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社内資料:生物学的同等性試験(錠5mg)
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社内資料:生物学的同等性試験(錠5mg処方変更時)
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社内資料:生物学的同等性試験(錠10mg)
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Takekoshi, N. et al.:Jpn. Heart J., 1983;24(6):925-933
高血圧症・狭心症・不整脈治療剤本態性振戦治療剤
1錠 8.1円
有効成分 | 日局アロチノロール塩酸塩 5mg |
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添加剤 | 結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸Mg、タルク、トウモロコシデンプン、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース |
有効成分 | 日局アロチノロール塩酸塩 10mg |
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添加剤 | カルナウバロウ、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸Mg、トウモロコシデンプン、乳糖、ヒプロメロース、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、マクロゴール6000、黄色5号アルミニウムレーキ |
剤形 | フィルムコーティング錠 |
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外形 | |
大きさ | 大きさ(直径) 7.2mm 大きさ(厚さ) 3.2mm |
質量 | 約138mg |
識別コード | サワイ アロチノロール 5 |
性状 | 白色 |
剤形 | フィルムコーティング錠 |
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外形 | |
大きさ | 大きさ(直径) 6.1mm 大きさ(厚さ) 3.3mm |
質量 | 約100mg |
識別コード | SW 921 |
性状 | 淡橙色 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤 (レセルピン等) | 過剰の抑制を来すことがある。 減量するなど慎重に投与すること。 | レセルピン等の交感神経抑制作用と本剤のβ遮断作用が相加的に作用する可能性がある。 |
血糖降下剤 | 血糖降下作用が増強されることがある。 | 血糖回復作用が本剤のβ遮断作用により妨げられる可能性がある。 また、低血糖時の頻脈等の症状を本剤のβ遮断作用がマスクすることがある。 |
カルシウム拮抗剤 ベラパミル、ジルチアゼム等 | 相互に作用が増強されることがある。 | 両剤の陰性変力作用及び房室伝導抑制作用を相加的に増強する可能性がある。 |
クロニジン | クロニジンの投与中止後のリバウンド現象を増強し、血圧が上昇する可能性がある。 | クロニジンはα2受容体に選択的に作用してノルアドレナリンの遊離を抑制しているため、急激な中止により血中ノルアドレナリンが上昇する。この時、β遮断作用が存在するとノルアドレナリンのα受容体刺激作用のみが働き、急激な血圧上昇が発現する可能性がある。 |
クラスⅠ抗不整脈剤 ジソピラミド、プロカインアミド等 アミオダロン ソタロール | 過度の心機能抑制があらわれることがある。 減量するなど慎重に投与すること。 | 両剤の心機能抑制作用を相加的に増強する可能性がある。 |
ジギタリス製剤 | 心刺激伝導障害(徐脈、房室ブロック等)があらわれることがある。 心機能に注意し、減量するなど慎重に投与すること。 | 両剤の作用(心刺激伝導抑制作用)を相加的に増強する可能性がある。 |
フィンゴリモド | フィンゴリモドの投与開始時に併用すると徐脈が増強されることがある。 | ともに徐脈を引き起こすおそれがある。 |
非ステロイド性抗炎症剤 | 本剤の降圧作用が減弱することがある。 | 非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害する。 |
降圧作用を有する薬剤 | 降圧作用が増強することがある。 減量するなど慎重に投与すること。 | 両剤の降圧作用を相加的に増強する可能性がある。 |
0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
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循環器 | 胸痛・胸部不快感、めまい・ふらつき、立ちくらみ、低血圧 | 心房細動、末梢循環障害(レイノー症状、冷感等)、動悸・息切れ | |
精神神経系 | 脱力・倦怠感、頭痛・頭重、眠気 | 抑うつ、不眠 | |
消化器 | 軟便・下痢、腹部不快感、腹痛、悪心・嘔吐 | 食欲不振、消化不良、腹部膨満感、便秘 | |
肝臓 | AST、ALTの上昇 | ALP、LDH、γ-GTPの上昇 | |
呼吸器 | 気管支痙攣、喘鳴、咳嗽 | ||
泌尿・生殖器 | BUN、クレアチニンの上昇 | インポテンス | |
眼 | 霧視、眼精疲労 | ||
過敏症 | 発疹、じん麻疹、そう痒、灼熱感 | ||
その他 | 中性脂肪値、尿酸値の上昇 | 総コレステロール、空腹時血糖値、CKの上昇、白血球増多、浮腫、しびれ、心胸郭比の増大、筋肉痛、口渇 | 脱毛 |
Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | AUC0-48hr (ng・hr/mL) | |
アロチノロール塩酸塩錠5mg「サワイ」〔処方変更前〕 | 60.5±9.1 | 2.3±0.3 | 6.7±0.6 | 575.6±77.3 |
アロチノロール塩酸塩錠5mg「DSP」 | 62.0±7.1 | 2.1±0.4 | 7.3±2.0 | 573.7±80.4 |
Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | AUC0-48hr (ng・hr/mL) | |
アロチノロール塩酸塩錠5mg「サワイ」〔処方変更後〕 | 68.7±19.6 | 2.0±0.6 | 5.4±2.2 | 518.9±141.1 |
アロチノロール塩酸塩錠5mg「サワイ」〔処方変更前〕 | 71.0±28.1 | 1.8±0.8 | 5.4±2.1 | 512.4±154.7 |
Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | AUC0-36hr (ng・hr/mL) | |
アロチノロール塩酸塩錠10mg「サワイ」 | 133.4±48.6 | 2.0±0.7 | 6.9±0.7 | 884.8±308.1 |
アロチノロール塩酸塩錠10mg「DSP」 | 134.0±54.8 | 2.2±0.5 | 7.0±1.2 | 892.6±380.2 |