医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

閲覧履歴

オフロキサシン点眼液0.3%「日医工」

広範囲抗菌点眼剤

1mL 107.4円

添付文書番号

1319722Q1210_1_03

企業コード

530169

作成又は改訂年月

2024年1月改訂
(第1版)

日本標準商品分類番号

871319

薬効分類名

広範囲抗菌点眼剤

承認等

販売名

オフロキサシン点眼液0.3%「日医工」

販売名コード

1319722Q1210

販売名英字表記

Ofloxacin Ophthalmic Solution

販売名ひらがな

おふろきさしんてんがんえき0.3%「にちいこう」

承認番号等

承認番号
22500AMX01246000

販売開始年月

2001年7月

貯法、有効期間

貯法
室温保存
有効期間
3年

規制区分

処方箋医薬品 注1)
注1)注意―医師等の処方箋により使用すること

一般的名称

オフロキサシン点眼液

禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 本剤の成分及びキノロン系抗菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者

組成・性状

組成

オフロキサシン点眼液0.3%「日医工」
有効成分
1mL中
オフロキサシン  3mg
添加剤
等張化剤、pH調節剤

製剤の性状

オフロキサシン点眼液0.3%「日医工」
剤形無菌水性点眼剤
色調微黄色~淡黄色澄明
pH6.0~7.0
浸透圧比0.95~1.15
(生理食塩液に対する比)

効能又は効果

〈適応菌種〉
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、ミクロコッカス属、モラクセラ属、コリネバクテリウム属、クレブシエラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、アクネ菌
〈適応症〉
眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法

用法及び用量

通常、1回1滴、1日3回点眼する。
なお、症状により適宜増減する。

重要な基本的注意

  1. 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
  2. 長期間使用しないこと。

特定の背景を有する患者に関する注意

妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

  1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
    紅斑、発疹、呼吸困難、血圧低下、眼瞼浮腫等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

1%未満
頻度不明
眼刺激、眼痛
びまん性表層角膜炎等の角膜障害、眼瞼炎、結膜炎、眼のそう痒感
皮膚
そう痒、発疹、蕁麻疹

適用上の注意

薬剤交付時の注意
患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。
  • 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
  • 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。

薬物動態

PharmacokineticsEtc

  1. 生物学的同等性試験(動物)
ウサギにおける眼組織内移行を検討し、統計解析を行った結果、オフロキサシン点眼液0.3%「日医工」とタリビッド点眼液0.3%との生物学的同等性が確認された。

薬効薬理

作用機序
抗菌作用は殺菌的でMIC濃度で溶菌が認められた 。
生物学的同等性試験
緑膿菌角膜感染症モデル(ウサギ)において、角膜混濁の抑制効果を検討し、統計解析を行った結果、オフロキサシン点眼液0.3%「日医工」とタリビッド点眼液0.3%との生物学的同等性が確認された。

有効成分に関する理化学的知見

一般的名称
オフロキサシン(Ofloxacin)
化学名
(3RS)-9-Fluoro-3-methyl-10-(4-methylpiperazin-1-yl)-7-oxo-2,3-dihydro-7H-pyrido[1,2,3-de][1,4]benzoxazine-6-carboxylic acid
分子式
C18H20FN3O4
分子量
361.37
性状
帯微黄白色~淡黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
酢酸(100)に溶けやすく、水に溶けにくく、アセトニトリル又はエタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
水酸化ナトリウム試液溶液(1→20)は旋光性を示さない。
光によって変色する。
化学構造式
融点
約265℃(分解)

包装

5mL×10本[プラスチックボトル]

主要文献

1
社内資料:生物学的同等性試験
2
西野武志 他:Chemotherapy. 1984;32(Supp.1):62-83

文献請求先及び問い合わせ先

日医工株式会社 お客様サポートセンター
〒930-8583 富山市総曲輪1丁目6番21
TEL(0120)517-215
FAX(076)442-8948

製造販売業者等

製造販売元
日医工株式会社
富山市総曲輪1丁目6番21

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

MESSAGE

MESSAGE

LABEL