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厚生労働省健康局結核感染症課編:抗微生物薬適正使用の手引き
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社内資料:生物学的同等性試験
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稲松孝思 他:Chemotherapy. 1988;36(S-4):184-190
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第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C6303-6308
酸安定性・持続型マクロライド系抗生剤
1錠 15円
有効成分 | 1錠中 ロキシスロマイシン 150mg(力価) |
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添加剤 | 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、トウモロコシデンプン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ヒプロメロース、プロピレングリコール、酸化チタン、その他3 成分 |
剤形 | フィルムコーティング錠 |
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色調 | 白色 |
外形 | 表面 裏面 側面 |
大きさ | 大きさ(直径) 9.1mm 大きさ(厚さ) 3.9mm |
質量 | 215mg |
本体コード | 723 |
包装コード | 723 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン (クリアミン) ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 | エルゴタミンの作用を増強させ、四肢の虚血を起こすおそれがある。 | 肝薬物代謝酵素が阻害され、エルゴタミンの血中濃度が上昇し、エルゴタミンの末梢血管収縮作用が増強すると考えられる。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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テオフィリン | テオフィリンの血中濃度が上昇し、中毒症状(悪心、嘔吐等)を起こすことがある。 | 肝薬物代謝酵素が阻害され、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。 |
ワルファリンカリウム | ワルファリンの作用を増強させ出血症状を起こすおそれがある。 | 肝薬物代謝酵素が阻害され、ワルファリン血中濃度が上昇すると考えられる。 |
QT延長を起こすことが知られている薬剤 クラスIA抗不整脈薬 キニジン ジソピラミド クラスIII抗不整脈薬 アミオダロン ソタロール 等 | QT延長を起こすおそれがある。 | これらの薬剤との併用により、本剤によるQT延長が助長されるおそれがある。 |
ケイ酸アルミニウム | 本剤の効果が減弱するおそれがある。 | 本剤の消化管からの吸収が阻害されると考えられる。 |
0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
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過敏症 | 発疹等 | 発熱、多形紅斑 | |
精神神経系 | 頭痛、浮動性めまい、舌のしびれ感、しびれ | 眠気、錯乱 | |
血液 | 好酸球増多 | 白血球減少 | |
肝臓 | AST、ALT、Al-P等の上昇 | 胆汁うっ滞等の肝機能障害 | |
消化器 | 胃部不快感、腹痛、下痢、嘔吐等 | 口渇、食欲不振、腹部膨満感 | 胸やけ |
感覚器 | 味覚異常、嗅覚異常、難聴、耳鳴、回転性めまい、視力障害、霧視 | ||
その他 | 浮腫、菌交代症 | 全身倦怠感、脱力感、動悸、関節痛、鼻出血、月経異常 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0→48 (μg・hr/mL) | Cmax (μg/mL) | Tmax (hr) | t1/2 (hr) | |
ロキシスロマイシン錠150mg「日医工」 | 60.4±22.7 | 5.5±1.8 | 1.48±0.83 | 11.6±3.4 |
ルリッド錠150 | 62.1±26.3 | 5.6±2.2 | 1.68±1.08 | 12.4±5.6 |