1
Bentley JB, et al.:Anesth Analg 1982; 61(12): 968-71.
2
久光製薬社内資料. 生物学的同等性試験.
3
デュロテップパッチ2.5mg,5mg,7.5mg,10mg承認時評価資料,受容体結合試験(2001年10月2日承認、申請資料概要ホ-II-1).
4
Maguire P, et al.:Eur J Pharmacol 1992; 213(2): 219-25.
経皮吸収型 持続性癌疼痛治療剤
1枚 5688.8円
有効成分 | 1枚中 フェンタニル 2.1mg |
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添加剤 | アクリル酸2-エチルへキシル・メタクリル酸2-エチルヘキシル・メタクリル酸ドデシル共重合体、タルク |
有効成分 | 1枚中 フェンタニル 4.2mg |
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添加剤 | アクリル酸2-エチルへキシル・メタクリル酸2-エチルヘキシル・メタクリル酸ドデシル共重合体、タルク |
有効成分 | 1枚中 フェンタニル 8.4mg |
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添加剤 | アクリル酸2-エチルへキシル・メタクリル酸2-エチルヘキシル・メタクリル酸ドデシル共重合体、タルク |
有効成分 | 1枚中 フェンタニル 12.6mg |
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添加剤 | アクリル酸2-エチルへキシル・メタクリル酸2-エチルヘキシル・メタクリル酸ドデシル共重合体、タルク |
有効成分 | 1枚中 フェンタニル 16.8mg |
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添加剤 | アクリル酸2-エチルへキシル・メタクリル酸2-エチルヘキシル・メタクリル酸ドデシル共重合体、タルク |
外形 | |
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大きさ | 大きさ(面積) 5.25cm2 縦×横 20.5×26.1mm |
識別コード | HP3181T |
外観・性状 | 淡桃色で四隅が丸い長方形のテープ剤で、膏体面は、透明のライナーで覆われている。 |
外形 | |
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大きさ | 大きさ(面積) 10.5cm2 縦×横 25.4×41.6mm |
識別コード | HP3182T |
外観・性状 | 淡桃色で四隅が丸い長方形のテープ剤で、膏体面は、透明のライナーで覆われている。 |
外形 | |
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大きさ | 大きさ(面積) 21.0cm2 縦×横 60.8×37.8mm |
識別コード | HP3184T |
外観・性状 | 淡桃色で四隅が丸い長方形のテープ剤で、膏体面は、透明のライナーで覆われている。 |
外形 | |
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大きさ | 大きさ(面積) 31.5cm2 縦×横 60.7×55.1mm |
識別コード | HP3186T |
外観・性状 | 淡桃色で四隅が丸い長方形のテープ剤で、膏体面は、透明のライナーで覆われている。 |
外形 | |
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大きさ | 大きさ(面積) 42.0cm2 縦×横 72.3×60.7mm |
識別コード | HP3188T |
外観・性状 | 淡桃色で四隅が丸い長方形のテープ剤で、膏体面は、透明のライナーで覆われている。 |
本剤3日貼付用量 | 2.1mg | 4.2mg | 8.4mg | 12.6mg |
定常状態における推定平均吸収速度注)(μg/hr) | 12.5 | 25 | 50 | 75 |
定常状態における推定平均吸収量注)(mg/日) | 0.3 | 0.6 | 1.2 | 1.8 |
↑ | ↑ | ↑ | ↑ | |
モルヒネ経口剤(mg/日) | <45 | 45~134 | 135~224 | 225~314 |
モルヒネ坐剤(mg/日) | <30 | 30~69 | 70~112 | 113~157 |
モルヒネ注射剤(mg/日) | <15 | 15~44 | 45~74 | 75~104 |
オキシコドン経口剤(mg/日) | <30 | 30~89 | 90~149 | 150~209 |
フェンタニル注射剤(mg/日) | <0.3 | 0.3~0.8 | 0.9~1.4 | 1.5~2.0 |
フェンタニル経皮吸収型製剤※ (1日貼付型製剤;貼付用量mg) [定常状態における推定平均吸収量(mg/日)] | 0.84 [0.3] | 1.7 [0.6] | 3.4 [1.2] | 5 [1.8] |
使用していたオピオイド鎮痛剤※の投与回数 | オピオイド鎮痛剤の使用方法例 |
