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JPS半夏瀉心湯エキス顆粒〔調剤用〕

漢方製剤

1g 17.4円

作成又は改訂年月

**
2017年1月改訂
(第7版)
*
2012年9月改訂

日本標準商品分類番号

875200

薬効分類名

漢方製剤

承認等

販売名

JPS半夏瀉心湯エキス顆粒〔調剤用〕

販売名コード

5200123D1052

承認・許可番号

61AM-4767

薬価基準収載年月

1987年10月

販売開始年月

1987年10月

貯法・使用期限等

貯法:
室温保存
注意:「取扱い上の注意」の項参照
使用期限:
容器又は外箱に表示

組成

含量:
本剤 7.5g中
日局 ハンゲ    5g
日局 オウゴン   2.5g
日局 ショウキョウ 2.5g
日局 ニンジン   2.5g
日局 カンゾウ   2.5g
日局 タイソウ   2.5g
日局 オウレン   1g
* 上記の混合生薬より抽出した日局半夏瀉心湯エキス4.6gを含有する。
添加物:
ステアリン酸Mg、ショ糖脂肪酸エステル、乳糖水和物

性状

剤形・色調 顆粒・黄褐色
におい・味 特異の芳香があり、わずかに甘味と苦味がある
商品番号 J−14

一般的名称

半夏瀉心湯

禁忌

1
アルドステロン症の患者
〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕
2
ミオパチーのある患者
〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕
3
低カリウム血症のある患者
〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕

効能又は効果

用法及び用量

みぞおちがつかえ、時に悪心、嘔吐があり、食欲不振で腹が鳴って軟便又は下痢の傾向のあるものの次の諸症
急・慢性胃腸カタル、醗酵性下痢、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症
通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年令、体重、症状により適宜増減する。

使用上の注意

重要な基本的注意

1
本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2
本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3
他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

相互作用

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
(1) カンゾウ含有製剤
(2) グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
(3) ル−プ系利尿剤
     フロセミド
     エタクリン酸
(4) チアジド系利尿剤
     トリクロルメチアジド
偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。(「重大な副作用」の項参照) グリチルリチン酸及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。

重大な副作用

1
間質性肺炎:
発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。また、発熱、咳嗽、呼吸困難等があらわれた場合には、本剤の服用を中止し、ただちに連絡するよう患者に対し注意を行うこと。
2
偽アルドステロン症:
低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
3
ミオパチー:
低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
4
肝機能障害、黄疸:
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al−P、γ−GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
過敏症注1) 発疹、蕁麻疹等
注1)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない。
〔使用経験が少ない。〕

適用上の注意

服用時:口内炎に対して本剤を使用する場合は、口にふくんでゆっくり服用することができる。

取扱い上の注意

直射日光をさけ、防湿に注意すること。開封後は湿気をさけ、フタをよく閉めて保存すること。

包装

500g 750g(2.5g×300包) 105g(2.5g×42包)

文献請求先

ジェ−ピ−エス製薬株式会社 営業部
〒224-0023 横浜市都筑区東山田4−42-22
TEL(045)593-2060

製造販売業者の氏名又は名称及び住所

製造販売元
ジェ−ピ−エス製薬株式会社
栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台196−1

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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