医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

閲覧履歴

コバールトリイ静注用250

遺伝子組換え型血液凝固第VIII因子製剤

1瓶 26680円

作成又は改訂年月

2016年9月改訂
(第2版)
2016年3月作成

日本標準商品分類番号

876349

日本標準商品分類番号等

2016年1月

薬効分類名

遺伝子組換え型血液凝固第VIII因子製剤

承認等

販売名

コバールトリイ静注用250

販売名コード

6343447D1025

承認・許可番号

22800AMX00392
Kovaltry for iv injection

薬価基準収載年月

2016年5月

販売開始年月

2016年6月

貯法・使用期限等

貯法
凍結を避け,2〜8℃で遮光して保存
有効期間
2年(使用期限はバイアルラベル・外箱に記載)

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる.
有効成分(1バイアル中)
オクトコグベータ(遺伝子組換え):250国際単位
添加物
精製白糖:27mg
L-ヒスチジン:8.4mg
グリシン:59mg
塩化ナトリウム:4.7mg
塩化カルシウム水和物:1.0mg
ポリソルベート80:216μg
pH調整剤:適量

性状

色・性状
本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である.添付の溶解液を加えるとき,無色の澄明な液となる.
浸透圧比(生理食塩液に対する比)注1)
1.3〜1.6
pH注1)
6.6〜7.0
添付溶解液プレフィルドシリンジ
1シリンジ中 日本薬局方 注射用水2.5mL
注1)添付溶解液で溶解したとき
本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する.
マスターセルバンク及びワーキングセルバンクの凍結培地の一部にヒト血漿タンパク溶液を使用しているが,本剤の培養工程以降では使用していない.

販売名

コバールトリイ静注用500

販売名コード

6343447D2021

承認・許可番号

22800AMX00393
Kovaltry for iv injection

薬価基準収載年月

2016年5月

販売開始年月

2016年6月

貯法・使用期限等

貯法
凍結を避け,2〜8℃で遮光して保存
有効期間
1年8ヵ月(使用期限はバイアルラベル・外箱に記載)

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる.
有効成分(1バイアル中)
オクトコグベータ(遺伝子組換え):500国際単位
添加物
精製白糖:27mg
L-ヒスチジン:8.4mg
グリシン:59mg
塩化ナトリウム:4.7mg
塩化カルシウム水和物:1.0mg
ポリソルベート80:216μg
pH調整剤:適量

性状

色・性状
本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である.添付の溶解液を加えるとき,無色の澄明な液となる.
浸透圧比(生理食塩液に対する比)注1)
1.3〜1.6
pH注1)
6.6〜7.0
添付溶解液プレフィルドシリンジ
1シリンジ中 日本薬局方 注射用水2.5mL
注1)添付溶解液で溶解したとき
本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する.
マスターセルバンク及びワーキングセルバンクの凍結培地の一部にヒト血漿タンパク溶液を使用しているが,本剤の培養工程以降では使用していない.

販売名

コバールトリイ静注用1000

販売名コード

6343447D3028

承認・許可番号

22800AMX00394
Kovaltry for iv injection

薬価基準収載年月

2016年5月

販売開始年月

2016年6月

貯法・使用期限等

貯法
凍結を避け,2〜8℃で遮光して保存
有効期間
1年11ヵ月(使用期限はバイアルラベル・外箱に記載)

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる.
有効成分(1バイアル中)
オクトコグベータ(遺伝子組換え):1,000国際単位
添加物
精製白糖:27mg
L-ヒスチジン:8.4mg
グリシン:59mg
塩化ナトリウム:4.7mg
塩化カルシウム水和物:1.0mg
ポリソルベート80:216μg
pH調整剤:適量

性状

色・性状
本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である.添付の溶解液を加えるとき,無色の澄明な液となる.
浸透圧比(生理食塩液に対する比)注1)
1.3〜1.6
pH注1)
6.6〜7.0
添付溶解液プレフィルドシリンジ
1シリンジ中 日本薬局方 注射用水2.5mL
注1)添付溶解液で溶解したとき
本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する.
マスターセルバンク及びワーキングセルバンクの凍結培地の一部にヒト血漿タンパク溶液を使用しているが,本剤の培養工程以降では使用していない.

