1
門間和夫 他:小児科の進歩2(診断と治療社)1983;95-101
2
大西明弘 他:基礎と臨床 1993;27(11):4310-4321
3
Zapater, P.et al.:Aliment Pharmacol Ther.2004;20(1):29-36
4
鈴木孝浩:ペインクリニック 2012;33(2):218-226
解熱鎮痛剤(非ピリン系)
1g 7.5円
有効成分 | 1g中日局 アセトアミノフェン 1g |
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色調・剤形 | 白色の結晶又は結晶性の粉末 |
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体重 | 1回用量 |
アセトアミノフェン(本品)として | |
5kg | 50-75mg |
10kg | 100-150mg |
20kg | 200-300mg |
30kg | 300-450mg |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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リチウム製剤 炭酸リチウム | 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン、イブプロフェン等)で、リチウムとの併用によりリチウムの血中濃度が上昇し、リチウム中毒を呈したとの報告がある。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制することにより、炭酸リチウムの排泄が減少し、血中濃度が上昇すると考えられている。 |
チアジド系利尿剤 ヒドロクロロチアジド等 | 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)で、チアジド系利尿剤の作用を減弱することが報告されている。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制して水、塩類貯留が生じ、チアジド系利尿剤の排泄作用に拮抗すると考えられている。 |
アルコール(飲酒) | アルコール多量常飲者がアセトアミノフェンを服用したところ肝不全を起こしたとの報告がある。 | アルコール常飲によるCYP2E1の誘導により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリンカリウム | クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 本剤が血漿蛋白結合部位において競合することで、抗凝血剤を遊離させ、その抗凝血作用を増強させる。 |
カルバマゼピンフェノバルビタールフェニトインプリミドンリファンピシンイソニアジド | これらの薬剤の長期連用者は、肝薬物代謝酵素が誘導され、肝障害を生じやすくなるとの報告がある。 | これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。 |
抗生物質抗菌剤 | 過度の体温下降を起こす頻度が高くなることから、併用する場合には観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | 機序は不明である。 |
頻度不明 | |
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血液 | チアノーゼ、血小板減少、血小板機能低下(出血時間の延長)注) |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振 |
その他 | 過敏症注) |