1
森川則文 他:薬剤学. 1990;50:246-255
2
田中千賀子 他:NEW薬理学(改訂第6版). 2011;355-361
3
Wyngaarden J. B., et al.:J. Pharmacol. Exp. Ther. 1949;95:322-327
4
Kelly A. R., et al.:Federation Proceedings. 1948;7:233
5
山村秀夫 他:外科. 1952;14:570-577
全身麻酔剤
1瓶 450円
有効成分 | 1バイアル中 チアミラールナトリウム 500mg |
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添加剤 | 1バイアル中 乾燥炭酸ナトリウム35mg、pH調節剤 |
添付溶解液 | 日局注射用水 20mL |
剤形 | 注射剤 |
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色調 | 淡黄色の結晶、粉末又は塊 |
pH | 10.5~11.5※ |
浸透圧比 | 約0.7※ (生理食塩液に対する比) |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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中枢神経抑制剤 | 呼吸抑制作用、降圧作用、中枢神経抑制作用(鎮静、催眠等)が増強することがある。併用する場合には、用量に注意する。 | 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。 |
血圧降下剤 | 降圧作用、中枢神経抑制作用(鎮静、催眠等)が増強することがある。併用する場合には、用量に注意する。 | 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 中枢神経抑制作用(鎮静、催眠等)が増強することがある。併用する場合には、用量に注意する。 | 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。 |
三環系抗うつ剤 | 降圧作用、中枢神経抑制作用(鎮静、催眠等)が増強することがある。また、三環系抗うつ剤の作用が減弱することがある。併用する場合には、用量に注意する。 | 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。 |
中枢性筋弛緩剤 クロルフェネシンカルバミン酸エステル等 | 中枢神経抑制作用(鎮静、催眠等)が増強することがある。併用する場合には、用量に注意する。 | 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。 |
スルホニル尿素系血糖降下剤 | 中枢神経抑制作用(鎮静、催眠等)が増強することがある。併用する場合には、用量に注意する。 | 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。 |
抗パーキンソン剤 レボドパ等 | 中枢神経抑制作用(鎮静、催眠等)が増強することがある。併用する場合には、用量に注意する。 | 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。 |
ジスルフィラム | 中枢神経抑制作用(鎮静、催眠等)が増強することがある。また、併用により、重篤な低血圧があらわれたとの報告がある。異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う。 | ジスルフィラムは本剤の代謝を阻害する。 |
ドキシサイクリン | ドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがある。 | 本剤は肝の薬物代謝酵素を誘導し、ドキシサイクリンの代謝を促進する。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリンカリウム等 | 抗凝血作用が減弱することがある。頻回にプロトロンビン値の測定を行い、クマリン系抗凝血剤の用量を調節する。 | 本剤は肝の薬物代謝酵素を誘導し、クマリン系抗凝血剤の代謝を促進する。 |
5%以上 | 0.1~5%未満 | 頻度不明 | |
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循環器 | 血圧下降、不整脈 | ||
過敏症 | 皮疹 | ||
覚醒時 | 悪心・嘔吐 | 頭痛、めまい、興奮、顔面潮紅、複視 | 流涙、ふるえ、痙攣、しびれ感、尿閉、倦怠感 |
Vd(L/kg) | t1/2α(min) | t1/2β(h) |
0.24±0.13 | 3.90±2.28 | 1.19±0.42 |