アミノグリコシド系抗生物質製剤
1管 3163円
性状 | 無色澄明の注射液 |
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pH | 6.0〜8.0 |
浸透圧比(日局生理食塩液に対する比) | 約1 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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腎障害を起こすおそれのある血液代用剤(デキストラン、ヒドロキシエチルデンプン等) | 腎障害が発現、悪化することがあるので、併用は避けることが望ましい。 腎障害が発生した場合には、投与を中止し、透析療法等適切な処置を行うこと。 | 機序は明確ではないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中への蓄積、近位尿細管上皮の空胞変性が生じるという報告がある。 |
ループ利尿剤(エタクリン酸、フロセミド、アゾセミド等) | 腎障害及び聴器障害が発現、悪化するおそれがあるので、併用は避けることが望ましい。 | 機序は明確ではないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中濃度の上昇、腎への蓄積が起こるという報告がある。 |
腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤(バンコマイシン、エンビオマイシン、白金含有抗悪性腫瘍剤(シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン)等) | 腎障害及び聴器障害が発現、悪化するおそれがあるので、併用は避けること。やむを得ず併用する場合は、減量するなど慎重に投与すること。 ただし、小児(特に低出生体重児・新生児)では、バンコマイシンは原則併用しないこと。 | 両薬剤ともに腎毒性、聴器毒性を有するが相互作用の機序は不明。 |
(小児に投与する場合) 他のアミノグリコシド系抗生物質(注射剤) | 腎障害及び聴器障害が発現、悪化するおそれがある。 | 小児(特に低出生体重児・新生児)では腎機能が未発達であるため。 |
麻酔剤 筋弛緩剤(ツボクラリン、パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物、トルペリゾン、A型ボツリヌス毒素等) | 呼吸抑制があらわれるおそれがある。 呼吸抑制があらわれた場合には、必要に応じ、コリンエステラーゼ阻害剤、カルシウム製剤の投与等の適切な処置を行うこと。 | 両薬剤ともに神経筋遮断作用を有しており、併用によりその作用が増強される。 |
腎毒性を有する薬剤(シクロスポリン、アムホテリシンB等) | 腎障害が発現、悪化するおそれがある。 | 両薬剤ともに腎毒性を有するが、相互作用の機序は不明。 |
薬剤\項目 | 判定パラメータ AUC0-10(μg(力価)・hr/mL) | 判定パラメータ Cmax(μg(力価)/mL) | 参考パラメータ Tmax(hr) | 参考パラメータ t1/2(hr) |
アルベカシン硫酸塩注射液75mg「ケミファ」 | 14.3±2.0 | 4.5±0.7 | 0.5±0.2 | 2.1±0.4 |
標準製剤 (注射剤、75mg(力価)) | 14.4±1.5 | 4.5±0.5 | 0.5±0.1 | 2.1±0.3 |