1
社内資料 :グリクロピラミド製剤の吸収性比較試験.
2
阿部泰夫, 他. :基礎と臨床. 1977 ;11 :1639-1645
3
織田敏次, 他. :治療. 1965 ;47 :843-846
4
入倉勉, 他. :薬学雑誌. 1965 ;85 :104-112
経口血糖降下剤
1錠 27.3円
有効成分 | 1錠中グリクロピラミド 250mg |
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添加剤 | 結晶セルロース、乳糖水和物、カルメロースカルシウム、バレイショデンプン、ステアリン酸マグネシウム |
剤形 | 裸錠 |
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色調 | 白色 |
外形 | 表面 側面 |
大きさ | 大きさ(長径) 13.0mm 大きさ(短径) 5.5mm 大きさ(厚さ) 4.2mm |
質量 | 約325mg |
識別コード | KP-105 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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糖尿病用薬 インスリン製剤 ビグアナイド系薬剤 チアゾリジン系薬剤 α-グルコシダーゼ阻害剤 DPP-4阻害剤 GLP-1受容体作動薬 SGLT2阻害剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 血糖降下作用が増強される。 |
プロベネシド | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 本剤の腎排泄が抑制される。 |
クマリン系薬剤 ワルファリンカリウム | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 本剤の肝代謝が抑制される。 |
クロラムフェニコール | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 本剤の肝代謝が抑制される。 |
ミコナゾール フルコナゾール | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 本剤の肝代謝が抑制される。 |
サリチル酸剤 アスピリン等 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 本剤の血中蛋白との結合が抑制される。また、サリチル酸剤は血糖降下作用を有する。 |
ピラゾロン系消炎剤 ケトフェニルブタゾン等 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 本剤の血中蛋白との結合、及び腎排泄が抑制される。 |
β-遮断剤 プロプラノロール塩酸塩等 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 糖の新生及びアドレナリンによる低血糖からの回復を抑制する。また、低血糖に対する交感神経症状を不顕化する。 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 糖の新生を抑制し、インスリンの分泌を促進する。 |
サルファ剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 本剤の血中蛋白との結合、肝代謝及び腎排泄が抑制される。 |
フィブラート系薬剤 クロフィブラート ベザフィブラート等 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 本剤の血中蛋白との結合、肝代謝及び腎排泄が抑制される。 |
テトラサイクリン系抗生物質 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 末梢組織のインスリン感受性を促進する。 |
グアネチジン硫酸塩 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。 併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | 機序は明確ではないが、組織カテコールアミン枯渇の関与等が考えられる。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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アドレナリン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 末梢組織でのブドウ糖の取り込みの抑制、及び肝臓での糖新生を促進する。 |
副腎皮質ホルモン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 肝臓での糖新生の促進、及び末梢組織のインスリン感受性を低下させる。 |
甲状腺ホルモン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 腸管でのブドウ糖吸収を亢進させ、グルカゴンの分泌を促進させる。また、カテコールアミンの作用を増強させ、肝臓での糖新生を促進させる。 |
卵胞ホルモン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 機序は明確ではないが、コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰生産、肝機能の変化等が考えられる。 |
利尿剤 チアジド系 クロルタリドン エタクリン酸 アセタゾラミド トリアムテレン フロセミド等 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 末梢組織のインスリン感受性の低下、及びインスリンの分泌を抑制する。 |
ピラジナミド | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 機序は明確ではないが、血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。 |
イソニアジド | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 糖質代謝を障害し、血糖値上昇及び耐糖能異常を起こす。 |
リファンピシン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 本剤の肝代謝を促進させる。 |
ニコチン酸 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 肝臓でのブドウ糖の同化を抑制する。 |
フェノチアジン系薬剤 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | インスリンの遊離抑制及び副腎からアドレナリンを遊離させる。 |
フェニトイン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | インスリンの分泌を抑制する。 |
ブセレリン酢酸塩 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 機序は明確ではないが、ブセレリン酢酸塩投与により、インスリン非依存型糖尿病患者が依存型になったとの報告がある。 |
0.1~5%未満 | 頻度不明 | |
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血液 | 血小板減少 | |
肝臓 | 肝機能障害 | 肝性ポルフィリン症 |
消化器 | 腹部不快感 等 | |
過敏症 | 発疹、光線過敏症 等 | |
その他 | 頭痛 | アルコール耐性低下、甲状腺機能異常 |
有機溶媒相 | 水相 | 分配係数 |
クロロホルム | pH6.9 Britton-Robinson緩衝液 | 3.99 |