照群)ではそれぞれ7.97%及び8.00%とほぼ同様の値を示した。HbA1cの変化量(投与終了時−投与開始時)を両群で比較した結果、本剤の対照群に対する非劣性が示された。また、食後90分血糖値の変化量については、本剤投与群では対照群に比較して有意な低下が認められた(本剤投与群:投与開始時205mg/dL、投与終了時156mg/dL)。インスリン投与量の変化量(投与終了時−前治療期)は、本剤投与群で高値を示したが、投与量の増加により低血糖症状の発現が増加することはなく、速効型ヒトインスリンで得られた血糖コントロールが維持された。抗体産生については、特記すべき変動は認められなかった。
海外試験5) 6)
1型糖尿病患者を対象に、Basal-Bolus療法においてノボラピッド注を毎食直前に6ヵ月間あるいは12ヵ月間皮下注射した比較試験(ノボラピッド注投与計1,303例)において、ノボラピッド注の投与によりHbA1cの改善が認められ、良好な血糖コントロールが得られた。また、低血糖発現リスクは増加することはなく、第三者の処置あるいはグルカゴン又はグルコース投与を要した夜間における低血糖の発現は、速効型ヒトインスリン群より低頻度であった。抗体産生について検討した結果、投与開始後3ヵ月にヒトインスリン-インスリン アスパルト交叉抗体の上昇が認められたが、その後抗体価は減少し、投与開始後12ヵ月にはほぼ前値に復し、抗体の上昇は血糖コントロール及びインスリン投与量に影響を及ぼすことはなかった。

薬効薬理

血糖降下作用
正常ブタに皮下投与したとき、血漿中インスリン濃度は速やかに上昇し7)、同用量のヒトインスリンの投与よりも速やかに血糖降下作用を発現した。
作用機序
インスリン アスパルトは、インスリンB鎖28位のプロリン残基をアスパラギン酸に置換したインスリンアナログであり、二量体形成を阻害する性質を有する。製剤中では亜鉛イオンあるいはフェノール等の作用により弱く結合した六量体を形成しているが、皮下注射後は、体液で希釈されることにより、六量体から急速に二量体、単量体へと解離して速やかに血中に移行し、インスリンレセプターに結合し8) 9) 10)、インスリンで認められる次の作用により短時間で血糖降下作用を発現する。
筋肉・脂肪組織における糖の取込み促進
肝臓における糖新生の抑制
肝臓・筋肉におけるグリコーゲン合成の促進
肝臓における解糖系の促進
脂肪組織における脂肪合成促進

有効成分に関する理化学的知見

一般名
インスリン アスパルト(遺伝子組換え)[命名法:JAN]
Insulin Aspart(Genetical Recombination)[命名法:JAN]
分子式
C256H381N65O79S6
分子量
5825.54
構造式

性状
白色の粉末である。

包装

1筒3mL(100単位/mL)
 ノボラピッド注 フレックスタッチ:2本
 ノボラピッド注 フレックスペン:2本、5本
 ノボラピッド注 イノレット:2本

主要文献及び文献請求先

主要文献

1
Herings,R.M.C.et al.:Lancet, 345, 1195(1995)
2
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Hansen, B.F. et al.:Biochem J, 315, 271(1996)

文献請求先

文献請求先及び問い合わせ先
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。

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〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1
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午前9時〜午後6時

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

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