1
JEAN-MICHEL MOLINA et al.: J Acquir Immune Defic Syndr. 2010; 53(3): 323-332
2
KATHLEEN SQUIRES et al.: J Acquir Immune Defic Syndr. 2004; 36(5):1011-1019
3
MARGARET JOHNSON et al: AIDS. 2006; 20(5): 711-718
HIVプロテアーゼ阻害剤
1カプセル 614.3円
有効成分 | 1カプセル中 アタザナビル硫酸塩 170.84mg (アタザナビルとして150mgに相当) |
---|---|
添加剤 | クロスポビドン,乳糖水和物及びステアリン酸マグネシウム また,カプセル本体にゼラチン及び青色二号 |
有効成分 | 1カプセル中 アタザナビル硫酸塩 227.79mg (アタザナビルとして200mgに相当) |
---|---|
添加剤 | クロスポビドン,乳糖水和物及びステアリン酸マグネシウム また,カプセル本体にゼラチン及び青色二号 |
色 | キャップ:青色 ボディ:淡青色 |
---|---|
内容物 | 白色~淡黄色の顆粒 |
形状 | |
サイズ | 1号 カプセル |
識別コード (印字色) | BMS 150mg(白色) 3624(青色) |
色 | キャップ:青色 ボディ:青色 |
---|---|
内容物 | 白色~淡黄色の顆粒 |
形状 | |
サイズ | 0号 カプセル |
識別コード (印字色) | BMS 200mg(白色) 3631(白色) |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
リファンピシン(リファジン) | 本剤の血中濃度が低下し,本剤の効果が減弱するおそれがある。 | リファンピシンがCYP3A4を誘導することによる。 |
イリノテカン塩酸塩水和物 (カンプト,トポテシン) | イリノテカンの副作用を増強することがある。 | 本剤のUGT阻害によりイリノテカンの代謝が抑制されるおそれがある。 |
ミダゾラム(ドルミカム,ミダフレッサ,ブコラム) トリアゾラム(ハルシオン) | これらの薬剤の代謝が抑制され,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(持続的又は過度の鎮静,呼吸抑制等)が起こる可能性がある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
ベプリジル塩酸塩水和物(ベプリコール) | 重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン配合錠) ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 エルゴメトリンマレイン酸塩(エルゴメトリンF) メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(パルタン) | これらの薬剤の代謝が抑制され,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(末梢血管収縮,四肢の虚血等を特徴とする急性の毒性作用)が起こる可能性がある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
ピモジド(オーラップ) | ピモジドの代謝が抑制され,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(不整脈等)が起こる可能性がある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
シンバスタチン(リポバス) ロバスタチン(国内未発売) | これらの薬剤の代謝が抑制され,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(横紋筋融解症を含むミオパチー等)が起こる可能性がある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
ロミタピドメシル酸塩(ジャクスタピッド) | 本剤によりロミタピドの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
バルデナフィル塩酸塩水和物(レビトラ) | 本剤との併用に関する試験は行われていないが,バルデナフィルの血中濃度が上昇し,有害事象(低血圧,視覚障害,持続勃起症,失神等)の発現が増加するおそれがある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
ブロナンセリン(ロナセン) | 本剤によりブロナンセリンの血中濃度が上昇し,作用が増強するおそれがある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
アゼルニジピン(カルブロック) オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン(レザルタス) | 本剤によりアゼルニジピンの血中濃度が上昇し,作用が増強するおそれがある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
ルラシドン塩酸塩(ラツーダ) | 本剤によりルラシドンの血中濃度が上昇し,作用が増強するおそれがある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
フィネレノン(ケレンディア) | 本剤によりフィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
リバーロキサバン(イグザレルト) | 本剤によりリバーロキサバンの血中濃度が上昇し,作用が増強するおそれがある。 | CYP3A4及びP糖蛋白(P-gp)の強力な阻害作用によりリバーロキサバンのクリアランスが減少する。 |
グラゾプレビル水和物(グラジナ) | グラゾプレビルの血中濃度が上昇するおそれがある。 | 本剤のOATP1Bに対する阻害作用によるものと考えられている。 |
グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル(マヴィレット配合錠) | グレカプレビルの血中濃度が上昇するおそれがある。 ALT上昇のリスクが増加するおそれがある。 | 本剤のOATP1Bに対する阻害作用によるものと考えられている。 ALT上昇の機序は不明。 |
プロトンポンプ阻害剤 オメプラゾール(オメプラール,オメプラゾン) ランソプラゾール(タケプロン) ラベプラゾール(パリエット) エソメプラゾール(ネキシウム) ボノプラザンフマル酸塩(タケキャブ) アスピリン・ランソプラゾール(タケルダ) アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩(キャブピリン) | 本剤とこれら薬剤の併用により,血中濃度が低下し,本剤の効果が減弱するおそれがある。 | 本剤の溶解性がpHに依存することから,胃酸分泌抑制により本剤の吸収が抑制されるおそれがある。 |
セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 | 本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので,本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。 | セイヨウオトギリソウにより誘導された肝薬物代謝酵素(チトクロームP450)が本剤の代謝を促進し,クリアランスを上昇させるためと考えられている。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 | 本剤のAUC,Cminが低下し,テノホビルの血中濃度が上昇するおそれがある。テノホビルに関連した有害事象(腎障害等)を増強するおそれがあるので,併用する場合にはテノホビルに関連した有害事象のモニタリングを行うこと。 リトナビルを併用しない場合には,本剤とテノホビルの併用は推奨されない。 | 機序不明 |
エファビレンツ | 本剤とエファビレンツの併用は推奨されない。 | 本剤の血中濃度が低下するおそれがある。 |
ネビラピン | 本剤の血中濃度が低下し,ネビラピンの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤とネビラピンの併用は推奨されない。 | ネビラピンがCYP3A4を誘導し,また代謝が阻害されることによる。 |
ホスアンプレナビルカルシウム水和物 | ホスアンプレナビル700mg/リトナビル100mg1日2回と本剤300mg1日1回を併用した場合,本剤のCmax,AUCはそれぞれ24%,22%減少した。 | CYP3A4に対する競合による。 |
制酸剤,緩衝作用を有する薬剤 乾燥水酸化アルミニウムゲル,沈降炭酸カルシウム等 | 本剤はこれらの薬剤投与の2時間前又は1時間後に投与すること。 | 本剤の吸収が抑制されるおそれがある。 |
H2受容体拮抗剤 ファモチジン等 | 本剤とこれら薬剤の併用により,本剤の血中濃度が著しく低下し,効果が減弱するおそれがある。H2受容体拮抗剤の影響を減少させるために,必ず本剤とリトナビルを併用して投与し,本剤とH2受容体拮抗剤は可能な限り間隔をあけて投与することが推奨される。また,抗HIV薬による治療経験のある患者に,本剤/リトナビルとテノホビルを併用する場合は,H2受容体拮抗剤の併用は推奨されない。 | 胃内pHの上昇により,本剤の吸収が抑制されるおそれがある。 |
アミオダロン キニジン リドカイン 三環系抗うつ薬 | 本剤とこれら薬剤の併用により重篤な又は生命に危険を及ぼすような有害事象があらわれるおそれがあり,この併用に関する試験は行われていない。併用する場合には,これらの薬剤の血中濃度のモニタリングを行うことが望ましい。 | これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 |
リオシグアト | リオシグアトの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤との併用が必要な場合は,患者の状態に注意し,必要に応じてリオシグアトの減量を考慮すること。 | 本剤のCYP3A4阻害によりリオシグアトのクリアランスが低下する。 |
トラゾドン | トラゾドンの血中濃度が上昇するおそれがある。併用する場合には,患者の状態に注意し,必要に応じてトラゾドンの減量を考慮すること。 | 本剤がCYP3A4を阻害する。 |
リファブチン | リファブチンの作用が増強するおそれがあるので,リファブチンの用法・用量を150mg隔日投与又は1週間に3回投与とすることが推奨される。併用する場合には,副作用のモニタリングを十分に行うこと。 | 本剤がCYP3A4を阻害することにより,リファブチンの血中濃度を上昇させる。 |
ワルファリン | 本剤との併用により重篤な又は生命に危険を及ぼすような出血があらわれるおそれがあり,この併用に関する試験は行われていない。併用する場合には,INRのモニタリングを行うことが望ましい。 | ワルファリンの血中濃度が上昇するおそれがある。 |
ジルチアゼム | 本剤(400mg1日1回)とジルチアゼム(180mg1日1回)を併用した場合にジルチアゼム及びデスアセチル-ジルチアゼムのCmax,AUCが約2〜3倍に増加するとの報告がある。ジルチアゼムを半量に減量して投与することを考慮すること。本剤の投与により,心電図検査でPR間隔の延長を示すことがある。併用する場合には心電図のモニタリングを行うことが望ましい。 | ジルチアゼム及びデスアセチル-ジルチアゼムの血中濃度が上昇するおそれがある。 |
フェロジピン ニフェジピン ニカルジピン ベラパミル | フェロジピン,ニフェジピン,ニカルジピンあるいはベラパミルと本剤を併用する場合にはこれらの薬剤を減量するなど用量に注意すること。併用する場合には心電図のモニタリングを行うことが望ましい。 | これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 |
シルデナフィルクエン酸塩 タダラフィル | これらの薬剤の血中濃度が上昇し,有害事象(低血圧,視覚障害,持続勃起症,失神等)を起こすおそれがある。併用する場合には,有害事象のモニタリングを行うなど注意すること。 | CYP3A4に対する競合による。 |
