下記用量は年齢、症状により適宜増減する。
〈静脈内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回2~8mgを3~6時間毎に静脈内注射する。
〈点滴静脈内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回2~10mgを1日1~2回点滴静脈内注射する。
〈筋肉内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回2~8mgを3~6時間毎に筋肉内注射する。
〈関節腔内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを関節腔内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈軟組織内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを軟組織内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈腱鞘内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを腱鞘内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈滑液嚢内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを滑液嚢内注入する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈硬膜外注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回2~10mgを硬膜外注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈脊髄腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを週1~3回脊髄腔内注入する。
〈胸腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを週1~3回胸腔内注入する。
〈卵管腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.4~1mgを卵管腔内注入する。
〈注腸〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.4~6mgを直腸内注入する。
〈結膜下注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.4~2mgを結膜下注射する。その際の液量は0.2~0.5mLとする。
〈球後注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.8~4mgを球後注射する。その際の液量は0.5~1.0mLとする。
〈点眼〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.25~1mg/mL溶液1~2滴を1日3~8回点眼する。
〈ネブライザー〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回ネブライザーで投与する。
〈鼻腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回鼻腔内注入する。
〈副鼻腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回副鼻腔内注入する。
〈鼻甲介内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを鼻甲介内注射する。
〈鼻茸内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを鼻茸内注射する。
〈喉頭・気管注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回喉頭あるいは気管注入する。
〈中耳腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回中耳腔内注入する。
〈耳管内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回耳管内注入する。
〈食道注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~2mgを食道注入する。
〈唾液腺管内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.5~1mgを唾液腺管内注入する。