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ブロチゾラムOD錠0.25mg「サワイ」

睡眠導入剤

1錠 9.9円

作成又は改訂年月

**
2017年3月改訂
(第6版)
*
2012年12月改訂

日本標準商品分類番号

871124

薬効分類名

睡眠導入剤

承認等

販売名

*ブロチゾラムOD錠0.25mg「サワイ」

販売名コード

1124009F2076

承認・許可番号

22400AMX00080000
BROTIZOLAM OD

薬価基準収載年月

2012年12月

販売開始年月

2009年5月

貯法・使用期限等

貯法
遮光室温保存
開封後は湿気を避けて保存すること
使用期限
外箱に表示

規制区分

向精神薬
習慣性医薬品
注意−習慣性あり
処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

ブロチゾラムOD錠0.25mg「サワイ」は、1錠中に日局ブロチゾラム0.25mgを含有する。
添加物として、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸Mg、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、D-マンニトール、l-メントール、香料を含有する。

組成及び性状の表

剤形直径(mm)重量(mg)厚さ(mm)性状識別コード外形
割線入り素錠
(口腔内崩壊錠)
8.0約1702.8白色SW LND

一般的名称

ブロチゾラム口腔内崩壊錠

禁忌

急性狭隅角緑内障のある患者〔眼内圧を上昇させるおそれがある。〕
重症筋無力症の患者〔重症筋無力症を悪化させるおそれがある。〕

原則禁忌

肺性心、肺気腫、気管支喘息及び脳血管障害の急性期等で呼吸機能が高度に低下している場合〔炭酸ガスナルコーシスを起こすおそれがある。〕(「重大な副作用」の項参照)

効能又は効果/用法及び用量

不眠症
本剤の用量は、年齢、症状、疾患などを考慮して適宜増減するが、一般に成人には次のように投与する。
1回ブロチゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する。
麻酔前投薬
本剤の用量は、年齢、症状、疾患などを考慮して適宜増減するが、一般に成人には次のように投与する。
手術前夜:1回ブロチゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する。
麻酔前:1回ブロチゾラムとして0.5mgを経口投与する。

用法及び用量に関連する使用上の注意

不眠症には、就寝の直前に服用させること。また、服用して就寝した後、睡眠途中において一時的に起床して仕事等をする可能性があるときは服用させないこと。

使用上の注意

慎重投与

衰弱患者
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
心障害、肝障害、腎障害のある患者〔心障害では症状が悪化、肝・腎障害では代謝・排泄が遅延するおそれがある。〕
脳に器質的障害のある患者〔本剤の作用が増強するおそれがある。〕

重要な基本的注意

本剤の影響が翌朝以後に及び、眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車の運転等の危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
本剤は口腔内で崩壊するが、口腔粘膜からの吸収により効果発現を期待する製剤ではないため、崩壊後は唾液又は水で飲み込むこと。
**連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること。(「重大な副作用」の項参照)

相互作用

本剤は、主として薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される。

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
アルコール
(飲酒)
鎮静作用、倦怠感等が増強されるおそれがあるので、アルコールとの服用は避けさせることが望ましい。本剤とアルコールを併用するとクリアランスの低下及び排泄半減期の延長がみられている。
中枢神経抑制剤
フェノチアジン誘導体
バルビツール酸誘導体
鎮静作用が増強されるおそれがある。本剤との併用により鎮静作用が増強するおそれがある。
CYP3A4阻害剤
イトラコナゾール
ミコナゾール
シメチジン
本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。本剤の代謝酵素であるCYP3A4が、これらの薬剤で阻害される。
モノアミン酸化酵素阻害剤鎮静作用が増強されるおそれがある。本剤との併用により鎮静作用が増強するおそれがある。
CYP3A4誘導剤
リファンピシン等
本剤の血中濃度が低下し、本剤の作用が減弱されるおそれがある。本剤の代謝酵素であるCYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される。

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

(頻度不明)
肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
一過性前向性健忘、もうろう状態:一過性前向性健忘、また、もうろう状態があらわれることがあるので、本剤を投与する場合には少量から開始するなど、慎重に行うこと。なお、十分に覚醒しないまま、車の運転、食事等を行い、その出来事を記憶していないとの報告がある。異常が認められた場合には投与を中止すること。
**依存性:連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与中止により、不眠、不安等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。

重大な副作用(類薬)

呼吸抑制:ベンゾジアゼピン系薬剤の投与により、呼吸抑制があらわれることが報告されているので、このような場合には気道を確保し、換気をはかるなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
精神神経系残眠感・眠気、ふらつき、頭重感、めまい、頭痛、不穏注1)、興奮注1)、気分不快、立ちくらみ、いらいら感、せん妄、振戦、幻覚、悪夢
肝臓AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-P、LDHの上昇
循環器軽度の脈拍数増加
消化器嘔気、悪心、口渇、食欲不振、下痢
過敏症注2)発疹、紅斑
骨格筋だるさ、倦怠感、下肢痙攣
その他発熱、貧血、尿失禁、味覚異常
上記のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
**注1)不穏及び興奮があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する等適切な処置を行うこと。
注2)発現した場合には、投与を中止すること。

