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閲覧履歴

ツムラ葛根湯エキス顆粒(医療用)

漢方製剤

1g 8.4円

作成又は改訂年月

**
2007年8月改訂
(第7版)
*
2007年5月改訂
(第6版)

日本標準商品分類番号

875200

薬効分類名

漢方製剤

承認等

ツムラ葛根湯エキス顆粒(医療用)

販売名コード

5200013D1123

承認・許可番号

(61AM)3292

薬価基準収載年月

1986年10月

販売開始年月

1986年10月

貯法・使用期限等

貯法
しゃ光・気密容器
使用期限
容器、外箱に表示

組成

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス3.75gを含有する。
日局カッコン   4.0g
日局タイソウ   3.0g
日局マオウ    3.0g
日局カンゾウ   2.0g
日局ケイヒ    2.0g
日局シャクヤク  2.0g
日局ショウキョウ 2.0g
添加物
日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物、ショ糖脂肪酸エステル

性状

剤形 顆粒剤
淡褐色
におい 特異なにおい
辛い
識別コード ツムラ/1

一般的名称

葛根湯(かっこんとう)

効能又は効果

自然発汗がなく頭痛、発熱、悪寒、肩こり等を伴う比較的体力のあるものの次の諸症
感冒、鼻かぜ、熱性疾患の初期、炎症性疾患(結膜炎、角膜炎、中耳炎、桃腺炎、乳腺炎、リンパ腺炎)、肩こり、上半身の神経痛、じんましん

用法及び用量

通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

病後の衰弱期、著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐等があらわれることがある。]
食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
発汗傾向の著しい患者[発汗過多、全身脱力感等があらわれることがある。]
狭心症、心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者、又はその既往歴のある患者[疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
重症高血圧症の患者[疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
高度の腎障害のある患者[疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
排尿障害のある患者[疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
甲状腺機能亢進症の患者[疾患及び症状が悪化するおそれがある。]

重要な基本的注意

本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

相互作用

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
(1)マオウ含有製剤
(2)エフェドリン類含有製剤
(3)モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤
(4)甲状腺製剤
   チロキシン
   リオチロニン
(5)カテコールアミン製剤
   **アドレナリン
   イソプレナリン
(6)キサンチン系製剤
   テオフィリン
   ジプロフィリン
不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなるので、減量するなど慎重に投与すること。 交感神経刺激作用が増強されることが考えられる。
(1)カンゾウ含有製剤
(2)グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。
(「重大な副作用」の項参照)
グリチルリチン酸は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。

重大な副作用

偽アルドステロン症
低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパチー
低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

  頻度不明
過敏症注1) 発疹、発赤、そう痒等
自律神経系 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等
消化器 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐等
泌尿器 排尿障害等
注1)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない。[使用経験が少ない]

その他の注意

湿疹、皮膚炎等が悪化することがある。

薬効薬理

抗アレルギー作用
羊赤血球誘発遅延型足蹠浮腫反応(SRBC-DTH)マウスに経口前投与したところ、浮腫が抑制された1)
インフルエンザウィルス感染症に対する作用
経口前投与したマウスにインフルエンザウィルスを感染させたところ、発熱が抑制され、死亡率が低下した2)
作用機序
本剤は、以下の作用により薬理効果を示すことが示唆されている。
プロスタグランジンE2(PGE2)に対する作用
・ウサギ培養アストロサイトにおいて、ブラジキニンによるPGE2生成を、短時間処理(10min.)では抑制し、長時間処理(18hr)では増加させた。また、長時間処理(18hr)で内因性のPGE2遊離を抑制した(in vitro3)
・C6ラットグリオーマ細胞において、カルシウムイオノフォアA23187によるPGE2遊離促進を抑制した(in vitro4)
サイトカインに対する作用
経口前投与したマウスにインフルエンザウィルスを感染させたところ、肺胞洗浄液中及び血清中のインターロイキン(IL)-1α濃度の上昇が抑制された2)。また、肺胞洗浄液中のIL-12濃度が上昇した5)

包装

500g、5kg(500g×10)、2.5g×42包、2.5g×189包

主要文献及び文献請求先

主要文献

1
松田秀秋・他. 和漢医薬学会誌. 1990, 7(1), p.35.
2
Kurokawa, M. et al. 和漢医薬学雑誌. 1996, 13(3), p.201.
3
Kutsuwa, M. et al. Phytomedicine. 1998, 5(4), p.275.
4
Nakahata, N. et al. 和漢医薬学雑誌. 1998, 15(2), p.116.
5
Kurokawa, M. et al. Antiviral. Res. 2002, 56(2), p.183.

*文献請求先

株式会社ツムラ お客様相談窓口
東京都港区赤坂2-17-11 〒107-8521
TEL:0120-329970
FAX:03-5574-6610

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
株式会社ツムラ
*東京都港区赤坂2-17-11

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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