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藤野博 他:先天異常. 1965;5(4):235
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第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C3305-C3313
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第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C4346-C4353
副腎皮質ホルモン製剤
1mL 4.3円
有効成分 | 1mL中 デキサメタゾン 0.1mg |
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添加剤 | グリセリン、エタノール(95)、安息香酸、サッカリンナトリウム水和物、赤色2号、香料 |
剤形 | エリキシル剤 |
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pH | 3.0~3.4 |
性状 | 赤色澄明の液で、ペパーミント及びチェリー様のにおいを有し、強い甘味がある。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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ジスルフィラム ノックビン シアナミド シアナマイド | 急性ジスルフィラム・シアナミド-アルコール反応(顔面潮紅、血圧降下、胸部圧迫感、心悸亢進、頻脈、悪心、嘔吐、頭痛、失神、めまい、痙攣、呼吸困難、視力低下等)があらわれることがある。 | 本剤はエタノールを含有しているため、ジスルフィラム・シアナミド-アルコール反応を起こすことがある。 |
デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿) ミニリンメルト | 低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 | 機序不明 |
リルピビリン エジュラント、リカムビス リルピビリン塩酸塩・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン オデフシィ リルピビリン塩酸塩・ドルテグラビルナトリウム ジャルカ | これらの薬剤の血中濃度を低下させ、作用を減弱させるおそれがある。 | 本剤のCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進される可能性がある。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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主にCYP3A4で代謝される薬剤 イマチニブ エプレレノン エレトリプタン ドネペジル等 | これらの薬剤の血中濃度を低下させ、作用を減弱させるおそれがある。 | 本剤のCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進される可能性がある。 |
カスポファンギン | カスポファンギンの血中濃度が低下するおそれがある。 | 本剤がカスポファンギンの取り込み輸送過程に影響し、カスポファンギンのクリアランス誘導が起きると考えられる。 |
CYP3A4を誘導する薬剤 バルビツール酸誘導体 フェノバルビタール リファンピシン カルバマゼピン等 | 本剤の作用が減弱することが報告されている。 | これらの薬剤はチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される。 |
フェニトイン | 本剤の作用が減弱することが報告されている。 | フェニトインがチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される。 |
フェニトイン | 併用により、フェニトインの血中濃度が上昇又は低下するとの報告がある。 | 機序不明 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 リトナビル | 本剤のAUCの上昇あるいはこれらの薬剤のAUCが低下するおそれがある。 | チトクロームP450に対して競合する可能性がある。また、本剤がチトクロームP450を誘導することより、これらの薬剤の代謝が促進される可能性がある。 |
アプレピタント | 本剤の作用が増強されるおそれがある。 | アプレピタントの用量依存的なCYP3A4阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
エンシトレルビル フマル酸 | 本剤の作用が増強されるおそれがある。 | エンシトレルビルのCYP3Aに対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
マクロライド系抗生物質 エリスロマイシン アゾール系抗真菌剤 イトラコナゾール | 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強されるとの報告がある。 | 本剤の代謝が阻害されるおそれがある。 |
メフロキン | 併用により本剤又はメフロキンの血中濃度が変動するおそれがある。 | メフロキンはCYP3Aにより代謝されることが示唆されており、相互に影響を受ける可能性が考えられる。 |
シクロスポリン | 副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告がある。 | シクロスポリンの代謝を阻害する。 |
サリチル酸誘導体 アスピリン | 併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加し、サリチル酸中毒を起こすことが報告されている。 | 本剤はサリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する。 |
抗凝血剤 ワルファリンカリウム | 抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されている。 | 本剤は血液凝固促進作用がある。 |
糖尿病用薬 ビグアナイド系薬剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤 α-グルコシダーゼ阻害剤 チアゾリジン系薬剤 DPP-4阻害剤 GLP-1受容体作動薬 SGLT2阻害剤 インスリン製剤等 | これらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている。 | 本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害する。 |
血圧降下剤 | これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがある。 | 機序不明 |
利尿剤 | これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがある。 | 機序不明 |
利尿剤(カリウム保持性利尿剤を除く) トリクロルメチアジド フロセミド | 併用により、低カリウム血症があらわれることがある。 | 本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある。 |
カルシウム受容体作動薬 エボカルセト エテルカルセチド シナカルセト | 血清カルシウム濃度が低下するおそれがある。 | これらの薬剤の血中カルシウム低下作用が増強される可能性がある。 |
エフェドリン | 副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するとの報告がある。 | 機序不明 |
サリドマイド | 血栓症と血栓塞栓症のリスクを高める危険性がある。 | 相互に作用を増強するおそれがある。 |
サリドマイド | 海外において、多発性骨髄腫における本剤との併用により、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)が発現したとの報告がある。 | 機序不明 |
頻度不明 | |
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内分泌 | 月経異常 |
消化器 | 下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進、便秘 |
精神神経系 | 多幸症、不眠、頭痛、めまい、振戦、末梢性感覚ニューロパチー、激越、傾眠 |
筋・骨格 | 筋肉痛、関節痛、関節腫脹 |
脂質・蛋白質代謝 | 満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝 |
体液・電解質 | 浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス、低ナトリウム血症、高カリウム血症 |
眼 | 中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出 |
血液 | 白血球増多、好中球減少症、血小板減少症、白血球減少症 |
皮膚 | ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下いっ血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・脆弱化、脂肪織炎、皮膚乾燥 |
過敏症 | 発疹 |
その他 | 発熱、疲労感、ステロイド腎症、頻尿、体重増加、精子数及びその運動性の増減、しゃっくり、発声障害、咳嗽、動悸、耳鳴 |