〈静脈内注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回10~50mgを3~6時間ごとに静脈内注射する。
川崎病の急性期に用いる場合、通常、プレドニゾロンとして1日2mg/kg(最大60mg)を3回に分割静脈内注射する。
〈点滴静脈内注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回20~100mgを1日1~2回点滴静脈内注射する。
〈筋肉内注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回10~50mgを3~6時間ごとに筋肉内注射する。
〈関節腔内注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4~30mgを関節腔内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈軟組織内注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4~30mgを軟組織内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈腱鞘内注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4~30mgを腱鞘内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈滑液嚢内注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4~30mgを滑液嚢内注入する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈脊髄腔内注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回5mgを週2~3回脊髄腔内注入する。
〈胸腔内注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回5~25mgを週1~2回胸腔内注入する。
〈局所皮内注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回0.1~0.4mgずつ4mgまでを週1回局所皮内注射する。
〈卵管腔内注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして2~5mgを卵管腔内注入する。
〈注腸〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして2~30mgを直腸内注入する。
〈結膜下注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2.5~10mgを結膜下注射する。その際の液量は0.2~0.5mLとする。
〈球後注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回5~20mgを球後注射する。その際の液量は0.5~1.0mLとする。
〈点眼〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回1.2~5mg/mL溶液1~2滴を1日3~8回点眼する。
〈ネブライザー〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2~10mgを1日1~3回ネブライザーで投与する。
〈鼻腔内注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2~10mgを1日1~3回鼻腔内注入する。
〈副鼻腔内注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2~10mgを1日1~3回副鼻腔内注入する。
〈鼻甲介内注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4~30mgを鼻甲介内注射する。
〈鼻茸内注射〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4~30mgを鼻茸内注射する。
〈喉頭・気管注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2~10mgを1日1~3回喉頭あるいは気管注入する。
〈中耳腔内注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2~10mgを1日1~3回中耳腔内注入する。
〈耳管内注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2~10mgを1日1~3回耳管内注入する。
〈食道注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2.5~5mgを食道注入する。
〈唾液腺管内注入〉
通常、成人にはプレドニゾロンとして1回1~2mgを唾液腺管内注入する。
なお、上記用量は年齢、症状により適宜増減する。(川崎病の急性期に用いる場合を除く)