アトルバスタチン ロスバスタチン | これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 本剤を含むHIVプロテアーゼ阻害薬とこれらの薬剤を併用した場合,横紋筋融解症を含むミオパチー等の事象発現の危険性が高くなる可能性があるので,注意すること。 | CYP3A4に対する競合による。 |
シクロスポリン タクロリムス | 併用する場合には,治療域のモニタリングを行うことが望ましい。 | これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 |
テムシロリムス | テムシロリムス及びその活性代謝物であるシロリムスの血中濃度が上昇するおそれがある。 | CYP3A4に対する阻害による。 |
クラリスロマイシン | 本剤(400mg1日1回)とクラリスロマイシン(500mg1日1回)を併用した場合にクラリスロマイシンのCmaxが約1.5倍,AUCが約2倍に増加するとの報告がある。クラリスロマイシンに関連する有害事象(QTc延長等)を起こすおそれがあるので,クラリスロマイシンを半量に減量して投与することを考慮すること。また,活性代謝物である14位水酸化体の濃度が顕著に低下するとの報告があり,Mycobacterium avium complexによる感染症以外の症状に対しては代替の治療法を考慮すること。 | 本剤及びクラリスロマイシンの血中濃度が上昇するおそれがある。 |
ブプレノルフィン塩酸塩 | ブプレノルフィンの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤/リトナビルと併用する場合は,鎮静状態及び認知機能のモニタリングを行い,ブプレノルフィンの減量を考慮すること。また,リトナビルを併用しない場合には,本剤の血中濃度が減少するおそれがあるので,本剤とブプレノルフィンの併用は推奨されない。 | 本剤がCYP3A4及びUGT1A1を阻害する。 |
モリデュスタットナトリウム | モリデュスタットの血中濃度が上昇し,作用が増強するおそれがある。 | 本剤がUGT1A1を阻害する。 |
エチニルエストラジオール及びノルエチステロン又はノルゲスチメートを含む経口避妊薬 | 本剤/リトナビルと併用する場合は,エチニルエストラジオールとして0.035mg以上の経口避妊薬を投与することが望ましい。 また,リトナビルを併用せずに本剤と併用する場合は,エチニルエストラジオールとして0.030mg以下の経口避妊薬を投与することが望ましい。 黄体ホルモン薬の血中濃度上昇による長期的な影響は不明であるが,インスリン抵抗性,脂質異常症,ざ瘡のリスクを上昇させるおそれがあるので,注意すること。本剤投与時は他の避妊法を行うことが望ましい。 | 本剤/リトナビルとエチニルエストラジオール及びノルゲスチメートを含む経口避妊薬の併用により,エチニルエストラジオールの平均血中濃度が低下し,17-デアセチルノルゲスチメートの平均血中濃度が上昇するおそれがある。 本剤(リトナビルの併用なし)とエチニルエストラジオール及びノルエチステロンを含む経口避妊薬の併用により,エチニルエストラジオール及びノルエチステロンの平均血中濃度が上昇するおそれがある。 |
エトラビリン | 本剤の血中濃度が減少し,エトラビリンの血中濃度が上昇するおそれがある。 | CYP3A4誘導作用により,本剤の代謝が促進される。また,本剤のCYP3A4阻害作用により,エトラビリンの代謝が阻害される。 |
マラビロク,ダサチニブ水和物 | これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | 本剤がCYP3A4の活性を阻害する。 |
ケトコナゾール(国内未発売) イトラコナゾール | 本剤/リトナビルとケトコナゾール又はイトラコナゾールを併用する場合は,注意すること。 | これらの薬剤はCYP3A4を阻害し,またCYP3A4により代謝される。 |
ボリコナゾール | CYP2C19の活性型遺伝子を1つ以上有する患者(Extensive Metabolizer:EM)注)に本剤/リトナビル(300mg/100mg1日1回)とボリコナゾール(200mg1日2回)を併用した場合,ボリコナゾール及び本剤の血漿中濃度が低下するおそれがある。一方,CYP2C19の活性型遺伝子を有さない患者(Poor Metabolizer:PM)注)に本剤/リトナビル(300mg/100mg1日1回)とボリコナゾール(50mg1日2回)を併用した場合,ボリコナゾールの血漿中濃度が上昇し,本剤の血漿中濃度が低下するおそれがある。 併用する場合には,ボリコナゾールに関連した有害事象,及びボリコナゾールあるいは本剤の有効性の減弱について注意深く観察すること。 | CYP2C19のEMでは,リトナビルが,ボリコナゾールの主な肝薬物代謝酵素であるCYP2C19を誘導することにより,ボリコナゾールの血漿中濃度が低下する。 CYP2C19のPMでは,リトナビル及び本剤が,CYP3A4による代謝を阻害することにより,ボリコナゾールの血漿中濃度が上昇する。 本剤の血漿中濃度が低下する機序は不明である。 |
CYP3A4の基質となる薬剤 ボセンタン水和物等 | これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | 本剤がCYP3A4を阻害する。 |
エルバスビル | エルバスビルの血中濃度が上昇するおそれがある。 | CYP3A4に対する競合による。 |
1%以上 | 1%未満 | 頻度不明 | |
---|---|---|---|
心臓障害 | 失神,浮腫,動悸,心停止,第一度AVブロック,心筋炎 | QT延長,torsade de pointes | |
神経系障害 | 頭痛(2.7%) | 末梢神経障害,健忘,傾眠,浮動性めまい,味覚異常,灼熱感,痙攣,運動過多,感覚鈍麻,反射亢進 | |
眼障害 | 黄疸眼(1.1%) | ||
耳及び迷路障害 | 耳鳴,耳炎 | ||
呼吸器,胸郭及び縦隔障害 | 呼吸困難,咳嗽,しゃっくり,低酸素症 | ||
胃腸障害 | 悪心(5.7%),嘔吐(2.2%),下痢(2.2%),消化不良(1.2%),腹痛(1.1%) | 口渇,鼓腸,胃炎,膵炎,アフタ性口内炎,腹部膨満,大腸炎,便秘,歯痛,食道潰瘍,食道炎,胃腸炎,胃腸障害,口腔内潰瘍形成,消化性潰瘍 | |
