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平盛勝彦ほか:Prog Med.1990;10(11):2817-2829
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第十七改正日本薬局方解説書.廣川書店.2016:C-3747
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斎喜明ほか:基礎と臨床.1990;24(8):3871-3879
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三井田努ほか:循環器科.1990;28(4):382-391
6
外畑巖ほか:医学と薬学.1990;24(5):1313-1325
定量噴霧式・ニトログリセリン舌下スプレー剤
1缶 1271.3円
有効成分 | 1g中ニトログリセリン 6.5mg 1噴霧中ニトログリセリン 0.3mg |
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添加剤 | エタノール テトラフルオロエタン ハッカ油 |
性状 | 耐圧アルミ製容器に密封されたエアゾール剤 (定量噴霧式エアゾール剤) |
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薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤 シルデナフィルクエン酸塩 (バイアグラ、レバチオ) バルデナフィル塩酸塩水和物 (レビトラ) タダラフィル (シアリス、アドシルカ、ザルティア) | 併用により、降圧作用を増強することがある。 本剤投与前にこれらの薬剤を服用していないことを十分確認すること。また、本剤投与中及び投与後においてこれらの薬剤を服用しないよう十分注意すること。 | 本剤はcGMPの産生を促進し、一方、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。 |
グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤 リオシグアト (アデムパス) | 併用により、降圧作用を増強することがある。 本剤投与前にこれらの薬剤を服用していないことを十分確認すること。また、本剤投与中及び投与後においてこれらの薬剤を服用しないよう十分注意すること。 | 本剤とグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤は、ともにcGMPの産生を促進することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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降圧作用及び血管拡張作用を有する薬物 Ca拮抗剤 ACE阻害剤 β遮断剤 利尿剤 三環系抗うつ剤 メジャートランキライザー 等 | 血圧低下が増強されることがある。 | 血圧低下作用が相加的に増強される。 |
アルコール摂取 | 血圧低下が増強されることがある。 | 血圧低下作用が相加的に増強される。 |
他の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤 | 頭痛、血圧低下等の副作用が増強されることがある。 | 血管拡張作用が増強される。 |
0.1~5%未満 | 頻度不明 | |
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循環器 | 血圧低下、ほてり、動悸、めまい、脳貧血、熱感、潮紅 | |
精神神経系 | 頭痛、頭重感、失神 | |
過敏症 | 発疹 | |
消化器 | アフタ性口内炎、悪心・嘔吐 | |
肝臓 | AST上昇、ALT上昇 | Al-P上昇、LDH上昇 |
適用部位 | 舌の刺激感、舌痛、本剤自体による舌のしびれ | |
その他 | 気分不良、発汗、尿失禁、便失禁 |
Cmax (ng/mL) | Tmax (min) | AUC0→15min (ng・min/mL) |
3.55±0.40 | 4.1±0.3 | 20.68±2.07 |