オキサゾリジノン系合成抗菌剤
1袋 6712円
有効成分・含量 | 添加物 | 剤形・性状 | pH | 浸透圧比(生理食塩液に対する比) |
1袋(300mL)中 リネゾリド 600mg | ブドウ糖 13.702g クエン酸ナトリウム クエン酸 pH調節剤 | 無色〜黄色澄明の注射液 | 4.4〜5.2 | 約1 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤 セレギリン塩酸塩 | 両薬剤が相加的に作用し血圧上昇等があらわれるおそれがある。 | 本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。 |
アドレナリン作動薬 ドパミン塩酸塩 アドレナリン フェニルプロパノールアミン 等 | 血圧上昇、動悸があらわれることがあるので、患者の状態を観察しながら、これらの薬剤の初回量を減量するなど用量に注意すること。 | 本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。 |
*セロトニン作動薬 炭酸リチウム セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI) 選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI) トリプタン系薬剤 L-トリプトファン含有製剤 トラマドール塩酸塩 フェンタニル メサドン塩酸塩 ペチジン塩酸塩 等 | セロトニン症候群の徴候及び症状(錯乱、せん妄、情緒不安、振戦、潮紅、発汗、超高熱)があらわれるおそれがあるので、十分に注意すること。 これらの徴候や症状が認められた場合には、本剤と併用薬の両方あるいはいずれか一方の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。なお、セロトニン作動薬の急激な減量又は投与中止により離脱症状があらわれることがあるので注意すること。 | 本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。 |
リファンピシン | リファンピシンとの併用により本剤のCmax及びAUCがそれぞれ21%及び32%低下した。 | 機序不明 |
チラミンを多く含有する飲食物 チーズ、ビール、赤ワイン等注) | 血圧上昇、動悸があらわれることがあるので、本剤投与中には、チラミン含有量の高い飲食物の過量摂取(1食あたりチラミン100mg以上)を避けさせること。 | 本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。 |
頻度不明 | |
血液 | 好酸球増加症、血小板血症、白血球増加症、好中球減少症、紫斑 |
代謝・栄養 | リパーゼ増加、アミラーゼ増加、低クロール血症、高血糖、高カリウム血症、低カリウム血症、高尿酸血症、CK(CPK)増加、脱水、痛風、低カルシウム血症、体重増加 |
神経 | 浮動性めまい、痙攣、意識消失、振戦、落ち着きのなさ、傾眠、失見当識、末梢神経障害、一過性脳虚血発作、回転性めまい、感覚鈍麻、錯感覚、不眠症、不安、多幸症、幻覚 |
感覚器 | 霧視、眼の障害、視覚異常、瞳孔反射障害、耳鳴、耳の障害、味覚消失、味覚倒錯 |
循環器 | 上室性期外収縮、高血圧、動悸、血栓性静脈炎、QT延長、頻脈、低血圧、血管拡張、静脈炎 |
呼吸器 | 呼吸困難、肺炎、肺水腫、気胸、咳嗽、喘鳴、咽頭炎、気管炎、気管支炎、胸水、鼻出血 |
消化器 | 下痢、悪心、嘔吐、食欲不振、食道炎・胃腸炎、胃腸出血、腹痛、麻痺性イレウス、口渇、胃食道逆流、腹部膨満、口唇炎、口内炎、口腔内潰瘍、口腔内白斑症、舌障害、舌炎、舌変色、歯の変色、食欲亢進、膵炎、消化不良、便秘、メレナ |
肝臓 | 肝機能検査値異常、ビリルビン血症、AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、γ-GTP増加、Al-P増加、LDH増加、肝炎 |
皮膚 | 発疹、水疱、皮膚炎、斑状丘疹状皮疹、剥脱性皮膚炎、皮膚単純疱疹、湿疹、紅斑、蕁麻疹、皮膚感染、真菌性皮膚炎、皮膚びらん、 |
筋・骨格 | 筋痛 |
泌尿器・生殖器 | 排尿困難、頻尿、多尿、腟痛、腟感染、性器分泌物、不正子宮出血、陰茎感染 |
その他 | 網状赤血球減少症、血管痛、浮腫、倦怠感、網状赤血球数増加、頭痛、背部痛、発熱、カンジダ症、下肢脱力、β-HCG増加、血管神経性浮腫、顔面浮腫、アレルギー反応、光線過敏性反応、無力症、疲労、悪寒、発汗、粘膜乾燥、膿瘍、真菌感染、注射部/血管カテーテル部浮腫、注射部/血管カテーテル部 |