腎及び尿路障害 | 血尿,頻尿,蛋白尿,腎結石,腎臓痛,尿異常,結晶尿,腎不全,乏尿,多尿,尿路感染 | ||
皮膚及び皮下組織障害 | 発疹(1.9%) | 脱毛症,そう痒症,蕁麻疹,血管拡張,水疱性皮膚炎,湿疹,血管浮腫,脂肪萎縮(顔面),光線過敏,多汗,斑状出血,紫斑,蜂巣炎,皮膚糸状菌症,皮膚乾燥,爪の障害,脂漏 | |
筋骨格系及び結合組織障害 | 関節痛,筋萎縮,筋肉痛,ミオパチー,背部痛,骨痛,四肢痛,筋無力症,ピクピクした動き | ||
代謝及び栄養障害 | 食欲不振,食欲亢進,体重減少,体重増加,脱水,脂質異常症,痛風,乳酸アシドーシス,肥満 | 体脂肪の再分布/蓄積(胸部,体幹部の脂肪増加,末梢部の脂肪減少,野牛肩) | |
血管障害 | 高血圧,蒼白 | ||
全身障害及び投与局所様態 | 疲労(1.4%) | 無力症,胸痛,発熱,倦怠感,歩行障害,異形成,全身浮腫,熱過敏,感染,末梢性浮腫,疼痛 | |
免疫系障害 | アレルギー反応 | ||
肝胆道系障害 | 黄疸(4.2%) | 肝脾腫大,無胆汁症,肝腫大,肝臓細胞障害,脂肪肝 | 胆石症,胆嚢炎,胆汁うっ滞 |
生殖系及び乳房障害 | 女性化乳房,男性生殖能低下,無月経,インポテンス,月経障害,骨盤痛 | ||
精神障害 | 不眠症,不安,うつ病,睡眠障害,異常な夢,失見当識,激越,リビドー減退,情動不安定,幻覚,敵意,神経過敏,精神病,自殺企図 | ||
臨床検査注1) | 総ビリルビン上昇(37.2%),ALT上昇(4.6%),AST上昇(3.3%),CK上昇(7.4%),アミラーゼ上昇(11.6%),リパーゼ上昇(2.6%),好中球減少(4.7%),ヘモグロビン減少(1.5%) |
薬物動態パラメータ | アタザナビル400mg/日 | アタザナビル300mg/日+リトナビル100mg/日 | ||
健康成人 (n=14) | HIV感染患者 (n=13) | 健康成人 (n=28) | HIV感染患者 (n=10) | |
Cmax(ng/mL) 幾何平均値(変動係数%) | 5199(26) | 2298(71) | 6129(31) | 4422(58) |
Tmax(h) 中央値 | 2.5 | 2.0 | 2.7 | 3.0 |
AUC(ng・h/mL) 幾何平均値(変動係数%) | 28132(28) | 14874(91) | 57039(37) | 46073(66) |
半減期(t1/2)(h) 算術平均値(標準偏差) | 7.9(2.9) | 6.5(2.6) | 18.1(6.2)a | 8.6(2.3) |
Cmin(ng/mL) 幾何平均値(変動係数%) | 159(88) | 120(109) | 1227(53) | 636(97) |
パラメータ | 健康成人(n=12) |
Cmax(ng/mL) 幾何平均値(変動係数%) | 6238(7) |
Tmax(h) 中央値 | 1.8 |
AUC(ng・h/mL) 幾何平均値(変動係数%) | 38814(15) |
半減期(t1/2)(h) 算術平均値(標準偏差) | 5.7(1.7) |
Cmin(ng/mL) 幾何平均値(変動係数%) | 245(44) |
パラメータ | 投与量a | 幾何平均値 (変動係数%) | 幾何平均値比 (90%信頼区間) | |||
絶食 | 軽食 | 高脂肪食b | 軽食/絶食 | 高脂肪食/絶食 | ||
Cmax (ng/mL) | ATV400mg | 1795 (66) | 2824 (29) | 1795 (33) | 1.57 (1.28-1.93) | 1.00 (0.82-1.23) |
ATV300mg +RTV100mg | 2391 (49) | 3341 (37) | 2120 (35) | 1.40 (1.17-1.66) | 0.89 (0.75-1.06) | |
AUC(INF) (ng・h/mL) | ATV400mg | 7392 (69) | 12562 (37) | 10000 (43) | 1.70 (1.41-2.05) | 1.35 (1.12-1.63) |
ATV300mg +RTV100mg | 22255 (45) | 29807 (37) | 22430 (35) | 1.33 (1.17-1.52) | 1.01 (0.89-1.15) | |
Cmin (ng/mL) | ATV300mg +RTV100mg | 275 (50) | 388 (46) | 358 (45) | 1.40 (1.24-1.57) | 1.33 (1.18-1.49) |
アタザナビル205mg/m² 1日1回 +リトナビル100mg/m² 1日1回 | ||
6-13歳未満 (n=17) | 13-18歳未満 (n=10) | |
投与量(mg)中央値 [min-max] | 200mg [150-400] | 400mg [250-500] |
Cmax(ng/mL) 幾何平均値(変動係数%) | 4451(33%) | 3711(46%) |
AUC(ng・h/mL) 幾何平均値(変動係数%) | 42503(36%) | 44970(34%) |
Cmin(ng/mL) 幾何平均値(変動係数%) | 535(62%) | 1090(60%) |
併用薬 | 併用薬の投与量/スケジュールa | 本剤の投与量/スケジュールa | n | アタザナビルの薬物動態パラメータ比 併用時/非併用時(90%信頼区間) | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||
アテノロール | 50mg(QD) 7〜11日目,19〜23日目 | 400mg(QD) 1〜11日目 | 19 | 1.00 (0.89,1.12) | 0.93 (0.85,1.01) | 0.74 (0.65,0.86) |
クラリスロマイシン | 500mg(BID) 7〜10日目,18〜21日目 | 400mg(QD) 1〜10日目 | 29 | 1.06 (0.93,1.20) | 1.28 (1.16,1.43) | 1.91 (1.66,2.21) |
ジルチアゼム | 180mg(QD) 7〜11日目,19〜23日目 | 400mg(QD) 1〜11日目 | 30 | 1.04 (0.96,1.11) | 1.00 (0.95,1.05) | 0.98 (0.90,1.07) |