販売名

コバールトリイ静注用2000

販売名コード

6343447D4024

承認・許可番号

22800AMX00395
Kovaltry for iv injection

薬価基準収載年月

2016年5月

販売開始年月

2016年6月

貯法・使用期限等

貯法
凍結を避け,2〜8℃で遮光して保存
有効期間
2年(使用期限はバイアルラベル・外箱に記載)

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる.
有効成分(1バイアル中)
オクトコグベータ(遺伝子組換え):2,000国際単位
添加物
精製白糖:52mg
L-ヒスチジン:16.1mg
グリシン:114mg
塩化ナトリウム:9.1mg
塩化カルシウム水和物:1.9mg
ポリソルベート80:416μg
pH調整剤:適量

性状

色・性状
本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である.添付の溶解液を加えるとき,無色の澄明な液となる.
浸透圧比(生理食塩液に対する比)注1)
1.3〜1.6
pH注1)
6.6〜7.0
添付溶解液プレフィルドシリンジ
1シリンジ中 日本薬局方 注射用水5mL
注1)添付溶解液で溶解したとき
本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する.
マスターセルバンク及びワーキングセルバンクの凍結培地の一部にヒト血漿タンパク溶液を使用しているが,本剤の培養工程以降では使用していない.

販売名

コバールトリイ静注用3000

販売名コード

6343447D5020

承認・許可番号

22800AMX00396
Kovaltry for iv injection

薬価基準収載年月

2016年5月

販売開始年月

2016年6月

貯法・使用期限等

貯法
凍結を避け,2〜8℃で遮光して保存
有効期間
2年(使用期限はバイアルラベル・外箱に記載)

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる.
有効成分(1バイアル中)
オクトコグベータ(遺伝子組換え):3,000国際単位
添加物
精製白糖:52mg
L-ヒスチジン:16.1mg
グリシン:114mg
塩化ナトリウム:9.1mg
塩化カルシウム水和物:1.9mg
ポリソルベート80:416μg
pH調整剤:適量

性状

色・性状
本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である.添付の溶解液を加えるとき,無色の澄明な液となる.
浸透圧比(生理食塩液に対する比)注1)
1.3〜1.6
pH注1)
6.6〜7.0
添付溶解液プレフィルドシリンジ
1シリンジ中 日本薬局方 注射用水5mL
注1)添付溶解液で溶解したとき
本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する.
マスターセルバンク及びワーキングセルバンクの凍結培地の一部にヒト血漿タンパク溶液を使用しているが,本剤の培養工程以降では使用していない.

一般的名称

オクトコグ ベータ(遺伝子組換え)

効能又は効果

効能又は効果/用法及び用量

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し,緩徐に静脈内注射する.なお,1分間に5mLを超える注射速度は避けること.
通常,1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが,患者の状態に応じて適宜増減する.
定期的に投与する場合,通常,体重1kg当たり20〜40国際単位を週2回又は週3回投与し,12歳以下の小児に対しては,体重1kg当たり25〜50国際単位を週2回,週3回又は隔日投与する.

用法及び用量に関連する使用上の注意

輸注速度が速すぎるとチアノーゼ,動悸を起こすことがあるので,1分間に5mLを超えない速度でゆっくり注入すること.

使用上の注意

慎重投与

マウスモノクローナル抗体により精製した製剤又はハムスター腎細胞由来の製剤に過敏症の既往歴のある患者
本剤の成分又は他の第VIII因子製剤に対し過敏症の既往歴のある患者

