作成又は改訂年月
**
2014年4月改訂
(第13版)
*
2011年3月改訂
日本標準商品分類番号
日本標準商品分類番号等
1978年3月
薬効分類名
承認等
販売名
リプラス1号輸液 200mL(ポリアル)
販売名コード
承認・許可番号
21900AMX01542
Replas 1 Injection
薬価基準収載年月
販売開始年月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
容器,外箱に表示の使用期限内に使用すること
注意
「取扱い上の注意」の項参照
規制区分
処方箋医薬品
注意―医師等の処方箋により使用すること
組成
リプラス1号輸液は1ポリアル(プラスチックボトル)中次の成分・分量を含む無色澄明の水性注射液である。
塩化ナトリウム(NaCl) 0.828g
乳酸ナトリウム(C3H5O3Na) 0.448g
ブドウ糖(C6H12O6) 5.200g
添加物 pH調節剤
〔電解質濃度〕(理論値)
Na+ 90.8mEq/L
Cl− 70.8mEq/L
Lact.− 20.0mEq/L
〔カロリー〕
104kcal/L
性状
リプラス1号輸液はポリアル(ポリエチレン製容器)入りの無色澄明の水性注射液である。
pH
4.5〜5.5
浸透圧比
1.0〜1.2
販売名
リプラス1号輸液 200mL(バッグ)
販売名コード
承認・許可番号
21900AMX01542
Replas 1 Injection
薬価基準収載年月
販売開始年月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
容器,外箱に表示の使用期限内に使用すること
注意
「取扱い上の注意」の項参照
規制区分
処方箋医薬品
注意―医師等の処方箋により使用すること
組成
リプラス1号輸液は1バッグ(袋)中次の成分・分量を含む無色澄明の水性注射液である。
塩化ナトリウム(NaCl) 0.828g
乳酸ナトリウム(C3H5O3Na) 0.448g
ブドウ糖(C6H12O6) 5.200g
添加物 pH調節剤
〔電解質濃度〕(理論値)
Na+ 90.8mEq/L
Cl− 70.8mEq/L
Lact.− 20.0mEq/L
〔カロリー〕
104kcal/L
性状
リプラス1号輸液はバッグ(FC:フレキシブルコンテナー:ポリエチレン製バッグ)入りの無色澄明の水性注射液である。
pH
4.5〜5.5
浸透圧比
1.0〜1.2
販売名
リプラス1号輸液 500mL(ポリアル)
販売名コード
承認・許可番号
21900AMX01542
Replas 1 Injection
薬価基準収載年月
販売開始年月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
容器,外箱に表示の使用期限内に使用すること
注意
「取扱い上の注意」の項参照
規制区分
処方箋医薬品
注意―医師等の処方箋により使用すること
組成
リプラス1号輸液は1ポリアル(プラスチックボトル)中次の成分・分量を含む無色澄明の水性注射液である。
塩化ナトリウム(NaCl) 2.070g
乳酸ナトリウム(C3H5O3Na) 1.120g
ブドウ糖(C6H12O6) 13.000g
添加物 pH調節剤
〔電解質濃度〕(理論値)
Na+ 90.8mEq/L
Cl− 70.8mEq/L
Lact.− 20.0mEq/L
〔カロリー〕
104kcal/L
性状
リプラス1号輸液はポリアル(ポリエチレン製容器)入りの無色澄明の水性注射液である。
pH
4.5〜5.5
浸透圧比
1.0〜1.2
販売名
リプラス1号輸液 500mL(バッグ)
販売名コード
承認・許可番号
21900AMX01542
Replas 1 Injection
薬価基準収載年月
販売開始年月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
容器,外箱に表示の使用期限内に使用すること
注意
「取扱い上の注意」の項参照
規制区分
処方箋医薬品
注意―医師等の処方箋により使用すること
組成
リプラス1号輸液は1バッグ(袋)中次の成分・分量を含む無色澄明の水性注射液である。
塩化ナトリウム(NaCl) 2.070g
乳酸ナトリウム(C3H5O3Na) 1.120g
ブドウ糖(C6H12O6) 13.000g
添加物 pH調節剤
〔電解質濃度〕(理論値)
Na+ 90.8mEq/L
Cl− 70.8mEq/L
Lact.− 20.0mEq/L
〔カロリー〕
104kcal/L
性状
リプラス1号輸液はバッグ(FC:フレキシブルコンテナー:ポリエチレン製バッグ)入りの無色澄明の水性注射液である。
