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閲覧履歴

JPS麻杏よく甘湯エキス顆粒〔調剤用〕

漢方製剤

1g 6.6円

作成又は改訂年月

**
2008年12月改訂
(第4版)
*
2006年3月改訂

日本標準商品分類番号

875200

薬効分類名

漢方製剤

承認等

販売名

JPS麻杏よく甘湯エキス顆粒〔調剤用〕

販売名コード

5200135D1039

承認・許可番号

61AM-4765

薬価基準収載年月

1988年7月

販売開始年月

1988年8月

貯法・使用期限等

貯法:
室温保存
注意:「取扱い上の注意」の項参照
使用期限:
容器又は外箱に表示

組成

含量:
本剤 7.5g中
日局 マオウ     4g
日局 キョウニン   3g
日局 ヨクイニン  10g
日局 カンゾウ    2g
上記の混合生薬より抽出した麻杏よく甘湯乾燥エキス2.4gを含有する。
添加物:
ステアリン酸Mg、ショ糖脂肪酸エステル、乳糖水和物

性状

剤形・色調 顆粒・淡褐色
におい・味 特異な芳香があり,わずかに甘味がある
商品番号 J−78

一般的名称

麻杏よく甘湯

効能又は効果

用法及び用量

関節痛,神経痛,筋肉痛
通常,成人1日7.5gを2〜3回に分割し,食前又は食間に経口投与する。なお,年令,体重,症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

1
病後の衰弱期,著しく体力の衰えている患者
〔副作用があらわれやすくなり,その症状が増強されるおそれがある。〕
2
著しく胃腸の虚弱な患者
〔食欲不振,胃部不快感,悪心,嘔吐,下痢等があらわれるおそれがある。〕
3
食欲不振,悪心,嘔吐のある患者
〔これらの症状が悪化するおそれがある。〕
4
発汗傾向の著しい患者
〔発汗過多,全身脱力感等があらわれるおそれがある。〕
5
狭心症,心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者,又はその既往歴のある患者
〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕
6
重症高血圧症の患者
〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕
7
高度の腎障害のある患者
〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕
8
排尿障害のある患者
〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕
9
甲状腺機能亢進症の患者
〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕

重要な基本的注意

1
本剤の使用にあたっては,患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお,経過を十分に観察し,症状・所見の改善が認められない場合には,継続投与を避けること。
2
本剤にはカンゾウが含まれているので,血清カリウム値や血圧値等に十分留意し,異常が認められた場合には投与を中止すること。
3
他の漢方製剤等を併用する場合は,含有生薬の重複に注意すること。

相互作用

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
(1) マオウ含有製剤
(2) エフェドリン類含有製剤
(3) モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤
(4) 甲状腺製剤
     チロキシン
     リオチロニン
(5) カテコ−ルアミン製剤
    **アドレナリン
     イソプレナリン
(6) キサンチン系製剤
     テオフィリン
     ジプロフィリン
不眠,発汗過多,頻脈,動悸,全身脱力感,精神興奮等があらわれやすくなるので,減量するなど慎重に投与すること。 交感神経刺激作用が増強されることが考えられる。
(1)カンゾウ含有製剤
(2) グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また,低カリウム血症の結果として,ミオパシーがあらわれやすくなる。(「重大な副作用」の項参照) グリチルリチン酸は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため,血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため,発現頻度は不明である。

重大な副作用

1
偽アルドステロン症:
低カリウム血症,血圧上昇,ナトリウム・体液の貯留,浮腫,体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので,観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
2
ミオパシー:
低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので,観察を十分に行い,脱力感,四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し,カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
自律神経系 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等
消化器 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等
泌尿器 排尿障害等

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので,妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない。
〔使用経験が少ない。〕

取扱い上の注意

直射日光をさけ、防湿に注意すること。開封後は湿気をさけ、フタをよく閉めて保存すること。

包装

500g 750g(2.5g×300包) 105g(2.5g×42包)

文献請求先

ジェ−ピ−エス製薬株式会社 医薬部
〒224-0023 横浜市都筑区東山田4−42-22
TEL(045)593-2060

製造販売業者の氏名又は名称及び住所

製造販売元
ジェ−ピ−エス製薬株式会社
栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台196−1

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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