高脂血症治療剤
1錠 7.7円
色・剤形 | 白色のフィルムコーティング錠 |
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外形 上面 | |
外形 下面 | |
外形 側面 | |
規格 直径 | 9.1mm |
規格 厚さ | 5.2mm |
規格 重量 | 315mg |
識別コード | B 200 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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HMG-CoA還元酵素阻害薬 プラバスタチンナトリウム シンバスタチン フルバスタチンナトリウム等 | **急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。 | **危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者 |
抗凝血薬 ワルファリンカリウム | プロトロンビン時間を測定して抗凝血薬の量を調節すること。出血又はその傾向が認められた場合には、抗凝血薬あるいは全ての該当薬剤を減量又は中止すること。 | 本剤による抗凝血薬の作用部位の親和性の増加による抗凝血薬の作用増強が考えられる。 |
フルバスタチンナトリウム | フルバスタチンナトリウムの血中濃度が上昇することがある。 | フルバスタチンナトリウムの肝代謝が阻害され、初回通過効果が低下したものと考えられる。 |
スルホニル尿素系血糖降下薬 グリベンクラミド グリクラジド グリメピリド等 | 冷汗、強い空腹感、動悸等の低血糖症状の発現が報告されているので、このような症状があらわれた場合には血糖降下薬の量を調節すること。 | 本剤とこれらの薬剤との血清アルブミン結合部位における競合により、これらの薬剤の血中遊離型濃度が上昇し血糖降下作用が増強されると考えられる。 〈危険因子〉高齢者 |
ナテグリニド | 冷汗、強い空腹感、動悸等の低血糖症状の発現が報告されているので、このような症状があらわれた場合には血糖降下薬の量を調節すること。 | 本剤とこれらの薬剤との血清アルブミン結合部位における競合により、これらの薬剤の血中遊離型濃度が上昇し血糖降下作用が増強されると考えられる。 〈危険因子〉高齢者 |
インスリン | 低血糖症状があらわれることがある。併用する場合には血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | インスリン感受性増強等の作用により、血糖降下作用を増強すると考えられる。 |
シクロスポリン | 腎障害が報告されているので、腎機能検査値(クレアチニン、BUN等)の変動に十分注意すること。 | 腎障害の副作用が相互に増強されると考えられる。 |
陰イオン交換樹脂剤 コレスチラミン | 本剤の吸収が遅延又は減少する可能性があるため、併用する場合には、少なくとも2時間以上の間隔をあけて投与すること。 | 陰イオン交換樹脂剤の吸着作用によると考えられる。 |
判定パラメータ: AUC0-24 (μg・hr/mL) | 判定パラメータ: Cmax (μg/mL) | 参考パラメータ: Tmax (hr) | 参考パラメータ: T1/2 (hr) | |
絶食時投与: ミデナールL錠200 | 13.27±0.59 | 3.46±0.34 | 4.6±0.2 | 2.3±0.5 |
絶食時投与: 標準製剤(錠剤、200mg) | 12.67±0.98 | 3.47±0.33 | 4.2±0.2 | 1.6±0.1 |
食後投与: ミデナールL錠200 | 15.37±1.00 | 3.75±0.31 | 4.6±0.1 | 2.3±0.5 |
食後投与: 標準製剤(錠剤、200mg) | 14.82±1.00 | 3.79±0.30 | 4.4±0.2 | 2.4±0.5 |