重要な基本的注意

本剤の投与は,血友病の治療経験をもつ医師のもとで開始すること.
本剤の投与によりアナフィラキシーを含むアレルギー反応があらわれるおそれがあるので,観察を十分に行うこと.
患者の血中に血液凝固第VIII因子に対するインヒビターが発生するおそれがある.特に,血液凝固第VIII因子製剤による補充療法開始後,投与回数が少ない時期(補充療法開始後の比較的早期)や短期間に集中して補充療法を受けた時期にインヒビターが発生しやすいことが知られている.本剤を投与しても予想した止血効果が得られない場合には,インヒビターの発生を疑い,回収率やインヒビターの検査を行うなど注意深く対応し,適切な処置を行うこと.
本剤の在宅自己注射は,医師がその妥当性を慎重に検討し,患者又はその家族が適切に使用可能と判断した場合のみに適用すること.本剤を処方する際には,使用方法等の患者教育を十分に実施した後,在宅にて適切な治療が行えることを確認した上で,医師の管理指導のもとで実施すること.また,患者又はその家族に対し,本剤の注射により発現する可能性のある副作用等についても十分説明し,在宅自己注射後何らかの異常が認められた場合や投与後の止血効果が不十分な場合には,速やかに医療機関へ連絡するよう指導すること.適用後,在宅自己注射の継続が困難な場合には,医師の管理下で慎重に観察するなど,適切な対応を行うこと.

副作用

副作用等発現状況の概要

治療歴のある重症血友病A患者(小児・成人)を対象とした海外臨床試験及び国際共同試験において,安全性評価対象193例(日本人8例を含む)中10例(5.2%)に副作用が認められた.主な副作用はそう痒2例(1.0%)であった.(承認時)

重大な副作用

ショック,アナフィラキシー(頻度不明)
ショック,アナフィラキシーを起こすおそれがあるので,観察を十分に行い,胸部圧迫感,めまい,低血圧,悪心等の症状が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.

その他の副作用

過敏症
0.1〜5%未満
そう痒,潮紅,アレルギー性皮膚炎
過敏症
頻度不明
蕁麻疹,発疹注1)
精神神経系
0.1〜5%未満
頭痛,味覚異常
精神神経系
頻度不明
めまい,不眠
循環器
頻度不明
動悸,洞性頻脈
消化器
頻度不明
腹痛,腹部不快感,消化不良
投与部位
0.1〜5%未満
注射部位疼痛,注射部位そう
投与部位
頻度不明
注射部位反応注2)
その他
0.1〜5%未満
リンパ節腫脹
その他
頻度不明
発熱,胸部不快感
注1)発疹,紅斑性発疹,そう痒性発疹等
注2)血管外漏出,注射部位の血腫,腫脹等

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので,患者の状態を観察しながら慎重に投与すること.

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与すること.[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない.]

適用上の注意

調製時
本剤及び添付溶解液を冷所保存している場合,調製前に室温に戻しておくこと.
添付の溶解液以外は使用しないこと.本剤に溶解液全量を加えた後,泡立てないようバイアルを静かに円を描くように回して溶解すること(激しく振とうしないこと).
他剤と混合しないこと.
使用後の残液は細菌汚染のおそれがあるので使用しないこと.[本剤は保存剤が含有されていない.]
溶解した液を使用する際には,ろ過網のあるセットを用いること.
投与時
溶解時に不溶物の認められるもの又は混濁しているものは使用しないこと.
一度溶解したものは室温(30℃以下)で3時間以内に使用すること.3時間以内に使用されない場合は,廃棄すること.
凍結した溶液は使用しないこと.
在宅自己注射
患者が家庭で保管する場合においても冷蔵庫内で保存することが望ましいが,室温(30℃以下)で保存することもできる.この場合には,使用期限を超えない範囲で,コバールトリイ静注用250/500/1000は6ヵ月以内,コバールトリイ静注用2000/3000は3ヵ月以内に使用し,再び冷蔵庫に戻さないように指導すること.
光の影響を避けるため,薬剤は外箱に入れた状態で保存すること.
子供による誤用等を避けるため,薬剤の保管に十分注意すること.
使用済みの医療機器等の処理については,主治医の指示に従うこと.

その他の注意

本剤はvon Willebrand因子を含んでいない.