エファビレンツ(EFV) | 600mg(QD) 7〜20日目 | 400mg(QD) 1〜20日目 | 27 | 0.41 (0.33,0.51) | 0.26 (0.22,0.32) | 0.07 (0.05,0.10) |
600mg(QD) 7〜20日目 | 400mg(QD) 1〜6日目 300mg(QD)+RTV100mg(QD)(EFV投与の2時間前) 7〜20日目 | 13 | 1.14 (0.83,1.58) | 1.39 (1.02,1.88) | 1.48 (1.24,1.76) | |
600mg(QD) 11〜24日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 1〜10日目 400mg(QD)+RTV100mg(QD) 11〜24日目 (EFVと同時投与) | 14 | 1.17 (1.08,1.27) | 1.00 (0.91,1.10) | 0.58 (0.49,0.69) | |
ファモチジン | 40mg(BID) 7〜12日目 | 400mg(QD) 1〜12日目 (ファモチジンと同時投与) | 15 | 0.53 (0.34,0.82) | 0.59 (0.40,0.87) | 0.58 (0.37,0.89) |
40mg(BID) 7〜12日目 | 400mg(QD, pm) 1〜6日目 7〜12日目 (ファモチジン投与の10時間後かつ2時間前) | 14 | 1.08 (0.82,1.41) | 0.95 (0.74,1.21) | 0.79 (0.60,1.04) | |
40mg(BID) 11〜20日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 1〜20日目 (ファモチジンと同時投与) | 14 | 0.86 (0.79,0.94) | 0.82 (0.75,0.89) | 0.72 (0.64,0.81) | |
20mg(BID) 11〜17日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD)+テノホビル300mg(QD, am) 1〜17日目 (ファモチジンと同時投与) | 18 | 0.91 (0.84,0.99) | 0.90 (0.82,0.98) | 0.81 (0.69,0.94) | |
40mg(QD, pm) 18〜24日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD)+テノホビル300mg(QD, am) 1〜10日目 18〜24日目 (ファモチジン投与の12時間後) | 20 | 0.89 (0.81,0.97) | 0.88 (0.80,0.96) | 0.77 (0.63,0.93) | |
40mg(BID) 18〜24日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD)+テノホビル300mg(QD, am) 1〜10日目 18〜24日目 (ファモチジン投与の10時間後かつファモチジン投与の2時間前) | 18 | 0.74 (0.66,0.84) | 0.79 (0.70,0.88) | 0.72 (0.63,0.83) | |
40mg(BID) 11〜20日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD, am) 1〜10日目 400mg(QD)+RTV100mg(QD, am) 11〜20日目 | 15 | 1.02 (0.87,1.18) | 1.03 (0.86,1.22) | 0.86 (0.68,1.08) | |
フルコナゾール | 200mg(QD) 11〜20日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 1〜20日目 | 29 | 1.03 (0.95,1.11) | 1.04 (0.95,1.13) | 0.98 (0.85,1.13) |
ケトコナゾール | 200mg(QD) 7〜13日目 | 400mg(QD) 1〜13日目 | 14 | 0.99 (0.77,1.28) | 1.10 (0.89,1.37) | 1.03 (0.53,2.01) |
ネビラピン | 200mg(BID) 1〜23日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 4〜13日目 | 23 | 0.72 (0.60,0.86) | 0.58 (0.48,0.71) | 0.28 (0.20,0.40) |
400mg(QD)+RTV100mg(QD) 14〜23日目 | 23 | 1.02 (0.85,1.24) | 0.81 (0.65,1.02) | 0.41 (0.27,0.60) | ||
オメプラゾール | 40mg(QD)b 7〜12日目 | 400mg(QD) 1〜12日目 | 16 | 0.04 (0.04,0.05) | 0.06 (0.05,0.07) | 0.05 (0.03,0.07) |
40mg(QD)b 11〜20日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 1〜20日目 | 15 | 0.28 (0.24,0.32) | 0.24 (0.21,0.27) | 0.22 (0.19,0.26) | |
20mg(QD, am) 17〜23日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD, pm) 7〜23日目 | 13 | 0.61 (0.46,0.81) | 0.58 (0.44,0.75) | 0.54 (0.41,0.71) | |
20mg(QD, am) 17〜23日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD, am) 7〜16日目 400mg(QD)+RTV100mg(QD, am) 17〜23日目 | 14 | 0.69 (0.58,0.83) | 0.70 (0.57,0.86) | 0.69 (0.54,0.88) | |
