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閲覧履歴

イデルビオン静注用250

遺伝子組換え血液凝固第IX因子アルブミン融合タンパク質製剤

1瓶 87532円

作成又は改訂年月

*
2016年11月改訂
(第2版)
2016年9月作成

日本標準商品分類番号

876349

日本標準商品分類番号等

2016年1月

薬効分類名

遺伝子組換え血液凝固第IX因子アルブミン融合タンパク質製剤

承認等

販売名

イデルビオン静注用250

販売名コード

6343448D1020

承認・許可番号

22800AMX00692
IDELVION I.V. Injection

薬価基準収載年月

*2016年11月

販売開始年月

*2016年11月

貯法・使用期限等

貯  法
遮光、凍結を避けて2〜25℃で保存
使用期限
直接容器及び外箱に表示

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

本剤は、1バイアル中に下記成分・分量を含有する凍結乾燥注射剤である。
有効成分:アルブトレペノナコグ アルファ(遺伝子組換え)
1バイアル中の分量:250国際単位
添加物:クエン酸ナトリウム水和物
1バイアル中の分量:18.4mg
添加物:ポリソルベート80
1バイアル中の分量:0.15mg
添加物:D-マンニトール
1バイアル中の分量:45mg
添加物:精製白糖
1バイアル中の分量:17.5mg
添加物:塩酸
1バイアル中の分量:適量

性状

色・性状
本剤は、白色〜微黄色の凍結乾燥固形製剤である。
本剤を添付の溶解液(日局注射用水)で溶解した場合、無色〜黄色で澄明な液剤となる。
pH
6.6〜7.2
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約0.7
添付溶解液(日局注射用水)
2.5mL
本剤は製造(培養)工程において、チャイニーズハムスター卵巣細胞株を使用している。

販売名

イデルビオン静注用500

販売名コード

6343448D2026

承認・許可番号

22800AMX00693
IDELVION I.V. Injection

薬価基準収載年月

*2016年11月

販売開始年月

*2016年11月

貯法・使用期限等

貯  法
遮光、凍結を避けて2〜25℃で保存
使用期限
直接容器及び外箱に表示

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

本剤は、1バイアル中に下記成分・分量を含有する凍結乾燥注射剤である。
有効成分:アルブトレペノナコグ アルファ(遺伝子組換え)
1バイアル中の分量:500国際単位
添加物:クエン酸ナトリウム水和物
1バイアル中の分量:18.4mg
添加物:ポリソルベート80
1バイアル中の分量:0.3mg
添加物:D-マンニトール
1バイアル中の分量:72.5mg
添加物:精製白糖
1バイアル中の分量:30mg
添加物:塩酸
1バイアル中の分量:適量

性状

色・性状
本剤は、白色〜微黄色の凍結乾燥固形製剤である。
本剤を添付の溶解液(日局注射用水)で溶解した場合、無色〜黄色で澄明な液剤となる。
pH
6.6〜7.2
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約1.0
添付溶解液(日局注射用水)
2.5mL
本剤は製造(培養)工程において、チャイニーズハムスター卵巣細胞株を使用している。

販売名

イデルビオン静注用1000

販売名コード

6343448D3022

承認・許可番号

22800AMX00694
IDELVION I.V. Injection

薬価基準収載年月

*2016年11月

販売開始年月

*2016年11月

貯法・使用期限等

貯  法
遮光、凍結を避けて2〜25℃で保存
使用期限
直接容器及び外箱に表示

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

本剤は、1バイアル中に下記成分・分量を含有する凍結乾燥注射剤である。
有効成分:アルブトレペノナコグ アルファ(遺伝子組換え)
1バイアル中の分量:1000国際単位
添加物:クエン酸ナトリウム水和物
1バイアル中の分量:18.4mg
添加物:ポリソルベート80
1バイアル中の分量:0.6mg
添加物:D-マンニトール
1バイアル中の分量:72.5mg
添加物:精製白糖
1バイアル中の分量:30mg
添加物:塩酸
1バイアル中の分量:適量

性状

色・性状
本剤は、白色〜微黄色の凍結乾燥固形製剤である。
本剤を添付の溶解液(日局注射用水)で溶解した場合、無色〜黄色で澄明な液剤となる。
pH
6.6〜7.2
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約1.0
添付溶解液(日局注射用水)
2.5mL
本剤は製造(培養)工程において、チャイニーズハムスター卵巣細胞株を使用している。