薬物動態

12歳以上の日本人及び外国人の重症血友病A患者(FVIII活性が1%未満)を対象に,本剤(50IU/kg)を単回静脈内投与した際の薬物動態学的パラメータは以下のとおりであった1,2)
(表1参照)
12歳以下の外国人小児の重症血友病A患者(FVIII活性が1%未満)を対象に,本剤(50IU/kg)を単回静脈内投与した際の薬物動態学的パラメータは以下のとおりであった3)
(表2参照)
表1
 日本人
(N=4)
外国人
(N=26)
生体内回収率(kg/dL)※1
算術平均±SD
2.40±0.16※22.03±0.51※3
AUC(IU・h/dL)
幾何平均/%CV
1,850/34.91,890/36.1
t1/2(h)
幾何平均/%CV
12.8/23.013.8/28.0
Vss(dL/kg)
幾何平均/%CV
0.527/8.390.511/31.0
合成基質法,※1:生体内回収率(kg/dL)=[投与後のFVIII濃度(IU/dL)−投与前のFVIII濃度(IU/dL)]×体重(kg)/投与量(IU),※2:N=5,※3:N=54
注)本剤の承認された1回用量は,通常10〜30IU/kg,定期的に投与する場合20〜40IU/kgである.
表2
 6歳未満
(N=5)
6歳以上12歳以下
(N=10)
生体内回収率(kg/dL)※1
算術平均±SD
1.63±0.31※21.76±0.42※3
AUC(IU・h/dL)
幾何平均/%CV
1,330/29.4※41,160/34.7
1/2(h)
幾何平均/%CV
11.8/27.0※411.9/16.6
Vss(dL/kg)
幾何平均/%CV
0.636/20.6※40.761/28.6
合成基質法,※1:生体内回収率(kg/dL)=[投与後のFVIII濃度(IU/dL)−投与前のFVIII濃度(IU/dL)]×体重(kg)/投与量(IU),※2:N=24,※3:N=25,※4:N=4

臨床成績

治療歴のある12歳以上の小児及び成人の重症血友病A患者(FVIII活性が1%未満)を対象とした海外臨床試験1)及び日本人を含む国際共同試験2)並びに治療歴のある12歳以下の小児の重症血友病A患者(FVIII活性が1%未満)を対象とした海外臨床試験3)を実施した.
12歳以上の小児及び成人患者を対象とした2試験において,それぞれ73例(薬物動態の評価のみが行われた6例及び手術時の評価のみが行われた5例を含む)1)及び80例2)が登録された.定期投与が行われた121例に687件の出血が認められた.主な出血は軽度又は中等度の自然出血であり,最も出血の多かった部位は関節であった.止血効果は評価可能であった662件の出血のうち,468件(70.7%)が「非常に良好」又は「良好」であり,また,687件の出血のうち625件(91.0%)は本剤の2回以下の投与で止血した4)
出血時投与が行われた21例に1,204件の出血が認められた.主な出血は軽度又は中等度の自然出血であり,最も出血の多かった部位は関節であった.止血効果は評価可能であった1,196件の出血のうち,834件(69.7%)が「非常に良好」又は「良好」であり,また,1,204件の出血のうち1,147件(95.3%)は本剤の2回以下の投与で止血した2)
(表3参照)
12歳以下の小児患者を対象とした試験において,定期投与が行われた51例に97件の出血が認められた.主な出血は軽度又は中等度の外傷性出血であり,最も出血の多かった部位は皮膚/粘膜であった.止血効果は評価可能であった81件の出血のうち,73件(90.1%)が「非常に良好」又は「良好」であり,また,97件の出血のうち87件(89.7%)は本剤の2回以下の投与で止血した3)
(表4参照)
定期投与における一人あたりの推定年間出血率の中央値は12歳以上の小児及び成人患者で1.98回/年4),12歳以下の小児患者で1.90回/年3)であった.
12歳以上の小児及び成人患者38例及び12歳以下の小児患者1例において60件の手術(大手術14件及び小手術46件)が行われ,評価不能であった3件の小手術を除くすべての手術において止血管理に対する評価は「非常に良好」又は「良好」であった3,4)
表3 12歳以上の小児及び成人患者における止血効果
 総出血
件数
止血効果
評価可能
件数
止血効果止血効果止血効果止血効果
 総出血
件数
止血効果
評価可能
件数
非常に良好良好やや良好不十分
定期投与
(121例)
687662139
(21.0%)
329
(49.7%)
167
(25.2%)
27
(4.1%)
出血時投与
(21例)
1,2041,196335
(28.0%)
499
(41.7%)
346
(28.9%)
16
(1.3%)
表4 12歳以下の小児における止血効果
 総出血
件数
止血効果
評価可能
件数
止血効果止血効果止血効果止血効果
 総出血
件数
止血効果
評価可能
件数
非常に良好良好やや良好不十分
定期投与
(51例)
978132
(39.5%)
41
(50.6%)
7
(8.6%)
1
(1.2%)

