1
勝 正孝他:新薬と臨牀. 1966; 15(1),15-19
2
Ringler,I.,et al.:Proc.Soc.Exp.Biol.Med. 1959; 102,628-636
3
Lerner,L.J.,et al.:Ann.N.Y.Acad.Sci. 1964; 116,1071-1079
4
Lerner,L.J.:Clin.Med. 1966; 73(10),53-57
合成副腎皮質ホルモン剤
1mLV 204円
有効成分 | 1mL中の分量 トリアムシノロンアセトニド 10mg |
---|---|
添加剤 | ベンジルアルコール 9mg ポリソルベート80 0.4mg カルメロースナトリウム 7.5mg 塩化ナトリウム及びpH調節剤 |
pH | 5.0~7.0 |
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浸透圧比 | 約1(生理食塩液対比) |
性状 | 白色の懸濁液で、放置するとき、白色の沈殿物と無色の上澄液とに分離し、この沈殿物は、穏やかに振り混ぜるとき、再び容易に懸濁状となる。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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デスモプレシン酢酸塩水和物 (ミニリンメルト)(男性における夜間多尿による夜間頻尿) | 低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 | 機序不明。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
バルビツール酸誘導体 フェノバルビタール フェニトイン リファンピシン | 本剤の作用が減弱することが報告されているので、併用する場合には用量に注意すること。 | バルビツール酸誘導体、フェニトイン、リファンピシンはP-450を誘導し、本剤の代謝が促進される。 |
サリチル酸誘導体 アスピリン アスピリンダイアルミネート サザピリン等 | 併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加し、サリチル酸中毒を起こすことが報告されているので、併用する場合には用量に注意すること。 | 本剤は、サリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する。 |
抗凝血剤 ワルファリンカリウム等 | 抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意すること。 | 本剤は血液凝固促進作用がある。 |
糖尿病用薬 ビグアナイド系薬剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤 α-グルコシダーゼ阻害剤 チアゾリジン系薬剤 DPP-4阻害剤 GLP-1受容体作動薬 SGLT2阻害剤 インスリン製剤等 | これらの薬剤の効果を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意すること。 | 本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を抑制する。 |
利尿剤(カリウム保持性を除く) トリクロルメチアジド、アセタゾラミド、フロセミド等 注射用アムホテリシンB | 併用により、低カリウム血症があらわれることがあるので、併用する場合には用量に注意すること。 | 本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある。 |
シクロスポリン | 他の副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意すること。 | 副腎皮質ホルモン剤はシクロスポリンの代謝を抑制する。 |
エリスロマイシン | 本剤の作用が増強されるとの報告があるので、併用する場合には用量に注意すること。 | 本剤の代謝が抑制されるおそれがある。 |
非脱分極性筋弛緩剤 パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物等 | 本剤の長期前投与により筋弛緩作用が減弱するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意すること。 | 機序不明。 |
強心配糖体 ジゴキシン、ジギトキシン等 | ジギタリス中毒があらわれるおそれがあるので、必要に応じて本剤又はこれらの薬剤を減量するなど用量に注意すること。 | 本剤のカリウム排泄による血中カリウム値低下により、強心配糖体の作用が増強する。 |
エストロゲン(経口避妊剤を含む) | 本剤の作用が増強されるおそれがあるので、必要に応じてこれらの薬剤を減量するなど用量に注意すること。 | これらの薬剤が本剤の代謝を抑制すると考えられる。 |
成長ホルモン ソマトロピン | 成長ホルモンの成長促進作用が抑制されるおそれがあるので、併用する場合には用量に注意すること。 | 糖質コルチコイドが成長抑制効果を有する。 |
頻度不明 | |
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内分泌 | 月経異常 |
消化器 | 下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進 |
精神神経系 | 多幸症、不眠、頭痛、めまい |
筋・骨格 | 筋肉痛、関節痛 |
投与部位 | 関節腔内投与時 関節の不安定化注1)、疼痛・腫脹・圧痛の増悪、結晶誘発性滑膜炎注2) |
投与部位 | 皮内投与時 局所組織の萎縮による陥没注3) |
脂質・蛋白質代謝 | 満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝 |
体液・電解質 | 浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス |
眼 | 中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出 |
血液 | 白血球増多 |
皮膚 | 痤瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、瘙痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・脆弱化、色素脱失、脂肪織炎 |
その他 | 発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数及びその運動性の増減 |