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塩化ナトリウム「オーツカ」

1g 0.91円

作成又は改訂年月

*
2008年2月改訂(_部、第4 版、販売名の追記)
2005年4月改訂

日本標準商品分類番号

87 7190

日本標準商品分類番号等

1977 年10 月

承認等

販売名

*塩化ナトリウム「オーツカ」

販売名コード

7190701X1036

承認・許可番号

16000AMZ00537
*Sodium Chloride OTSUKA

薬価基準収載年月

薬価基準収載

販売開始年月

1956 年3 月以前

貯法・使用期限等

貯法:
室温保存
使用期限:
容器に表示の使用期限内に使用すること。

基準名

日本薬局方 塩化ナトリウム

組成

本剤は、日本薬局方 塩化ナトリウムの原末である。

性状

本剤は、無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末である。

効能又は効果

《経口》
食塩喪失時の補給
《注射》
〔0.4%注射液〕
注射剤の溶解希釈剤
〔生理食塩液〕
細胞外液欠乏時、ナトリウム欠乏時、クロール欠乏時、注射剤の溶解希釈剤
〔10%注射液〕
ナトリウム欠乏時の電解質補給
〔1M、2.5M 注射液〕
電解質補液の電解質補正
《外用》
皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布、含嗽・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進
《その他》
医療用器具の洗浄

用法及び用量

《経口》
塩化ナトリウムとして、通常、成人1 回1 〜 2g をそのまま、又は水に溶かして経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
《注射》
〔0.4%注射液〕
適量をとり、注射用医薬品の希釈、溶解に用いる。
〔生理食塩液〕
1
通常20 〜 1,000mL を皮下、静脈内注射又は点滴静注する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
2
適量をとり、注射用医薬品の希釈、溶解に用いる。
〔10%注射液〕
電解質補給の目的で、輸液剤などに添加して必要量を静脈内注射又は点滴静注する。
〔1M、2.5M 注射液〕
電解質補液の電解質の補正として体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して用いる。
《外用》
1
通常、等張液として皮膚、創傷面、粘膜の洗浄、湿布に用いる。
2
通常、等張液として含嗽、噴霧吸入に用いる。
《その他》
生理食塩液として医療用器具の洗浄に用いる。

使用上の注意

慎重投与

《経口》
1
心臓、循環器系機能障害のある患者[塩化ナトリウムを負荷することから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
2
腎障害のある患者[塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。]
《注射》
〔生理食塩液〕
1
心臓、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
2
腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。]
〔10%注射液、1M、2.5M 注射液〕
1
心臓、循環器系機能障害のある患者[塩化ナトリウムを負荷することから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
2
腎障害のある患者[塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。]

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
副作用等発現状況の概要の注意
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
《経口》
大量投与:
悪心・嘔吐等の消化器症状、高ナトリウム血症、うっ血性心不全、浮腫があらわれることがある(第一次再評価結果その13、1977 年)。
《注射》
〔生理食塩液〕
大量・急速投与:
大量を急速投与すると、血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシスを起こすことがある(第一次再評価結果その13、1977 年)。
〔10%注射液、1M、2.5M 注射液〕
大量投与:
高ナトリウム血症、うっ血性心不全、浮腫があらわれることがある(第一次再評価結果その13、1977 年)。

高齢者への投与

《経口》
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。
《注射》
〔生理食塩液〕
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。
〔10%注射液、1M、2.5M 注射液〕
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。

適用上の注意

《注射》
〔生理食塩液〕
1
投与前:
1
投与に際しては、感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具消毒)。
2
寒冷期には体温程度に温めて使用すること。
3
開封後直ちに使用し、残液は決して使用しないこと。
2
投与時:
ゆっくり静脈内に投与すること。
〔10%注射液、1M、2.5M 注射液〕
1
調製方法:
本剤は希釈して使用すること。
2
投与前:
1
投与に際しては、感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具消毒)。
2
寒冷期には体温程度に温めて使用すること。
3
開封後直ちに使用し、残液は決して使用しないこと。

有効成分に関する理化学的知見

一般名:
塩化ナトリウム(Sodium Chloride)
分子式:
NaCl
分子量:
58.44
性状:
無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末である。
水に溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。

包装

*塩化ナトリウム「オーツカ」 500g 箱入り

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

販売提携
大塚製薬株式会社
東京都千代田区神田司町2-9
製造販売元
株式会社大塚製薬工場
徳島県鳴門市撫養町立岩字芥原115

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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