薬効薬理

作用機序5,6)
血液凝固第VIII因子欠乏患者に対し,血漿中の血液凝固第VIII因子を補うことにより,出血傾向を改善する.
止血効果6)
血友病Aマウスを用いた出血モデルにおいて,本剤静脈内投与(出血5分前又は24時間前)により止血効果が認められた.

有効成分に関する理化学的知見

一般名
オクトコグ ベータ(遺伝子組換え)
〔Octocog Beta(Genetical Recombination)〕JAN
本質
オクトコグ ベータは,遺伝子組換えヒト血液凝固第VIII因子であり,ベビーハムスター腎細胞で産生される.オクトコグ ベータは,1648個のアミノ酸残基からなるH鎖及び684個のアミノ酸残基からなるL鎖で構成される糖タンパク質(分子量:約350,000)である.

取扱い上の注意

記録の保存
本剤は特定生物由来製品ではないが血液製剤代替医薬品であることから,本剤を血液凝固第VIII因子欠乏患者に投与(処方)した場合は,医薬品名及びその製造番号,投与(処方)した日,使用患者名,住所等を記録し,少なくとも20年間保存すること.

承認条件

医薬品リスク管理計画を策定の上,適切に実施すること.

包装

250国際単位×1バイアル〔添付溶解液プレフィルドシリンジ(日本薬局方 注射用水2.5mL)×1シリンジ付き〕
500国際単位×1バイアル〔添付溶解液プレフィルドシリンジ(日本薬局方 注射用水2.5mL)×1シリンジ付き〕
1000国際単位×1バイアル〔添付溶解液プレフィルドシリンジ(日本薬局方 注射用水2.5mL)×1シリンジ付き〕
2000国際単位×1バイアル〔添付溶解液プレフィルドシリンジ(日本薬局方 注射用水5mL)×1シリンジ付き〕
3000国際単位×1バイアル〔添付溶解液プレフィルドシリンジ(日本薬局方 注射用水5mL)×1シリンジ付き〕

主要文献及び文献請求先

主要文献

1
Maas Enriquez, M.:バイエル薬品社内資料[治療歴のある12歳以上の小児及び成人の重症血友病A患者を対象とした海外臨床試験](2014)
2
Maas Enriquez, M.:バイエル薬品社内資料[日本人を含む治療歴のある12歳以上の小児及び成人の重症血友病A患者を対象とした国際共同試験](2014)
3
Maas Enriquez, M.:バイエル薬品社内資料[治療歴のある12歳以下の小児の重症血友病A患者を対象とした海外臨床試験](2014)
4
Maas Enriquez, M.:バイエル薬品社内資料[治療歴のある12歳以上の小児及び成人の重症血友病A患者を対象とした海外臨床試験及び日本人を含む国際共同試験の併合解析](2014)
5
Giles, A. R. et al.:Blood, 72(1), 335(1988)
6
McDonald, T.:バイエル薬品社内資料[マウスにおける止血効果](2009)

文献請求先

主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい.

バイエル薬品株式会社・メディカルインフォメーション
〒530-0001 大阪市北区梅田二丁目4番9号
バイエル医療用医薬品のお問い合わせ先
バイエル薬品株式会社・くすり相談
フリーダイヤル 0120-106-398

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
バイエル薬品株式会社
大阪市北区梅田二丁目4番9号

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

MESSAGE

MESSAGE

LABEL