1
Stryer L.:J. Biol. Chem., 1991;266(17):10711–10714[A-0170]
2
舛重正一:油化学, 1988;37(10):934–941[A-0171]
3
第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C-6209 - C-6213[A-0169]
ビタミンA剤
1g 19.4円
有効成分 | 1g中 ビタミンAとして 10,000ビタミンA単位粉末ビタミンA 20mg |
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添加剤 | アルファー化デンプン、カカオ末、サッカリンナトリウム水和物、ジブチルヒドロキシトルエン、精製白糖、ゼラチン、沈降炭酸カルシウム、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、バニリン、バレイショデンプン |
剤形 | 散剤 |
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色調 | 淡褐色 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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エトレチナート (チガソン) | ビタミンAの正常血中濃度には影響を及ぼさないが、ビタミンA過剰症と類似した副作用症状があらわれることがある。 | エトレチナートのビタミンA様作用により、ビタミンAの作用が増強される。 |
トレチノイン (ベサノイド) | ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を起こすおそれがある。 | トレチノインはビタミンAの活性代謝物である。 |
タミバロテン (アムノレイク) ベキサロテン (タルグレチン) | ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を起こすおそれがある。 | これら薬剤はビタミンAと同じレチノイドである。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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パクリタキセル | パクリタキセルの血中濃度が上昇する。 | 本剤によるチトクロームP450(CYP2C8)に対する競合的阻害作用による。 |
頻度不明 | |
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脳神経系注) | 大泉門膨隆、神経過敏、頭痛 |
胃腸注) | 食欲不振、嘔吐 |
肝臓注) | 肝腫大 |
皮膚注) | 脱毛、瘙痒感 |
過敏症 | 発疹等 |
その他注) | 体重増加停止、四肢痛、骨痛、関節痛 |