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本草よく苡仁湯エキス顆粒-M

漢方製剤

1g 6.6円

作成又は改訂年月

**
2009年6月改訂
(第4版)
*
2007年6月改訂

日本標準商品分類番号

875200

薬効分類名

漢方製剤

承認等

販売名

本草よく苡仁湯エキス顆粒−M

販売名コード

5200138D1067

承認・許可番号

(61AM)第4147号

薬価基準収載年月

1986年10月

販売開始年月

1986年10月

貯法・使用期限等

貯法
*気密容器、室温保存 (「取扱い上の注意」の項参照)
使用期限
*容器、外箱に表示

組成

本品7.5g中 (3包中)
日局マオウ ………4.0g
日局トウキ ……… 4.0g
日局ビャクジュツ…4.0g
日局ヨクイニン……8.0g
日局ケイヒ ……… 3.0g
日局シャクヤク……3.0g
日局カンゾウ …… 2.0g
より製した水製乾燥エキス4.1gを含有する。
*添加物
乳糖水和物、結晶セルロース、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム

性状

剤形顆粒剤
淡かっ色
におい特異なにおい
初めやや甘く、後にわずかに苦い
識別コードH52

一般的名称

よく苡仁湯

効能又は効果

用法及び用量

関節痛、筋肉痛
通常成人は1日7.5gを3回に分割し食前又は食間に経口投与する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

病後の衰弱期、著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等があらわれるおそれがある。]
食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
発汗傾向の著しい患者[発汗過多、全身脱力感等があらわれるおそれがある。]
狭心症、心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者、又はその既往歴のある患者[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
重症高血圧症の患者[疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
高度の腎障害のある患者[疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
排尿障害のある患者[疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
甲状腺機能亢進症の患者[疾患及び症状が悪化するおそれがある。]

重要な基本的注意

本剤の使用にあたっては、患者の証 (体質・症状) を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

相互作用

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
(1)マオウ含有製剤
(2)エフェドリン類含有製剤
(3)モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤
(4)甲状腺製剤
  チロキシン
  リオチロニン
(5)カテコールアミン製剤
  *アドレナリン
  イソプレナリン
(6)キサンチン系製剤
  テオフィリン
  ジプロフィリン
不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなるので、減量するなど慎重に投与すること。交感神経刺激作用が増強されることが考えられる。
(1)カンゾウ含有製剤
(2)グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパシーがあらわれやすくなる。
(「重大な副作用」の項参照)
グリチルリチン酸は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。

重大な副作用

偽アルドステロン症
低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察 (血清カリウム値の測定等) を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパシー
低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

その他の副作用

過敏症注1)
(頻度不明)
発疹、発赤、そう痒等
自律神経系
(頻度不明)
不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等
消化器
(頻度不明)
食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等
泌尿器
(頻度不明)
排尿障害等
注1) このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない。[使用経験が少ない]

取扱い上の注意

*本品の品質を保持するため、直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管し、開封後は湿気に注意して、フタを十分に閉める等、取扱いに注意すること。

包装

500g
2.5g×294包
**2.5g×42包

文献請求先

*本草製薬株式会社 学術部
〒468-0046 名古屋市天白区古川町125番地

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
本草製薬株式会社
名古屋市天白区古川町125番地

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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