1
社内資料:K-315の吸収・分布・排泄並びに切片による代謝に関する研究
2
小林建一ほか:新薬と臨牀. 1971;20:427-9
3
田中大平ほか:治療. 1971;53:1855-60
4
後藤康之ほか:新薬と臨牀. 1975;24:1600-2
5
満島隆ほか:日薬理誌. 1973;69:437-45
6
北野高史ほか:日薬理誌. 1972;68:114-28
7
辺見善一ほか:日薬理誌. 1972;68:102-13
鎮痛剤
1管 101円
有効成分 | 1管(2mL)中 トラマドール塩酸塩 100mg |
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添加剤 | なし |
剤形 | 無色澄明な水性注射液 |
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pH | 5.5~6.5 |
浸透圧比 | 約1 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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モノアミン酸化酵素阻害剤 セレギリン塩酸塩 エフピー ラサギリンメシル酸塩 アジレクト サフィナミドメシル酸塩 エクフィナ | 外国において、セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)を含む中枢神経系(攻撃的行動、固縮、痙攣、昏睡、頭痛)、呼吸器系(呼吸抑制)及び心血管系(低血圧、高血圧)の重篤な副作用が報告されている。モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者又は投与中止後14日以内の患者には投与しないこと。また、本剤投与中止後にモノアミン酸化酵素阻害剤の投与を開始する場合には、2~3日間の間隔をあけることが望ましい。 | 相加的に作用が増強され、また、中枢神経のセロトニンが蓄積すると考えられる。 |
ナルメフェン塩酸塩水和物 セリンクロ | 離脱症状を起こすおそれがある。本剤の鎮痛作用を減弱させるため、効果を得るために必要な用量が通常用量より多くなり、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状が発現するおそれがある。ナルメフェンを投与中の患者又は投与中止後1週間以内の患者には投与しないこと。 | ナルメフェンのμオピオイド受容体拮抗作用により、本剤に対して競合的に阻害する。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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オピオイド鎮痛剤 中枢神経抑制剤 フェノチアジン系薬剤、催眠鎮静剤等 | 痙攣閾値の低下や呼吸抑制の増強を来すおそれがある。 | 本剤と相加的に作用が増強されると考えられる。 |
三環系抗うつ剤 セロトニン作用薬 選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)等 | セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)があらわれるおそれがある。 また、痙攣発作の危険性を増大させるおそれがある。 | 相加的に作用が増強され、また、中枢神経のセロトニンが蓄積すると考えられる。 |
リネゾリド | セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)があらわれるおそれがある。 また、痙攣発作の危険性を増大させるおそれがある。 | リネゾリドの非選択的、可逆的モノアミン酸化酵素阻害作用により、相加的に作用が増強され、また、中枢神経のセロトニンが蓄積すると考えられる。 |
アルコール | 呼吸抑制が生じるおそれがある。 | 本剤と相加的に作用が増強されると考えられる。 |
カルバマゼピン | 同時あるいは前投与で本剤の鎮痛効果を下げ作用時間を短縮させる可能性がある。 | 本剤の代謝酵素が誘導されるため。 |
キニジン | 相互に作用が増強するおそれがある。 | 機序不明 |
ジゴキシン | 外国において、ジゴキシン中毒が発現したとの報告がある。 | 機序不明 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | 出血を伴うプロトロンビン時間の延長、斑状出血等の抗凝血作用への影響がみられたとの報告がある。 | 機序不明 |
オンダンセトロン塩酸塩水和物 | 本剤の鎮痛作用を減弱させるおそれがある。 | 本剤の中枢におけるセロトニン作用が抑制されると考えられる。 |
ブプレノルフィン、ペンタゾシン等 | 本剤の鎮痛作用を減弱させるおそれがある。また、退薬症候を起こすおそれがある。 | 本剤が作用するμオピオイド受容体の部分アゴニストであるため。 |
5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
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呼吸器 | 呼吸困難、口腔咽頭痛、咽喉乾燥、口腔咽頭不快感、発声障害 | |||
循環器 | 心悸亢進、冷汗、血圧低下、顔面蒼白、胸内苦悶 | 不整脈 | 血圧上昇、ほてり、起立性低血圧、頻脈、徐脈、高血圧 | |
血液凝固系 | 好中球増加、好酸球増加・減少、リンパ球減少、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少、白血球増加、血小板減少 | |||
精神神経系 | 傾眠、睡眠障害、頭痛、頭重感、興奮、虚脱感、鎮静、疲労感、浮動性めまい、ふらつき感、不快感 | 耳鳴、不安感、両手のしびれ感 | 譫妄、幻覚、振戦、体位性めまい、いらいら感、錯感覚、不随意性筋収縮、協調運動異常、失神、錯乱、悪夢、気分変動、活動低下・亢進、行動障害、知覚障害、言語障害、不眠症、感覚鈍麻、味覚異常、記憶障害、健忘、ジスキネジー、眼振、回転性めまい、うつ病、落ち着きのなさ、無感情、不快気分 | |
消化器 | 悪心 | 嘔吐 | 腹部膨満感、腹鳴 | 食欲不振、便秘、下痢、胃不快感、上腹部痛、口内乾燥、食欲減退、口内炎、消化不良、腹痛、胃炎、口唇炎、胃食道逆流性疾患、口の錯感覚、おくび、イレウス |
肝臓 | AST増加、ALT増加、Al-P増加、LDH増加、肝機能異常、ビリルビン増加 | |||
皮膚 | 多汗症 | 蕁麻疹 | そう痒症、発疹、湿疹、全身性そう痒症、薬疹、寝汗 | |
腎臓及び尿路系 | 排尿困難 | 尿糖陽性、尿蛋白陽性、尿潜血陽性、クレアチニン増加、BUN増加、尿閉、頻尿、夜間頻尿、尿量減少、膀胱炎 | ||
代謝異常 | 尿酸増加、トリグリセリド増加 | |||
その他 | 口渇、注射部位の刺激、熱感、悪寒 | 発熱、冷感 | 浮遊感、倦怠感、無力症、CK増加、霧視、散瞳、脱水、視力障害、背部痛、関節痛、四肢痛、筋骨格硬直、浮腫、末梢性浮腫、疼痛、胸部不快感、転倒、視調節障害、心電図QT延長、体重減少 |
疾患名 | 有効率(有効以上例数/評価対象例数) |
術後疼痛 | 59.5%(200/336) |
癌性疼痛 | 72.1%(62/86) |