抗トロンビン剤
1管 1396円
pH | 5.5〜6.8 |
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浸透圧比注)(生理食塩液対比) | 約1 注) 本品2mLを生理食塩液200mLで希釈時。なお、希釈しない場合、本品の浸透圧比は約29である。 |
外観 | 無色澄明の液 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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抗凝固薬 ヘパリン、ワルファリン等 | 出血傾向の増強があらわれるおそれがあるので、減量するなど注意すること。 | 血液凝固作用を阻害することにより、凝固時間を延長し、出血傾向を増強すると考えられている。 |
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 アスピリン、オザグレルナトリウム、チクロピジン塩酸塩、クロピドグレル硫酸塩、シロスタゾール、ジピリダモール等 | 出血傾向の増強があらわれるおそれがあるので、本剤を減量するなど注意すること。ただし、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時の血液の凝固防止に使用する場合には、経皮的冠インターベンション施行において併用が必須とされる薬剤(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、クロピドグレル硫酸塩等)との併用を理由に減量しないこと。 | 血小板凝集を抑制することにより、出血傾向を増強すると考えられている。 |
血栓溶解薬 アルテプラーゼ、ウロキナーゼ等 | 出血傾向の増強があらわれるおそれがあるので、減量するなど注意すること。 | プラスミノーゲンをプラスミンに変換させ、生成したプラスミンがフィブリンを分解し血栓を溶解するため、出血傾向を増強すると考えられている。 |
フィブリノーゲン低下作用を有する酵素製剤 バトロキソビン等 | 出血傾向の増強があらわれるおそれがあるので、減量するなど注意すること。 | フィブリノーゲンが低下することにより出血傾向を増強すると考えられている。 |
アルガトロバン水和物群 | プラセボ群 | |
改善率(改善以上/総症例) | 66.7%(20/30例) | 22.6%(7/31例) |