1
Meyer M. C., et al.: Clin. Pharmacol. Ther. 1983; 33: 329-334
2
Troupin A. S., et al.: Ann. