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フェノール・亜鉛華リニメント「ニッコー」

鎮痒・消炎剤

1g 2.03円

添付文書番号

2649804X1192_3_02

企業コード

530090

作成又は改訂年月

2023年7月改訂
(第1版)

日本標準商品分類番号

872649

薬効分類名

鎮痛・鎮痒・収斂・消炎剤

承認等

販売名

フェノール・亜鉛華リニメント「ニッコー」

販売名コード

2649804X1192

販売名英字表記

PHENOL AND ZINC OXIDE LINIMENT 「NIKKO」

販売名ひらがな

ふぇのーる・あえんかりにめんと「にっこー」

承認番号等

承認番号
16100AMZ01317

販売開始年月

1979年1月

貯法、有効期間

貯法
室温保存
有効期間
3年

基準名

日本薬局方
フェノール・亜鉛華リニメント

一般的名称

フェノール・亜鉛華リニメント

禁忌(次の患者には投与しないこと)

び爛・潰瘍・結痂・損傷皮膚及び粘膜には使用しないこと。[フェノールが吸収され中毒症状を起こすおそれがある。]

組成・性状

組成

フェノール・亜鉛華リニメント「ニッコー」
有効成分
100g中 日局液状フェノール 2.2mL、日局酸化亜鉛 10g
添加剤
グリセリン、トラガント末、カルメロースナトリウム

製剤の性状

フェノール・亜鉛華リニメント「ニッコー」
性状
本品は白色ののり状で、僅かにフェノールのにおいがある。

効能又は効果

皮膚そう痒症、汗疹、じん麻疹、小児ストロフルス、虫さされ

用法及び用量

通常1日1~数回適量を患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
過敏症
過敏症状
皮膚
発疹、刺激感等

適用上の注意

薬剤使用時の注意
  1. 眼には使用しないこと。
  2. 長期間又は広範囲に使用しないこと。

薬効薬理

作用機序
フェノール(2%)の防腐、消毒、鎮痒作用と酸化亜鉛の 収れん作用のほか、皮膚面に塗擦すると水分が蒸発して トラガントの薄膜が残り、皮膚を保護する作用を有する 。

有効成分に関する理化学的知見

19.1 液状フェノール
一般的名称
液状フェノール(Liquefied Phenol)
性状
本品は無色又は僅かに赤色を帯びた液で、特異な においがある。
本品はエタノール(95)、ジエチルエーテル又は グリセリンと混和する。
本品とグリセリンの等容量混液は水と混和する。
本品は光又は空気によって徐々に暗赤色となる。
本品は皮膚を侵して白くする。
比重d2020:約1.065
19.2 酸化亜鉛
一般的名称
酸化亜鉛(Zinc Oxide)
分子式
ZnO
分子量
81.38
性状
本品は白色の無晶性の粉末で、におい及び味はない。
本品は水、エタノール(95)、酢酸(100)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は希塩酸又は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
本品は空気中で徐々に二酸化炭素を吸収する。

包装

500g(ガラス容器)

主要文献

1
第十八改正日本薬局方解説書 C-4635-4636,廣川書店, 2021

文献請求先及び問い合わせ先

日興製薬販売株式会社 製品情報窓口
〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町32番地
電話(03)3254-1831

製造販売業者等

製造販売元
日興製薬株式会社
岐阜県羽島市江吉良町1593
発売元
日興製薬販売株式会社
東京都千代田区神田紺屋町32番地

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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