リファブチン | 150mg(QD) 15〜28日目 | 400mg(QD) 1〜28日目 | 7 | 1.34 (1.14,1.59) | 1.15 (0.98,1.34) | 1.13 (0.68,1.87) |
リファンピシン | 600mg(QD) 17〜26日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 7〜26日目 | 16 | 0.47 (0.41,0.53) | 0.28 (0.25,0.32) | 0.02 (0.02,0.03) |
リトナビル(RTV)c | 100mg(QD) 11〜20日目 | 300mg(QD) 1〜20日目 | 28 | 1.86 (1.69,2.05) | 3.38 (3.13,3.63) | 11.89 (10.23,13.82) |
テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩 | 300mg(QD) 9〜16日目 | 400mg(QD) 2〜16日目 | 34 | 0.79 (0.73,0.86) | 0.75 (0.70,0.81) | 0.60 (0.52,0.68) |
300mg(QD) 15〜42日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 1〜42日目 | 10 | 0.72d (0.50,1.05) | 0.75d (0.58,0.97) | 0.77d (0.54,1.10) | |
ボリコナゾール(CYP2C19の活性型遺伝子を1つ以上有する被験者) | 200mg(BID) 2〜3日目,22〜30日目 400mg (BID) 1日目,21日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 11〜30日目 | 20 | 0.87 (0.80,0.96) | 0.88 (0.82,0.95) | 0.80 (0.72,0.90) |
ボリコナゾール(CYP2C19の活性型遺伝子を有さない被験者) | 50mg(BID) 2〜3日目,22〜30日目 100mg(BID) 1日目,21日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 11〜30日目 | 8 | 0.81 (0.66,1.00) | 0.80 (0.65,0.97) | 0.69 (0.54,0.87) |
併用薬 | 併用薬の投与量/スケジュールa | 本剤の投与量/スケジュールa | n | 併用薬の薬物動態パラメータ比 併用時/非併用時(90%信頼区間) | ||
Cmax | AUC | Cmin | ||||
アセトアミノフェン | 1g(BID) 1〜20日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 11〜20日目 | 10 | 0.87 (0.77,0.99) | 0.97 (0.91,1.03) | 1.26 (1.08,1.46) |
アテノロール | 50mg(QD) 7〜11日目,19〜23日目 | 400mg(QD) 1〜11日目 | 19 | 1.34 (1.26,1.42) | 1.25 (1.16,1.34) | 1.02 (0.88,1.19) |
クラリスロマイシン | 500mg(BID) 7〜10日目,18〜21日目 | 400mg(QD) 1〜10日目 | 21 | 1.50 (1.32,1.71) 水酸化体:0.28 (0.24,0.33) | 1.94 (1.75,2.16) 水酸化体:0.30 (0.26,0.34) | 2.60 (2.35,2.88) 水酸化体:0.38 (0.34,0.42) |
ジルチアゼム | 180mg(QD) 7〜11日目,19〜23日目 | 400mg(QD) 1〜11日目 | 28 | 1.98 (1.78,2.19) デスアセチルジルチアゼム:2.72 (2.44,3.03) | 2.25 (2.09,2.16) デスアセチルジルチアゼム:2.65 (2.45,2.87) | 2.42 (2.14,2.73) デスアセチルジルチアゼム:2.21 (2.02,2.42) |
エチニルエストラジオール・ノルエチステロン | Ortho-Novum 7/7/7(QD) 1〜29日目 | 400mg(QD) 16〜29日目 | 19 | エチニルエストラジオール:1.15 (0.99,1.32) | エチニルエストラジオール:1.48 (1.31,1.68) | エチニルエストラジオール:1.91 (1.57,2.33) |
ノルエチステロン:1.67 (1.42,1.96) | ノルエチステロン:2.10 (1.68,2.62) | ノルエチステロン:3.62 (2.57,5.09) | ||||
エチニルエストラジオール・ノルゲスチメート | Ortho Tri-Cyclen(QD) 1〜28日目 Ortho Tri-Cyclen LO (QD) 29〜42日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 29〜42日目 | 14 | エチニルエストラジオール:0.84 (0.74,0.95) | エチニルエストラジオール:0.81 (0.75,0.87) | エチニルエストラジオール:0.63 (0.55,0.71) |
17-デアセチルノルゲスチメート:1.68 (1.51,1.88) | 17-デアセチルノルゲスチメート:1.85 (1.67,2.05) | 17-デアセチルノルゲスチメート:2.02 (1.77,2.31) | ||||
フルコナゾール | 200mg(QD) 1〜20日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 11〜20日目 | 29 | 1.05 (0.99,1.10) | 1.08 (1.02,1.15) | 1.07 (1.00,1.15) |
ネビラピン | 200mg(BID) 1〜23日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 4〜13日目 | 23 | 1.17 (1.09,1.25) | 1.25 (1.17,1.34) | 1.32 (1.22,1.43) |
400mg(QD)+RTV100mg(QD) 14〜23日目 | 1.21 (1.11,1.32) | 1.26 (1.17,1.36) | 1.35 (1.25,1.47) | |||
オメプラゾール | 40mg単回 7日目,20日目b | 400mg(QD) 1〜12日目 | 16 | 1.24 (1.04,1.47) | 1.45 (1.20,1.76) | NA |
リファブチン | 300mg(QD) 1〜10日目 150mg(QD) 11〜20日目 | 600mg(QD)c 11〜20日目 | 3 | 1.18 (0.94,1.48) 25-O-デスアセチルリファブチン:8.20 (5.90,11.40) | 2.10 (1.57,2.79) 25-O-デスアセチルリファブチン:22.01 (15.97,30.34) | 3.43 (1.98,5.96) 25-O-デスアセチルリファブチン:75.6 (30.1,190.0) |
150mg(週2回) 1〜15日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 1〜17日目 | 7 | 2.49 (2.03,3.06) 25-O-デスアセチルリファブチン:7.77 (6.13,9.83) | 1.48 (1.19,1.84) 25-O-デスアセチルリファブチン:10.90 (8.14,14.61) | 1.40 (1.05,1.87) 25-O-デスアセチルリファブチン:11.45 (8.15,16.10) | |
Rosiglitazone(本邦未承認) | 4mg単回 1日目,7日目,17日目 | 400mg(QD) 2〜7日目 | 14 | 1.08 (1.03,1.13) | 1.35 (1.26,1.44) | NA |
300mg(QD)+RTV100mg(QD) 8〜17日目 | 0.97 (0.91,1.04) | 0.83 (0.77,0.89) | NA | |||
テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩 | 300mg(QD) 9〜16日目,24〜30日目 | 400mg(QD) 2〜16日目 | 33 | 1.14 (1.08,1.20) | 1.24 (1.21,1.28) | 1.22 (1.15,1.30) |
300mg(QD, pm) 1〜7日目,25〜34日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 25〜34日目 | 12 | 1.34 (1.20,1.51) | 1.37 (1.30,1.45) | 1.29 (1.21,1.36) | |
ボリコナゾール(CYP2C19の活性型遺伝子を1つ以上有する被験者) | 200mg(BID) 2〜3日目,22〜30日目 400mg(BID) 1日目,21日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 11〜30日目 | 20 | 0.90 (0.78,1.04) | 0.67 (0.58,0.78) | 0.61 (0.51,0.72) |
ボリコナゾール(CYP2C19の活性型遺伝子を有さない被験者) | 50mg(BID) 2〜3日目,22〜30日目 100mg(BID) 1日目,21日目 | 300mg(QD)+RTV100mg(QD) 11〜30日目 | 8 | 4.38 (3.55,5.39) | 5.61 (4.51,6.99) | 7.65 (5.71,10.2) |
ラミブジン +ジドブジン | ラミブジン 150mg +ジドブジン 300mg(BID), 1〜12日目 | 400mg(QD) 7〜12日目 | 19 | ラミブジン:1.04 (0.92,1.16) | ラミブジン:1.03 (0.98,1.08) | ラミブジン:1.12 (1.04,1.21) |
ジドブジン:1.05 (0.88,1.24) ジドブジングルクロナイド:0.95 (0.88,1.02) | ジドブジン:1.05 (0.96,1.14) ジドブジングルクロナイド:1.00 (0.97,1.03) | ジドブジン:0.69 (0.57,0.84) ジドブジングルクロナイド:0.82 (0.62,1.08) |
ATV/RTV群 (n=440) | LPV/RTV群 (n=443) | |||
48週 | 96週 | 48週 | 96週 | |
HIV-1 RNA量が 400copies/mL未満 50copies/mL未満 に抑制されていた患者の割合a | 86% 78% | 80% 74% | 82% 76% | 74% 68% |
HIV-1 RNA量の投与前値からの平均変化量(log10 copies/mL) | −3.09 | −3.21 | −3.13 | −3.19 |
CD4リンパ球数の投与前値からの平均変化量(cells/mm³) | 203 | 268 | 219 | 290 |
ATV/RTV群a | LPV/RTV群a | |||||||||
投与前 | 48週 | 96週 | 投与前 | 48週 | 96週 | |||||
mg/dLb | mg/dLb | 変化c | mg/dLb | 変化c | mg/dLb | mg/dLb | 変化c | mg/dLb | 変化c | |
(n=429d) | (n=374d) | (n=374d) | (n=342d) | (n=342d) | (n=424d) | (n=335d) | (n=335d) | (n=291d) | (n=291d) | |
LDLコレステロールe | 92 (1.5) | 105 (1.7) | +14% (12.1%, 15.7%) | 105 (1.7) | +14% (12.4%, 16.3%) | 93 (1.4) | 111 (1.9) | +19% (16.8%, 20.6%) | 110 (2.0) | +17% (15.3%, 18.9%) |
HDLコレステロールe | 37 (0.6) | 46 (0.6) | +29% (26.9%, 31.1%) | 44 (0.6) | +21% (19.1%, 23.4%) | 36 (0.6) | 48 (0.7) | +37% (34.6%, 39.2%) | 46 (0.8) | +29% (26.8%, 31.6%) |
