1
Metcalfe RF.:Biochem Pharmacol. 1981 ; 30 : 209-212
2
Gosselin RE. et al.:Clin Pharmacol Ther. 1960 ; 1(5): 597-603
3
橋本敬太郎ほか:グッドマン・ギルマン薬理書[上]第13版. 廣川書店. 2022;233-254
4
藤原元始:臨床薬理学大系第5巻. 中山書店. 1965 ; 71-81
5
貫文三郎:臨床薬理学大系第6巻. 中山書店. 1969 ; 333-337
アトロピン製剤
1筒 300円
有効成分 | アトロピン硫酸塩水和物 0.5mg |
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添加剤 | 塩化ナトリウム(等張化剤) 9mg |
剤形 | 液 |
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色調 | 無色澄明 |
pH | 4.0~6.0 |
浸透圧比 | 約1(生理食塩液に対する比) |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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抗コリン作用を有する薬剤 三環系抗うつ剤 フェノチアジン系薬剤 イソニアジド 抗ヒスタミン剤 | 抗コリン作用(口渇、便秘、麻痺性イレウス、尿閉等)が増強することがある。 併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。 | 相加的に作用(抗コリン作用)を増強させる。 |
MAO阻害剤 | 本剤の作用が増強することがある。 異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う。 | MAO阻害剤は抗コリン作用を増強させる。 |
ジギタリス製剤 ジゴキシン等 | ジギタリス中毒(嘔気、嘔吐、めまい、徐脈、不整脈等)があらわれることがある。 定期的にジギタリス中毒の有無、心電図検査を行い、必要に応じてジギタリス製剤の血中濃度を測定し、異常が認められた場合には、ジギタリス製剤の減量若しくは投与を中止する。 | ジギタリス製剤の血中濃度を上昇させる。 |
プラリドキシムヨウ化メチル (PAM) | 混注により本剤の薬効発現が遅延することがある。 併用する場合には、混注を避け定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。 | プラリドキシムヨウ化メチルの局所血管収縮作用が本剤の組織移行を遅らせる。 |
頻度不明 | |
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眼 | 散瞳、視調節障害、緑内障 |
消化器 | 口渇、悪心、嘔吐、嚥下障害、便秘 |
泌尿器 | 排尿障害 |
精神神経系 | 頭痛、頭重感、記銘障害 |
呼吸・循環器 | 心悸亢進、呼吸障害 |
過敏症 | 発疹 |
その他 | 顔面潮紅 |