販売名

イデルビオン静注用2000

販売名コード

6343448D4029

承認・許可番号

22800AMX00695
IDELVION I.V. Injection

薬価基準収載年月

*2016年11月

販売開始年月

*2016年11月

貯法・使用期限等

貯  法
遮光、凍結を避けて2〜25℃で保存
使用期限
直接容器及び外箱に表示

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

本剤は、1バイアル中に下記成分・分量を含有する凍結乾燥注射剤である。
有効成分:アルブトレペノナコグ アルファ(遺伝子組換え)
1バイアル中の分量:2000国際単位
添加物:クエン酸ナトリウム水和物
1バイアル中の分量:36.8mg
添加物:ポリソルベート80
1バイアル中の分量:1.2mg
添加物:D-マンニトール
1バイアル中の分量:145mg
添加物:精製白糖
1バイアル中の分量:60mg
添加物:塩酸
1バイアル中の分量:適量

性状

色・性状
本剤は、白色〜微黄色の凍結乾燥固形製剤である。
本剤を添付の溶解液(日局注射用水)で溶解した場合、無色〜黄色で澄明な液剤となる。
pH
6.6〜7.2
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約1.0
添付溶解液(日局注射用水)
5mL
本剤は製造(培養)工程において、チャイニーズハムスター卵巣細胞株を使用している。

一般的名称

アルブトレペノナコグ アルファ(遺伝子組換え)

効能又は効果

効能又は効果/用法及び用量

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、緩徐に静脈内に注射する。
通常、1回体重1kg当たり50国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり35〜50国際単位を7日に1回投与する。また、患者の状態に応じて、体重1kg当たり75国際単位の14日に1回投与に変更することもできる。なお、いずれの投与間隔においても投与量は適宜調節するが、1回体重1kg当たり75国際単位を超えないこと。

用法及び用量に関連する使用上の注意

体重1kg当たり本剤1国際単位(IU)を投与することにより循環血漿中の血液凝固第IX因子レベルが12歳以上の患者では1.3%(1.3IU/dL)、12歳未満では1%(1IU/dL)上昇することが見込まれる。
なお、患者の状態と反応により調整すること。必要量は以下の計算式に基づき算出すること。

必要量(IU)=体重(kg)×血液凝固第IX因子の目標上昇値(%又はIU/dL)×上昇値の逆数[(IU/kg)/(IU/dL)]
急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第IX因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。血液凝固第IX因子の活性に到達し維持されるようにすること。
急性出血時における投与量設定及び投与間隔の目安
出血の程度:軽度及び中等度
例:関節出血、筋出血、口腔内出血
必要な血液凝固第IX因子レベル(%又はIU/dL):30〜60
投与頻度(時間)又は投与期間(日):通常、単回投与で十分である。さらに出血所見が認められる場合、48〜72時間後に追加投与すること。
出血の程度:重度
例:生命を脅かす出血、腸腰筋を含む深部の筋出血
必要な血液凝固第IX因子レベル(%又はIU/dL):60〜100
投与頻度(時間)又は投与期間(日):初めの週では48〜72時間ごとに追加投与。出血が停止し、治癒するまで、維持用量を週1回投与する。
周術期における投与量設定及び投与間隔の目安
手術の種類:小手術(合併症のない抜歯を含む)
必要な初回血液凝固第IX因子レベル(%又はIU/dL):50〜80
投与頻度(時間)又は投与期間(日):通常、単回投与で十分である。必要に応じ、出血が停止し治癒するまで48〜72時間後に追加投与を行う。
手術の種類:大手術
必要な初回血液凝固第IX因子レベル(%又はIU/dL):初回:60〜100
投与頻度(時間)又は投与期間(日):初めの週では48〜72時間ごとに追加投与。出血が停止し、治癒するまで、維持用量を週1〜2回投与する。
定期的な投与について、7日に1回の投与から14日に1回の投与に変更する場合は、直近の出血状況等、患者の状態を考慮して変更の要否を判断すること。[「臨床成績」の項参照]