総コレステロールe | 149 (1.8) | 169 (2.0) | +13% (12.1%, 14.4%) | 169 (2.0) | +13% (12.0%, 14.6%) | 150 (1.7) | 187 (2.3) | +25% (24.0%, 26.6%) | 186 (2.4) | +25% (23.6%, 26.3%) |
トリグリセライドe | 126 (3.7) | 145 (4.3) | +15% (12.2%, 17.8%) | 140 (4.1) | +13% (10.4%, 16.1%) | 129 (3.9) | 194 (6.4) | +52% (48.3%, 56.0%) | 184 (5.9) | +50% (46.0%, 54.2%) |
ATV群 (n=404) | EFV群 (n=401) | |
HIV-1 RNA量が 400copies/mL未満 50copies/mL未満 に48週時点において抑制されていた患者の割合a | 67% 31% | 63% 36% |
HIV-1 RNA量の投与前値からの平均変化量(log10 copies/mL) | −2.67 | −2.74 |
CD4リンパ球数の投与前値からの平均変化量(cells/mm³) | 176 | 160 |
ATV群a | EFV群a | |||||
投与前 | 48週 | 投与前 | 48週 | |||
mg/dL | mg/dL | 変化b | mg/dL | mg/dL | 変化b | |
(n=383c) | (n=283c) | (n=272c) | (n=378c) | (n=264c) | (n=253c) | |
LDLコレステロールd | 98 | 98 | +1% | 98 | 114 | +18% |
HDLコレステロール | 39 | 43 | +13% | 38 | 46 | +24% |
総コレステロール | 164 | 168 | +2% | 162 | 195 | +21% |
トリグリセライドd | 138 | 124 | −9% | 129 | 168 | +23% |
ATV/RTV群 (n=120) | LPV/RTV群 (n=123) | Time-Averaged Difference (95%信頼区間) | |
HIV-1 RNA量が 400copies/mL未満 50copies/mL未満 に抑制されていた患者の割合b | 53% 36% | 54% 42% | −1.1(−13.7, 11.4) −6.4(−18.7, 5.8) |
HIV-1 RNA量の投与前値からの平均変化量(log10 copies/mL)b,c | −1.93 | −1.87 | 0.13 (−0.12, 0.39)a |
CD4リンパ球数の投与前値からの平均変化量(cells/mm³)d | 110 | 121 | −17.5 (−45.6, 10.6) |
ATV/RTV群a | LPV/RTV群a | |||||||||
投与前 | 48週 | 96週 | 投与前 | 48週 | 96週 | |||||
mg/dLb | mg/dLb | 変化c | mg/dLb | 変化c | mg/dLb | mg/dLb | 変化c | mg/dLb | 変化c | |
(n=111d) | (n=76d) | (n=75d) | (n=52d) | (n=52d) | (n=108d) | (n=76d) | (n=73d) | (n=44d) | (n=43d) | |
LDLコレステロールe | 108 (4.4) | 97 (4.1) | −11% (−14.4%, −7.0%) | 100 (4.9) | −11% (−15.1%, −7.6%) | 105 (4.0) | 103 (3.8) | +1% (−3.4%, 4.6%) | 102 (5.2) | +1% (−2.5%, 5.5%) |
HDLコレステロール | 40 (1.1) | 40 (1.2) | −7% (−9.0%, −4.4%) | 42 (1.5) | −5% (−8.2%, −0.7%) | 39 (1.2) | 41 (1.3) | +2% (−1.4%, 6.0%) | 44 (1.5) | +7% (3.6%, 11.1%) |
総コレステロール | 188 (5.0) | 170 (4.1) | −8% (−9.7%, −6.0%) | 174 (4.9) | −7% (−9.0%, −4.7%) | 181 (4.3) | 187 (4.2) | +6% (4.3%, 8.6%) | 188 (5.1) | +9% (6.0%, 11.7%) |
トリグリセライドe | 216 (16.3) | 162 (9.4) | −3% (−8.2%, 2.2%) | 168 (16.2) | −2% (−8.5%, 4.6%) | 196 (11.8) | 224 (14.6) | +30% (22.3%, 38.6%) | 223 (18.0) | +30% (20.4%, 40.6%) |
抗HIV薬による治療経験のない患者 | 抗HIV薬による治療経験のある患者 | |||
ATV群 | ATV/RTV群 | ATV群 | ATV/RTV群 | |
n=26 | n=17 | n=37 | n=25 | |
HIV-1 RNA量が 400copies/mL未満 50copies/mL未満 に抑制されていた患者の割合a | 38% 38% | 65% 59% | 30% 19% | 40% 32% |
CD4リンパ球数の投与前値からの平均変化量(cells/mm³) | 431 (n=16b) | 343 (n=12b) | 201 (n=19b) | 335 (n=12b) |
ATV/RTV群(n=95) | ATV群(n=105) | |
96週時ウイルス学的失敗数(≥50copies/mL) | 15(16%) | 34(32%) |
遺伝子型及び表現型変化を有するウイルス学的失敗数 | 5 | 17 |
96週時ATV耐性のウイルス学的失敗分離株 | 0/5(0%)b | 4/17(24%)b |
96週時I50L変異を有するウイルス学的失敗分離株c | 0/5(0%)b | 2/17(12%)b |
96週時ラミブジン耐性を有するウイルス学的失敗分離株 | 2/5(40%)b | 11/17(65%)b |