代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤
1瓶 3627円
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
胸部放射線照射 | 外国の臨床試験で本剤(1000mg/m2/日を週1回放射線照射前に投与)と胸部への根治的放射線療法(2Gy/日を週5回)を6週連続して併用した場合に,重篤な食道炎,肺臓炎が発現し,死亡に至った例が報告されている。放射線照射を併用した場合の本剤の至適用量は確立されていないので,放射線増感作用を期待する胸部への放射線療法との同時併用は避けること。 | 基礎試験で本剤は濃度依存的に放射線照射の効果を増強し,本剤による放射線感受性増加が認められている。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
腹部放射線照射 | 腹部放射線療法(体外照射)と同時併用する場合,重篤となる局所の合併症が発現することがある。なお,術中放射線照射と併用した際の本剤の安全性は確認されていない。 | 基礎試験で本剤は濃度依存的に放射線照射の効果を増強し,本剤による放射線感受性増加が認められている。 |
他の抗悪性腫瘍剤 アルキル化剤 代謝拮抗剤 抗生物質 アルカロイド等 | 骨髄抑制が増強されることがある。 | 両剤とも骨髄抑制を有している。 |
頻度不明 | |
循 環 器 | 頻脈,血圧上昇,血圧低下,狭心痛,動悸,心室性期外収縮,発作性上室頻拍,心電図異常(ST上昇) |
呼 吸 器 | 呼吸困難,高炭酸ガス血症,低酸素血,咳嗽,PIE(肺好酸球浸潤)症候群,喘鳴,喀痰,息切れ |
腎臓 | 総蛋白低下,電解質異常,アルブミン低下,BUN上昇,蛋白尿,血尿,クレアチニン上昇,乏尿 |
消 化 器 | 食欲不振,悪心・嘔吐,下痢,便秘,口内炎,胃部不快感,歯肉炎 |
肝 臓 | AST(GOT)上昇,ALT(GPT)上昇,LDH上昇,Al-P上昇,ビリルビン上昇,A/G比低下,γ-GTP上昇,ウロビリン尿 |
精神神経系 | 頭痛,めまい,不眠,知覚異常,嗜眠,しびれ |
皮膚 | 発疹,脱毛,そう痒感,蕁麻疹 |
注射部位 | 注射部位反応(静脈炎,疼痛,紅斑) |
血管障害 | 末梢性血管炎,末梢性壊疽 |
その他 | 疲労感,発熱,インフルエンザ様症状(倦怠感,無力症,発熱,頭痛,悪寒,筋痛,発汗,鼻炎等),放射線照射リコール反応,血小板増加,体重減少,尿糖陽性,好酸球増多,関節痛,悪寒,味覚異常,鼻出血,倦怠感,浮腫,CRP上昇,体重増加,疼痛,ほてり,胸部不快感,眼底出血,体温低下,耳鳴り,眼脂,無力症,顔面浮腫 |