制酸剤、緩下剤
1錠 5.7円
色調 | 白色 |
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剤形 | 素錠 |
外形 | |
サイズ | 直径:10.5mm 厚さ:4.9mm |
質量 | 0.55g |
識別コード | HK 008 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン、ミノサイクリン等) ニューキノロン系抗菌剤(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等) *ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤(エチドロン酸ニナトリウム、リセドロン酸ナトリウム等) | 併用薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。 | 併用薬剤と錯体を形成し、併用薬剤の吸収を阻害する。 |
セフジニル *デラビルジン *ペニシラミン | 併用薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。 | 機序不明 |
*ロスバスタチン *ガバペンチン | 併用薬剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。 | 機序不明 |
*セレコキシブ | 併用薬剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。 | 機序不明 |
*ミコフェノール酸モフェチル | 併用薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがある。 | 機序不明 |
*アジスロマイシン *ラベプラゾール | 併用薬剤の血中濃度が低下するとの報告がある。 | 機序不明 |
ジギタリス製剤(ジゴキシン等) *フェキソフェナジン | 併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、同時に服用させないなど注意すること。 | 消化管内で本剤と吸着することにより併用薬剤の吸収が阻害されると考えられる。 |
鉄剤 | 併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、同時に服用させないなど注意すること。 | 本剤による胃内pHの上昇及び難溶性塩形成により、併用薬剤の吸収が阻害されると考えられる。 |
*ポリカルボフィルカルシウム | 併用薬剤の効果が減弱するおそれがある。 | 併用薬剤は酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。 |
高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤(ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリスチレンスルホン酸カルシウム) | 併用薬剤の効果が減弱するおそれがある。併用により全身性アルカローシス等の症状があらわれたとの報告がある。 | マグネシウムが併用薬剤と結合する。 |
活性型ビタミンD3製剤(アルファカルシドール、カルシトリオール等) | 高マグネシウム血症をおこすおそれがある。 | 併用薬剤によるマグネシウムの腸管吸収促進が考えられる。(特に腎障害のある患者) |
大量の牛乳 カルシウム製剤 | milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 | 機序は不明であるが、本剤による血中pHの上昇(代謝性アルカローシス)が血清カルシウムの上昇に関与すると考えられる。 |
*ミソプロストール | 下痢が発現しやすくなる。 | 併用薬剤は小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水、Naの吸収を阻害し下痢を引き起こす。本剤には緩下作用があるので、両者の併用により下痢が発現しやすくなる。 |
併用薬剤 | 併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。 | 本剤の吸着作用または消化管内・体液のpH上昇による。 |