使用上の注意

慎重投与

本剤の有効成分及び添加物、又はハムスター由来蛋白質に対し過敏症の既往歴のある患者
他の血液凝固第IX因子製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
肝疾患の患者、術後の患者、新生児、血栓塞栓性事象のリスクのある患者、線維素溶解の徴候又は播種性血管内凝固症候群(DIC)のある患者[血栓塞栓性合併症のリスクがあるので、これらの患者への投与に際しては、本剤の治療上の有益性と合併症のリスクを勘案すること。]

重要な基本的注意

本剤の投与は、血友病の治療経験をもつ医師のもとで開始すること。
本剤の投与によりアナフィラキシーを含むアレルギー反応があらわれることがあるので、観察を十分に行うこと。[「副作用」の項参照]
患者の血中に血液凝固第IX因子に対するインヒビターが発生するおそれがある。本剤を投与しても予想した止血効果が得られない場合には、インヒビターの発生を疑い、回収率やインヒビターの検査を行うなど注意深く対応し、適切な処置を行うこと。
血液凝固第IX因子に対するインヒビターが発生した患者では、血液凝固第IX因子投与によりアナフィラキシーのリスクが増加する可能性がある。アレルギー反応の既往がある患者には、血液凝固第IX因子に対するインヒビターの有無を確認すること。また、急性過敏症反応の徴候及び症状を慎重に観察し、本剤投与初期には特に注意すること。
十分な血液凝固第IX因子レベルに到達・維持していることを確認するため、必要に応じ、血漿中血液凝固第IX因子レベルをモニタリングすること。
本剤の在宅自己注射は、医師がその妥当性を慎重に検討し、患者又はその家族が適切に使用可能と判断した場合のみに適用すること。本剤を処方する際には、使用方法等の患者教育を十分に実施したのち、在宅にて適切な治療が行えることを確認した上で、医師の管理指導のもとで実施すること。また、患者又はその家族に対し、本剤の注射により発現する可能性のある副作用等についても十分説明し、在宅自己注射後何らかの異常が認められた場合や注射後の止血効果が不十分な場合には、速やかに医療機関へ連絡するよう指導すること。適用後、在宅自己注射の継続が困難な場合には、医師の管理下で慎重に観察するなど、適切な対応を行うこと。

副作用

副作用等発現状況の概要

治療歴のある血友病B患者を対象とした海外臨床試験及び国際共同試験において、安全性解析集団107例(国内10例、海外97例)中8例(7.5%、日本人1例を含む)に副作用が認められた。その主な副作用は、頭痛2例(1.9%)であった。(承認時)

重大な副作用

ショック、アナフィラキシー
他の凝固因子製剤においてショック、アナフィラキシー関連事象が報告されている。ショック、アナフィラキシー関連事象があらわれる可能性があるので、観察を十分に行い、血管浮腫、悪寒、蕁麻疹、血圧低下、頻脈、呼吸困難等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[「重要な基本的注意」の項参照]
血栓塞栓症
他の凝固因子製剤において血栓関連事象が報告されている。血栓塞栓症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

神経系障害
1〜2%未満
頭痛
神経系障害
1%未満
浮動性めまい
皮膚
1%未満
発疹、湿疹
免疫系障害
1%未満
過敏症
免疫系障害
頻度不明
インヒビターの発現a)
その他の副作用の注意
a)実施中の継続試験において未治療患者で、インヒビターの発現が報告されている。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。なお、生殖発生毒性試験は実施していない。]
授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させること。[授乳中の投与に関する安全性は確立していない。なお、動物における乳汁移行試験は実施していない。]

小児等への投与

12歳未満の患者では、成人よりも高い投与量が必要になる可能性があるため、投与量の調節について適宜検討すること。[「用法及び用量」及び「薬物動態」の項参照]

臨床検査結果に及ぼす影響

本剤投与後の血液凝固第IX因子活性の測定において、活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)試薬の種類が、測定結果に影響を与える可能性がある。カオリン含有aPTT試薬又はアクチンFS含有aPTT試薬を用いた凝固一段法では、測定結果がみかけ上、低値を示すことがあるので注意すること。

