添付文書番号
3991400A4133_1_03
企業コード
530169
作成又は改訂年月
日本標準商品分類番号
873991
薬効分類名
コンドロイチン硫酸製剤
承認等
販売名
コンドロイチン硫酸ナトリウム注射液200mg「日医工」
販売名コード
販売名英字表記
Chondroitin Sulfate Sodium Injection
販売名ひらがな
こんどろいちんりゅうさんなとりうむちゅうしゃえき200mg「にちいこう」
承認番号等
販売開始年月
貯法、有効期間
規制区分
一般的名称
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム注射液
禁忌(次の患者には投与しないこと)
組成・性状
組成
コンドロイチン硫酸ナトリウム注射液200mg「日医工」
有効成分 | 1管中 コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 200mg/20mL |
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添加剤 | 等張化剤 |
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製剤の性状
コンドロイチン硫酸ナトリウム注射液200mg「日医工」
剤形 | 水性注射液 わずかに粘性がある |
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色調 | 無色~淡黄色澄明 |
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pH | 5.0~6.5 |
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浸透圧比 | 0.6~0.9 (生理食塩液に対する比) |
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効能又は効果
進行する感音性難聴(音響外傷を含む)、症候性神経痛、腰痛症、関節痛、肩関節周囲炎(五十肩)
用法及び用量
コンドロイチン硫酸エステルナトリウムとして、通常成人1回20~300mgを1日1回静脈内又は筋肉内注射する。
ただし、鎮痛の目的で使用する場合には、経口投与が不可能な場合又は経口剤で効果がみられない場合にのみ使用し、経口投与が可能になった場合には速やかに経口投与に切り替えること。
なお、静脈内注射は急性症状にのみ使用すること。
特定の背景を有する患者に関する注意
妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
重大な副作用
その他の副作用
適用上の注意
薬剤投与時の注意
〈筋肉内注射〉
組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
薬効薬理
作用機序
コンドロイチン硫酸は結合織に含まれているMucopolysaccharideで、Mucoproteinの補欠分子族(Prosthetic Group)としてムコ蛋白体に一定の性質を与え、特に結合織の主成分であるコラーゲン線維を安定にさせて、組織の膨化能および透過性を高めるなどの諸性質を有する。その他、中枢性の鎮痛作用を有し、即効的に中枢における疼痛閾値を高め、また副交感神経の機能亢進作用、解毒亢進作用、硫黄代謝異常の改善作用等を有すると考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
一般的名称
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム(Chondroitin Sulfate Sodium)
性状
白色~微黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおい及び味がある。
水に溶けやすく、エタノール(95)、アセトン又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
水溶液(1→100)のpHは5.5~7.5である。
吸湿性である。
化学構造式
包装
文献請求先及び問い合わせ先
製造販売業者等