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馬場駿吉ほか:耳鼻臨床. 1995;88(3):389-405
漢方製剤
1g 6.9円
有効成分 | 本品7.5g中(3包中) |
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有効成分 | 日局ハンゲ 6.0g |
有効成分 | 日局マオウ 3.0g |
有効成分 | 日局シャクヤク 3.0g |
有効成分 | 日局サイシン 3.0g |
有効成分 | 日局ゴミシ 3.0g |
有効成分 | 日局ケイヒ 3.0g |
有効成分 | 日局カンゾウ 3.0g |
有効成分 | 日局カンキョウ 3.0g |
有効成分 | より製した水製乾燥エキス4.5gを含有する。 |
添加剤 | 乳糖水和物、結晶セルロース、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム |
剤形 | 顆粒剤 |
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色調 | 淡かっ色 |
識別コード | H19 |
におい | わずかに特異なにおい |
味 | 初めわずかに酸味があり、後にわずかに辛い |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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マオウ含有製剤 葛根湯 麻黄湯 麻黄附子細辛湯 等 エフェドリン類含有製剤 エフェドリン塩酸塩 dl-メチルエフェドリン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン 等 モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤 セレギリン塩酸塩 ラサギリンメシル酸塩 等 甲状腺製剤 チロキシン リオチロニン 等 カテコールアミン製剤 アドレナリン イソプレナリン 等 キサンチン系製剤 テオフィリン ジプロフィリン 等 | 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 交感神経刺激作用が増強されることが考えられる。 |
カンゾウ含有製剤 芍薬甘草湯 補中益気湯 抑肝散 等 グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤 グリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・L-システイン グリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・DL-メチオニン配合錠 等 ループ系利尿剤 アゾセミド トラセミド フロセミド 等 チアジド系利尿剤 トリクロルメチアジド ヒドロクロロチアジド ベンチルヒドロクロロチアジド 等 | 偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。 | グリチルリチン酸及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。 |
頻度不明 | |
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過敏症 | 発疹、発赤、瘙痒等 |
自律神経系 | 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等 |
消化器 | 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等 |
泌尿器 | 排尿障害等 |
改善率(%) | ||
【中等度改善以上】 | 【軽度改善以上】 | |
小青龍湯群 | 44.6(41/92) | 83.7(77/92) |
プラセボ群 | 18.1(17/94) | 43.6(41/94) |