適用上の注意

調製時
本剤及び添付溶解液を冷所保存している場合、調製前に室温に戻しておくこと。
添付の溶解液以外は使用しないこと。本剤に溶解液全量を加えた後、バイアルを静かに円を描くように回して溶解すること(激しく振とうしないこと)。
他剤と混合しないこと。
使用後の残液は細菌汚染のおそれがあるので使用しないこと。
投与時
溶解液をさらに希釈しないこと。
微粒子又は変色の有無を投与前に目視検査すること。濁り又は沈殿のある薬液は使用しないこと。
一度溶解した液は25℃以下で4時間保存することができる。4時間以内に使用されない場合は、廃棄すること。
在宅自己注射
子供による誤用等を避けるため、薬剤の保管に十分注意すること。
光の影響を防ぐために、薬剤バイアルは外箱に入れた状態で保存すること。
使用後の残液や医療機器は施設の指示に従い適切に廃棄すること。

薬物動態

成人(日本人及び外国人)1)
18〜65歳の血友病B患者(内因性血液凝固第IX因子活性が2%以下)を対象に、本剤及び既存の遺伝子組換え血液凝固第IX因子製剤(rFIX)(50IU/kg)を単回静脈内投与した際の薬物動態(PK)パラメーターは以下のとおりであった。
(表1参照)

また、日本人及び外国人患者に本剤(50IU/kg)を単回静脈内投与した際のPKパラメーターは以下のとおりであった。
(表2参照)
小児(外国人)1)
18歳未満の血友病B患者(内因性血液凝固第IX因子活性が2%以下)を対象に、本剤(50IU/kg)を単回静脈内投与した際のPKパラメーターは以下のとおりであった。
(表3参照)

薬物動態の表

表1
PKパラメーター
幾何平均値(変動係数%)
本剤50IU/kg
(N=47)
rFIX50IU/kg
(N=15)
IR[(IU/dL)/(IU/kg)] 1.3(23.8) 0.9(22.0)
Cmax(IU/dL) 66.6(26.7) 45.2(22.0)
AUC0-inf(IU×時間/dL) 7481.7(28.4) 1396.4(25.1)
t1/2(時間) 104.2(25.4) 23.4(19.0)
Vss(dL/kg) 1.0(27.9) 1.3(20.6)
1%に達する期間(日)a 23(19.5)
3%に達する期間(日)a 16(13.0)
5%に達する期間(日)a 13(10.5)
測定方法:シリカを含むaPTT試薬を用いた凝固一段法による中央測定
a=FIX活性中央値が所定の活性(%)上昇を維持した推定期間
IR=投与量(IU/kg)当たりの投与後30分の上昇値、Cmax=最高血中濃度、AUC=血液凝固第IX因子活性−時間曲線下面積、t1/2=終末相半減期、Vss=定常状態分布容積
表2
PKパラメーター
幾何平均値(変動係数%)
日本人
(N=10)
全体
(N=47)
IR[(IU/dL)/(IU/kg)] 1.3(36.7) 1.3(23.8)
Cmax(IU/dL) 63.9(35.3) 66.6(26.7)
AUC0-inf(IU×時間/dL) 6684.9(28.3) 7481.7(28.4)
t1/2(時間) 94.6(19.9) 104(25.4)
Vss(dL/kg) 1.0(15.0) 1.0(27.9)
測定方法:シリカを含むaPTT試薬を用いた凝固一段法による中央測定
表3
PKパラメーター
幾何平均値(変動係数%)
0〜6歳未満
(N=12)
6〜12歳未満
(N=15)
12〜18歳未満
(N=8)
IR[(IU/dL)/(IU/kg)] 1.0(21.5) 1.1(22.6) 1.1(27.7)
Cmax(IU/dL) 48.3(19.0) 52.9(23.2) 55.3(28.1)
AUC0-inf(IU×時間/dL) 4582.6(33.2) 5123.1(31.4) 5347.1(48.2)
t1/2(時間) 89.6(12.5) 92.8(20.5) 87.3(35.7)
Vss(dL/kg) 1.4(24.1) 1.3(19.7) 1.2(14.0)
1%に達する期間(日)a 14(11.5) 17(14.5) 21(17.5)
3%に達する期間(日)a 9(7.5) 12(9.5) 14(12.5)
5%に達する期間(日)a 7(6.0) 9(7.5) 11(9.5)
測定方法:シリカを含むaPTT試薬を用いた凝固一段法による中央測定
a=FIX活性中央値が所定の活性(%)上昇を維持した推定期間
IR=投与量(IU/kg)当たりの投与後30分の上昇値、Cmax=最高血中濃度、AUC=血液凝固第IX因子活性−時間曲線下面積、t1/2=終末期半減期、Vss=定常状態分布容積

