経皮吸収型 持続性癌疼痛治療剤
1枚 882.9円
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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**ナルメフェン塩酸塩水和物 (セリンクロ錠) | 本剤の退薬症候を起こすおそれがある。また、ナルメフェン塩酸塩水和物により本剤の鎮痛作用を減弱させるため、効果を得るために必要な用量が通常用量より多くなるおそれがある。 | ナルメフェン塩酸塩水和物のμオピオイド受容体拮抗作用により、本剤に対して競合的に阻害する。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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中枢神経抑制剤 フェノチアジン系薬剤 ベンゾジアゼピン系薬剤 バルビツール酸系薬剤等 吸入麻酔剤 モノアミン酸化酵素阻害剤 三環系抗うつ剤 骨格筋弛緩剤 鎮静性抗ヒスタミン剤 アルコール オピオイド系薬剤 | 呼吸抑制、低血圧、めまい、口渇及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがあるので、減量するなど慎重に使用すること。 | 相加的に中枢神経抑制作用が増強する。 |
セロトニン作用薬 選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI) セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI) モノアミン酸化酵素阻害剤等 | セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス等)があらわれるおそれがある。 | 相加的にセロトニン作用が増強するおそれがある。 |
**CYP3A4阻害作用を有する薬剤 リトナビル イトラコナゾール フルコナゾール ボリコナゾール アミオダロン クラリスロマイシン ジルチアゼム フルボキサミン等 | フェンタニルのAUCの増加、血中半減期の延長が認められたとの報告がある。呼吸抑制等の副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に使用すること。 | 肝CYP3A4に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
CYP3A4誘導作用を有する薬剤 リファンピシン カルバマゼピン フェノバルビタール フェニトイン等 | 本剤の血中濃度が低下し、治療効果が減弱するおそれがある。必要に応じて本剤の用量調整を行うこと。CYP3A4誘導作用を有する薬剤の中止後、本剤の血中濃度が上昇し、重篤な呼吸抑制等の副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に使用すること。 | 肝CYP3A4に対する誘導作用により、本剤の代謝が促進される。 |
判定パラメータ AUCt (pg・hr/mL) | 判定パラメータ Cmax (pg/mL) | 参考パラメータ Tmax (hr) | 参考パラメータ t1/2 (hr) | |
フェンタニルクエン酸塩1日用テープ2mg 「第一三共」 | 14452.8±3348.4 | 460.8±109.6 | 22.5±0.9 | 18.9±3.7 |
標準製剤 (経皮吸収型製剤、2mg) | 16179.4±4005.0 | 496.8±139.6 | 21.7±3.0 | 19.5±4.0 |