1日1回投与 | 投与12時間後に本剤の貼付を開始する。 |
1日2~3回投与 | 本剤の貼付開始と同時に1回量を投与する。 |
1日4~6回投与 | 本剤の貼付開始と同時及び4~6時間後に1回量を投与する。 |
持続投与 | 本剤の貼付開始後6時間まで継続して持続投与する。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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ナルメフェン塩酸塩水和物 セリンクロ | 離脱症状を起こすおそれがある。また、鎮痛作用が減弱するおそれがある。 ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中の患者又は投与中止後1週間以内の患者には投与しないこと。 | μオピオイド受容体への競合的阻害による。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
中枢神経抑制剤 フェノチアジン系薬剤 ベンゾジアゼピン系薬剤 バルビツール酸系薬剤等 全身麻酔剤 モノアミン酸化酵素阻害剤 三環系抗うつ剤 骨格筋弛緩剤 鎮静性抗ヒスタミン剤 アルコール オピオイド系薬剤 | 呼吸抑制、低血圧、めまい、口渇及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 相加的に中枢神経抑制作用が増強する。 |
セロトニン作用薬 選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI) セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI) モノアミン酸化酵素阻害剤等 | セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス等)があらわれるおそれがある。 | 相加的にセロトニン作用が増強するおそれがある。 |
CYP3A4阻害作用を有する薬剤 リトナビル イトラコナゾール フルコナゾール ボリコナゾール アミオダロン クラリスロマイシン ジルチアゼム フルボキサミン等 | 本剤のAUCの増加、血中半減期の延長が認められたとの報告がある。呼吸抑制等の副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | 肝CYP3A4に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
CYP3A4誘導作用を有する薬剤 リファンピシン カルバマゼピン フェノバルビタール フェニトイン等 | 本剤の血中濃度が低下し、治療効果が減弱するおそれがある。必要に応じて本剤の用量調整を行うこと。CYP3A4誘導作用を有する薬剤の中止後、本剤の血中濃度が上昇し、重篤な呼吸抑制等の副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | 肝CYP3A4に対する誘導作用により、本剤の代謝が促進される。 |
1%以上 | 1%未満 | 頻度不明 | |
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循環器 | 動悸、高血圧、頻脈、低血圧 | 徐脈、チアノーゼ | |
精神神経系 | 傾眠、めまい | 不眠、不穏、せん妄、いらいら感、不安、うつ病、幻覚、健忘、錯乱、頭痛、味覚異常、振戦、激越、多幸症、記憶障害、回転性めまい | 錯感覚、感覚鈍麻、無感情、注意力障害、錐体外路障害 |
皮膚 | 貼付部位反応(そう痒感、紅斑、発疹、湿疹、皮膚炎)、そう痒、紅斑、湿疹、皮膚炎(接触性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を含む)、発疹 | 貼付部位の小水疱、汗疹 | |
消化器 | 嘔気、便秘、嘔吐 | 下痢、腹痛、イレウス、口渇、口内炎 | 胃部不快感、消化不良、痔核 |
肝臓 | 肝機能異常 | ||
泌尿器 | 排尿困難、尿閉 | ||
眼障害 | 霧視 | 縮瞳、結膜炎、複視 | |
感染症 | 膀胱炎、鼻咽頭炎 | 帯状疱疹 | |
臨床検査 | 血中ALP増加、AST増加、ALT増加 | 血中尿素窒素上昇、LDH増加、白血球数増加、γ-GTP増加、血小板数減少、総蛋白減少、体重減少、血中ビリルビン増加、血中カリウム減少 | 蛋白尿、尿糖陽性、白血球数減少 |
その他 | 倦怠感、食欲減退、薬剤離脱症候群、発熱、貧血、末梢性浮腫、筋痙縮、異常感、発汗、無力症、しゃっくり、筋骨格痛 | 性機能不全、勃起不全、疲労、インフルエンザ様疾患、冷感、体温変動感、体熱感、白血球増加症、耳鳴、背部痛、四肢痛、不正子宮出血、胸部不快感、胸痛、悪寒 |
投与製剤 | AUC0→120 (pg・hr/mL) | Cmax (pg/mL) | tmax (hr) | t1/2 (hr) |
フェンタニル3日用テープ2.1mg「HMT」 | 17703.33±3040.07 | 300.462±53.478 | 37.4±10.1 | 19.95±4.16 |
デュロテップMTパッチ2.1mg | 16598.49±2648.61 | 280.923±58.038 | 25.8±11.3 | 19.74±4.52 |