1
桶谷米四郎ほか:基礎と臨床.1986;20(14):6911-6928
2
江角凱夫ほか:応用薬理.1988;35(1):71-81
3
Demots H,et al.:J Am Coll Cardiol.1989;13(4):786-793
4
社内資料:生物学的同等性試験
5
第十八改正日本薬局方解説書.東京:廣川書店;2021.C2416-2420
狭心症治療用ISMN製剤
1錠 7.7円
有効成分 | 1錠中 一硝酸イソソルビド 20mg |
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添加剤 | 乳糖水和物、結晶セルロース、トウモロコシデンプン、部分アルファー化デンプン、ステアリン酸マグネシウム、タルク |
外形 | |
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大きさ | 錠径 7.0mm 錠厚 2.3mm 重量 120mg |
性状 | 白色の片面割線入りの素錠 |
本体表示 | NS 264 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤 シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ、レバチオ) バルデナフィル塩酸塩水和物 (レビトラ) タダラフィル (シアリス、アドシルカ、ザルティア) | 併用により、降圧作用を増強することがある。 本剤投与前にこれらの薬剤を服用していないことを十分確認すること。また、本剤投与中及び投与後においてこれらの薬剤を服用しないよう十分注意すること。 | 本剤はcGMPの産生を促進し、一方、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。 |
グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤 リオシグアト (アデムパス) | 併用により、降圧作用を増強することがある。 本剤投与前にこれらの薬剤を服用していないことを十分確認すること。また、本剤投与中及び投与後においてこれらの薬剤を服用しないよう十分注意すること。 | 本剤とグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤は、ともにcGMPの産生を促進することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
アルコール摂取 | 血圧低下等が増強されるおそれがある。 | 血管拡張作用が増強される。 |
利尿剤 | 血圧低下等が増強されるおそれがある。 | 血圧低下作用を増強させる。 |
血管拡張剤 硝酸・亜硝酸エステル系薬剤 | 頭痛、血圧低下等の副作用が増強されるおそれがある。 | 血管拡張作用が増強される。 |
2%以上 | 2%未満 | 頻度不明 | |
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循環器 | めまい・ふらつき、動悸 | 血圧低下、浮腫、熱感 | |
精神神経系 | 頭痛(13.4%) | 不眠、全身倦怠感 | 頭重感、しびれ |
過敏症 | 発疹、そう痒感 | ||
消化器 | 胃もたれ、腹部膨満感、鼓腸、口内乾燥、嘔気 | 食欲不振、腹痛、下痢、嘔吐 | |
肝臓 | ALT上昇、AST上昇、LDH上昇 | ||
その他 | BUN上昇 | CK上昇、クレアチニン上昇、筋肉痛 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-24 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | |
一硝酸イソソルビド錠20mg「日新」 | 2730.02±641.22 | 371.97±59.52 | 0.9±0.2 | 5.63±0.87 |
アイトロール錠20mg | 2742.04±277.81 | 351.60±51.51 | 1.0±0.4 | 5.79±0.50 |