抗結核抗生物質製剤
1瓶 1634円
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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アミノグリコシド系抗生物質、ポリペプチド系抗生物質 ストレプトマイシン、カナマイシン等 | 第8脳神経障害及び腎障害が発現、悪化するおそれがあるので、併用する場合には慎重に投与すること。 | 両薬剤ともに聴器系毒性、腎毒性を有するが相互作用の機序は不明。 |
麻酔剤、筋弛緩剤 ツボクラリン、パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物、A型ボツリヌス毒素等 | 呼吸抑制があらわれるおそれがあるので、併用する場合には慎重に投与すること。呼吸抑制があらわれた場合には、必要に応じ、コリンエステラーゼ阻害剤、カルシウム製剤の投与等の適切な処置を行うこと。 | 両薬剤ともにクラーレ様作用(神経筋遮断作用)を有しており、併用によりその作用が増強される。 |
ジギタリス剤 ジゴキシン等 | 不整脈等を起こすおそれがあるので、併用する場合には慎重に投与すること。 | 本剤は血清カリウム低下作用があり、併用によりジギタリスの心臓に対する作用を増強させる。 |
糖質副腎皮質ホルモン剤、利尿剤 | 過剰のカリウム放出を起こすおそれがあるので、併用する場合には慎重に投与すること。 | 本剤は血清カリウム低下作用があり、併用により作用が増強される。 |
他の抗結核剤 リファンピシン、イソニアジド等 | 肝障害があらわれることがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | 機序は不明。 |