1
Sudo K, et al.:Chem Pharm Bull. 1983;31(4):1411-1414
2
須藤賢一 他:薬理と治療. 1985;13(S-5):1137-1147
3
大藪新太郎 他:薬理と治療. 1985;13(S-5):1121-1135
4
Tachizawa H, et al.:Drug Metab Dispos. 1981;9(5):442-448
5
桜井武男 他:薬理と治療. 1985;13(S-5):1111-1120
抗精神病剤
1管 192円
有効成分 | 1アンプル(2mL)中 チミペロン4mg(0.2w/v%) |
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添加剤 | 1アンプル(2mL)中 D-ソルビトール106mg、乳酸2.4mg |
pH | 3.0~4.0 |
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浸透圧比 | 約1(生理食塩液対比) |
性状 | 無色澄明の液 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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アドレナリン (アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く) ボスミン | アドレナリンの作用を反転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
アドレナリン含有歯科麻酔剤 リドカイン・アドレナリン | 重篤な血圧低下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。 |
中枢神経抑制薬 バルビツール酸誘導体等 | 中枢神経抑制作用が増強することがある。 用量を調節する。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。 |
アルコール | 中枢神経抑制作用が増強することがある。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。 |
リチウム | 類似化合物で心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすとの報告がある。 観察を十分に行う。 | 機序は明らかでないが、ブチロフェノン系薬剤は脳内ドパミン受容体とアデニルシクラーゼ活性を遮断し、リチウムもアデニルシクラーゼ活性を抑制して、相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。 |
メトクロプラミド、ドンペリドン | 内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなる。 | 相互に抗ドパミン作用を増強すると考えられている。 |
タンドスピロンクエン酸塩 | 錐体外路症状を増強するおそれがある。 | タンドスピロンクエン酸塩が弱い抗ドパミン作用(D2)を有すると考えられている。 |
ドパミン作動薬 レボドパ等 | ドパミン作動薬の作用を減弱することがある。 | 抗ドパミン作用を有するため、ドパミン作動性神経において、作用が拮抗すると考えられている。 |
カルバマゼピン | 類似化合物(ハロペリドール)で作用が減弱し、運動性興奮や譫妄状態を起こすとの報告がある。 観察を十分に行う。 | カルバマゼピンの肝薬物代謝酵素誘導作用により、類似化合物(ハロペリドール)の代謝が促進され、血中濃度が減少(平均60%)するとの報告がある。 |
5%以上 | 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
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循環器 | 血圧低下、頻脈、徐脈、胸内苦悶感、心電図変化(洞性徐脈、洞性頻脈、洞性不整脈、不完全脚ブロック、T波の変化、QT間隔の延長等) | 血圧上昇 | ||
肝臓 | ALT上昇等 | AST上昇、LDH上昇等 | ||
錐体外路症状 | アカシジア(静坐不能)、パーキンソン症候群(手指振戦、固縮、流涎等) | ジスキネジア(痙攣性斜頸、顔面及び頸部の攣縮、後弓反張、眼球回転発作、構音障害、舌のもつれ等)、歩行異常 | 嚥下困難 | |
眼 | 視調節障害、かすみ目 | |||
過敏症 | 発疹等 | |||
血液 | 白血球増加、血小板減少、血小板増加、血糖値低下、血糖値上昇等 | |||
消化器 | 口渇、便秘、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢 | |||
内分泌 | 乳汁分泌、月経異常 | 血中プロラクチン値上昇 | ||
精神神経系 | 眠気、めまい、ふらつき | 痙攣、意識障害、錯乱、睡眠障害、不安・焦燥、頭痛、興奮・易刺激性、知覚異常等 | ||
その他 | 倦怠感、CK上昇 | 脱力感、立ちくらみ、発熱、発汗、鼻閉、排尿障害、総コレステロール上昇、BUN上昇、クレアチニン値上昇、尿蛋白・ウロビリノーゲン・尿糖等の判定が偽陽性ないし陽性化 | 浮腫 |