1
長野俊光ら:精神医学, 1967;9:525-531[PP-0001]
2
Janssen P.A.J. et al.:Arzneim. Forsch., 1965;15:104-117[PP-0007]
ブチロフェノン系統合失調症治療剤
1錠 11.4円
有効成分 | 1錠中 ピパンペロン塩酸塩 50mg |
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添加剤 | 黄色三二酸化鉄、酸化チタン、ステアリン酸カルシウム、タルク、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、ヒプロメロース、ポビドン、マクロゴール6000 |
剤形 | フィルムコート錠 |
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色調 | 黄色 |
外形 | 表面 裏面 側面 |
大きさ | 大きさ(直径) 8.2mm 大きさ(厚さ) 4.1mm |
質量 | 230mg |
識別コード | 112 |
販売名 | 成人1日量(通常) | |
最初1~2週間 | 最初1~2週間以後 | |
プロピタン錠50mg | 1~3錠 | 3~12錠 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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アドレナリン (アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く) (ボスミン) | アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧降下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
アドレナリン含有歯科麻酔剤 リドカイン・アドレナリン | 重篤な血圧降下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されるおそれがある。 |
中枢神経抑制剤 バルビツール酸誘導体等 | 中枢神経抑制作用が増強することがあるので、減量するなど注意すること。 | 本剤およびこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による。 |
アルコール | 飲酒により相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。 | アルコールは中枢神経抑制作用を有する。 |
リチウム | 心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性の悪性症候群(Syndrome malin)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 | 機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。 |
抗ドパミン作用を有する薬剤 ベンザミド系薬剤 メトクロプラミド スルピリド チアプリド等 ドンペリドン等 | 内分泌機能異常、錐体外路症状が発現することがある。 | 併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。 |
タンドスピロンクエン酸塩 | 錐体外路症状を増強するおそれがある。 | タンドスピロンクエン酸塩は弱い抗ドパミン作用を有する。 |
ドパミン作動薬 レボドパ製剤 ブロモクリプチン等 | これらの薬剤のドパミン作動薬としての作用が減弱することがある。 | ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。 |
5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
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循環器 | 血圧降下 | 頻脈 | 心電図変化(QT間隔の延長、T波の変化等) | |
肝臓 | 肝障害 | |||
錐体外路症状 | パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等) | アカシジア(静坐不能)、ジスキネジア(痙攣性斜頸、顔面及び頸部の攣縮、後弓反張、眼球回転発作等) | 長期投与による口周部等の不随意運動注) | |
眼 | 眼の調節障害 | 長期又は大量投与による角膜・水晶体の混濁、角膜等の色素沈着 | ||
皮膚 | 光線過敏症 | |||
過敏症 | 発疹 | 瘙痒 | ||
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振、便秘、腹痛 | |||
内分泌 | 体重増加 | 月経異常、乳汁分泌、高プロラクチン血症、女性型乳房 | ||
精神神経系 | 焦躁感、不眠、眠気、眩暈、頭痛・頭重 | 興奮 | ||
その他 | 倦怠感 | 口渇、鼻閉 |