pH
4.5〜5.5
浸透圧比
1.0〜1.2
禁忌
効能又は効果
◇脱水症及び病態不明時の水分・電解質の初期補給
◇手術前後の水分・電解質の補給
用法及び用量
通常成人1回500〜1,000mLを点滴静注する。投与速度は通常成人1時間あたり300〜500mL,小児の場合,1時間あたり50〜100mLとする。
なお,年齢,症状,体重により適宜増減する。
使用上の注意
慎重投与
腎疾患に基づく腎不全のある患者[水分,電解質の過剰投与に陥りやすく,症状が悪化するおそれがある。]
心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ,症状が悪化するおそれがある。]
重篤な肝障害のある患者[水分,電解質代謝異常が悪化するおそれがある。]
閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分,電解質の過負荷となり,症状が悪化するおそれがある。]
糖尿病の患者[高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。]
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
その他の副作用
大量・急速投与
頻度不明
大量を急速投与すると,脳浮腫,肺水腫,末梢の浮腫
副作用が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので,投与速度を緩徐にし,減量するなど注意すること。
適用上の注意
投与前
投与に際しては,感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具消毒)。
体温程度に温めて使用すること。
開封後直ちに使用し,残液は決して使用しないこと。
投与速度
ゆっくり静脈内に投与すること。
薬効薬理
種々の原因によって起こる脱水症により,血管内血液量に不足をきたし,その結果循環障害に陥る。その際,病態は十分把握できないが,とりあえず循環不全を改善する目的で使用されるのが初期輸液である。初期輸液として,次の条件が必要とされている1,2)。
電解質組成は細胞外液の主成分であるNaとClの補給が基本である。
自由水は比較的少ない方が良いが,逆に自由水の全くない高Na濃度の液を用いると,浮腫と心負荷の危険を伴う。
循環血液量の減少に伴って腎障害が起こり,乏尿・無尿となることがあるのでKを含まない。
本剤は上記の条件を考慮にいれ,さらに脱水症にはアシドーシス傾向を伴うことがあるので,生体の酸塩基平衡維持の目的で乳酸ナトリウム(HCO3−の供給源)を添加し2,3),ブドウ糖を加えてほぼ等張にしている。
本剤の電解質濃度は血漿浸透圧の約2/3に相当する濃度で,生体の安全域内に処方されているため高張,低張いずれの脱水症の場合にも比較的安全に使用できる1)。
しかし,利尿がみられ,臨床検査成績等より脱水状態が明らかになった後は,脱水補給液,維持液等の適切な輸液に切り替えるのが原則とされている。
取扱い上の注意
通気針は不要(ポリアルは混注量等により,通気針が必要な場合もある)
*連結管による連続投与は行わないこと。連続投与を行う場合には,Y型タイプのセットを使用すること
内容液の漏出又は混濁などが認められた場合は使用しないこと
オーバーシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)が万一はがれているときは使用しないこと
ゴム栓への針刺は,ゴム栓面に垂直に,ゆっくりと行うこと。斜めに刺すと,ゴム片(コア)が薬液中に混入したり,ポート部を傷つけて液漏れを起こすおそれがある
容器の目盛はおよその目安として使用すること
**包装
200mL 20ポリアル 20袋(FC)
500mL 20ポリアル 20袋(FC)
FC(フレキシブルコンテナー)は,弊社が開発したポリエチレン製の輸液用バッグである。
主要文献及び文献請求先
主要文献
1
美濃 真,日本医事新報,(2428),13(1970)
2
美濃 真,治療,54,1669(1972)
3
越川昭三,最新医学,26,274(1971)
文献請求先
扶桑薬品工業株式会社 研究開発センター 学術部門
〒536-8523 大阪市城東区森之宮二丁目3番30号
TEL 06-6964-2763
FAX 06-6964-2706
(9:00〜17:30/土日祝日を除く)
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
製造販売元
扶桑薬品工業株式会社
大阪市城東区森之宮二丁目3番11号