高齢者への投与

少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。〔高齢者では運動失調等の副作用が発現しやすい。〕

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、投与しないことが望ましい。〔妊娠中の投与に関し、次のような報告があるなど安全性は確立していない。〕
妊娠中にベンゾジアゼピン系薬剤の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査が報告されている。
ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。
分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせること。〔授乳中の投与に関し、次のような報告があり、また新生児の黄疸を増強する可能性がある。〕
動物実験で乳汁中に移行することが報告されている。
ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことが、ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)で報告されている。

小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。

過量投与

本剤の過量投与が明白又は疑われた場合の処置としてフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与する場合には、使用前にフルマゼニルの使用上の注意(禁忌、慎重投与、相互作用等)を必ず読むこと。

適用上の注意

薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)
服用時
本剤は舌の上にのせ唾液を浸潤させ舌で軽くつぶすことにより、崩壊後唾液のみで服用可能である。
本剤は寝たままの状態では、水なしで服用させないこと。

その他の注意

投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与された患者で、新たに本剤を投与する場合、本剤の鎮静・抗痙攣作用が変化、遅延するおそれがある。
ラットの雄で臨床用量の約40,000倍(200mg/kg/日)を2年間投与した試験において、甲状腺での腫瘍発生頻度が対照群に比べ高いとの報告がある。

薬物動態

生物学的同等性試験
ブロチゾラムOD錠0.25mg「サワイ」と標準製剤を健康成人男子にそれぞれ1錠(ブロチゾラムとして0.25mg)空腹時単回経口投与(クロスオーバー法)し、血漿中ブロチゾラム濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。1)
血漿中濃度ならびにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
各製剤1錠投与時の薬物動態パラメータ
  Cmax(ng/mL)Tmax(hr)T1/2(hr)AUC0-24hr(ng・hr/mL)
水なしブロチゾラムOD錠0.25mg「サワイ」3.84±0.971.2±0.67.2±1.634.28±9.98
水なし標準製剤(錠剤、0.25mg)3.88±1.041.1±0.67.0±1.631.77±7.29
水ありブロチゾラムOD錠0.25mg「サワイ」4.13±1.240.8±0.47.1±1.032.05±9.27
水あり標準製剤(錠剤、0.25mg)3.98±1.110.9±0.57.1±1.132.65±10.73
(Mean±S.D.,n=24)

薬効薬理

ブロチゾラムは、視床下部及び大脳辺縁系においてベンゾジアゼピン受容体に結合し、GABAの受容体への親和性を増大させることにより、GABA作動性ニューロンの抑制作用を増強させる。その結果、催眠、鎮静、抗不安等の中枢神経抑制作用をあらわす。
短時間で作用が発現し、REM睡眠、徐波睡眠への影響は少ない。また、半減期が短く、吸収・排泄が速やかなため、翌日への持ち越し効果が少ない。
催眠作用、抗不安作用及び抗痙攣作用を有するが、筋弛緩作用は少ない。

有効成分に関する理化学的知見

一般名
ブロチゾラム(Brotizolam)
化学名
2-Bromo-4-(2-chlorophenyl)-9-methyl-6H-thieno[3,2-f][1,2,4]triazolo[4,3-a][1,4]diazepine
分子式
C15H10BrClN4S
分子量
393.69
融点
208〜212℃
構造式
性状
ブロチゾラムは白色〜微黄色の結晶性の粉末である。メタノールにやや溶けにくく、アセトニトリル又はエタノール(99.5)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。

取扱い上の注意

・安定性試験
PTP包装(PTPシートをアルミピロー包装)及びバラ包装(ポリエチレン瓶(乾燥剤入り))したものを用いた加速試験(40℃75%RH、6ヶ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。2)

包装

PTP:100錠(10錠×10)、500錠(10錠×50)
バラ:500錠

主要文献及び文献請求先

主要文献

1
陶易王他,診療と新薬,46(3),290(2009).
2
沢井製薬(株)社内資料[安定性試験]

文献請求先

〔主要文献(社内資料を含む)は下記にご請求下さい〕

沢井製薬株式会社 医薬品情報センター
〒532-0003 大阪市淀川区宮原5丁目2-30
TEL:0120-381-999
FAX:06-6394-7355

長期投与医薬品に関する情報

本剤は、厚生労働省告示第97号(平成20年3月19日付)により、投薬量が1回30日分を限度とされています。

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

発売元
沢井製薬株式会社
大阪市淀川区宮原5丁目2-30
製造販売元
メディサ新薬株式会社
大阪市淀川区宮原5丁目2-27

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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