臨床成績

12〜65歳の治療歴のある血友病B患者(内因性血液凝固第IX因子活性が2%以下)63例を対象とした臨床試験において、出血時の投与及び定期的な投与の有効性が検討された。2)
定期的な投与における有効性
出血時にのみ本剤を投与する期間の後、本剤35〜50IU/kgの7日に1回投与に切り替えた群において、年間自然出血回数は以下のとおりであった。
(表4参照)

また、本剤35〜50IU/kgを7日に1回投与する期間の後、患者の状態に応じて本剤75IU/kgの10又は14日に1回投与に切り替えた群において、年間自然出血回数は以下のとおりであった。なお、7日間に1回投与を26週間以上受けた後、10又は14日に1回投与への切替えは、直近の1ヵ月間で投与量の調節を必要とせず、自然出血が発現していない被験者を対象に行われた。
(表5参照)
出血時の止血効果
出血358件のうち93.6%は本剤の1回投与により止血し、98.6%は1回又は2回の投与で止血した。また、止血効果について94.1%で著効又は有効であった。
周術期管理
3つの臨床試験において、13例15件の外科手術で本剤を投与した結果、止血効果はいずれも著効又は有効であった。

臨床成績の表

表4
年間自然出血回数 出血時投与の期間
(19例)
7日に1回の定期的
な投与の期間
(19例)
平均値±標準偏差
中央値
(範囲)
14.57±8.42
15.4
(2.0, 39.5)
0.73±1.17
0.0
(0.0, 4.2)
表5
年間自然出血回数 定期的な投与の投与間隔
7日間隔
(40例)
定期的な投与の投与間隔
10日間隔
(7例)
定期的な投与の投与間隔
14日間隔
(21例)
平均値±標準偏差
中央値
(範囲)
0.52±1.12
0.0
(0.0, 4.5)
0.13±0.33
0.0
(0.0, 0.9)
1.07±2.11
0.0
(0.0, 7.3)

薬効薬理

作用機序3)
本剤の構造及び作用は、内因性血液凝固第IX因子と類似しており、血漿中血液凝固第IX因子レベルを一時的に補正し、血液凝固障害を改善する。遺伝子組換えアルブミンと遺伝子組換え血液凝固第IX因子の融合により、血中半減期が延長するものと考えられる。
主な非臨床試験3)
血友病Bイヌ及び血友病Bマウス(FIXノックアウトマウス)において、本剤の止血効果が認められている。また、血友病Bイヌにおいて、本剤の血漿中薬物動態と相関して血漿中血液凝固第IX因子活性の延長が認められている。

有効成分に関する理化学的知見

一般名
アルブトレペノナコグ アルファ(遺伝子組換え)
Albutrepenonacog Alfa(Genetical Recombination)
本質
アルブトレペノナコグ アルファは、遺伝子組換え融合糖タンパク質であり、1〜415番目及び434〜1,018番目のアミノ酸配列はヒト血液凝固第IX因子及びヒトアルブミンに相当する。アルブトレペノナコグ アルファは、チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される、1,018個のアミノ酸残基からなる糖タンパク質(分子量:約125,000)である。

取扱い上の注意

本剤は特定生物由来製品ではないが、血液製剤代替医薬品であることから、本剤を投与又は処方した場合は、医薬品名(販売名)及びその製造番号(ロット番号)、投与又は処方した日、投与又は処方を受けた患者の氏名、住所等を記録し、使用日から少なくとも20年間保存すること。

承認条件

医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。

包装

250国際単位×1バイアル
[溶解液(日局注射用水)2.5mL×1バイアル付]
500国際単位×1バイアル
[溶解液(日局注射用水)2.5mL×1バイアル付]
1000国際単位×1バイアル
[溶解液(日局注射用水)2.5mL×1バイアル付]
2000国際単位×1バイアル
[溶解液(日局注射用水)5mL×1バイアル付]

主要文献及び文献請求先

主要文献

1
社内資料:薬物動態試験の概要
2
社内資料:臨床試験の概要
3
社内資料:非臨床試験の概要

文献請求先

主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。

CSLベーリング株式会社 くすり相談窓口
〒135-0062 東京都江東区東雲一丁目7番12号
0120-534-587

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売(輸入)
CSLベーリング株式会社
東京都江東区東雲一丁目7番12号

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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