抗ウイルス化学療法剤
1瓶 393円
有効成分・含量 | 添加物 | 剤形・性状 | pH | 浸透圧比(生理食塩液に対する比) |
1バイアル中 日局アシクロビル250mg | pH調節剤 | 白色〜微黄白色の軽質の塊又は粉末、凍結乾燥品 用時溶解して用いる注射剤 | 10.7〜11.7(1バイアル/10mL注射用水) | 0.6〜0.7(1バイアル/10mL注射用水) |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
プロベネシド | 本剤の排泄が抑制され、本剤の平均血漿中半減期が18%延長し、平均血漿中濃度曲線下面積が40%増加するとの報告がある。注) | プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、本剤の腎排泄が抑制されると考えられる。 |
シメチジン | アシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積が27%増加するとの報告がある(バラシクロビル塩酸塩でのデータ)。注) | シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、アシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。 |
ミコフェノール酸 モフェチル | 本剤及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方の平均血漿中濃度曲線下面積が増加するとの報告がある。注) | 本剤とミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。 |
テオフィリン | 本剤との併用によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。 | 機序は不明であるが、本剤がテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。 |
頻度不明 | |
過敏症注) | 発熱、発疹、紅斑、蕁麻疹、 |
血液 | 貧血、紫斑、血小板減少、顆粒球減少、好酸球増多、リンパ球増多、出血、白血球増多、好塩基球増多、リンパ球減少、血小板増多 |
肝臓 | 肝機能検査値異常(AST(GOT)、ALT(GPT)等の上昇)、肝腫大 |
腎臓・泌尿器 | BUN上昇、血清クレアチニン値上昇、蛋白尿、血尿、尿円柱、乏尿、膿尿、結晶尿、尿閉、排尿困難 |
消化器 | 嘔気、嘔吐、腹痛、胃痛、心窩部痛、胃不快感、下痢、軟便、食欲不振、胃炎、消化不良、舌炎、口渇、便秘、鼓腸放屁 |
精神神経系 | 意識障害、傾眠、見当識障害、情動失禁、そう状態、多弁、不安、れん縮、しびれ感、振戦、めまい、眠気、感情鈍麻、うつ状態、集中力障害、徘徊、離人症、興奮、健忘、不眠、言語障害、独語、異常感覚、運動失調、歩行異常、不随意運動、眼振等 |
循環器 | 胸痛、頻脈、動悸、血圧上昇、不整脈、血圧低下 |
筋骨格 | 関節痛、筋肉痛 |
全身症状 | 全身倦怠感、発熱、頭痛、蒼白、ほてり、悪寒、失神、浮腫、脱力感、筋力低下 |
適用部位 | 注射部壊死、注射部炎症 |
その他 | 呼吸困難、血清トリグリセライド値上昇、血清コレステロール値上昇、血清蛋白低下、尿糖、肺炎、咽頭炎、喘鳴、胸水、疼痛、難聴、結膜炎、視力異常、味覚障害、脱毛、発汗、低ナトリウム血症、血清アルブミン低下、AG比低下、血清カリウム値上昇 |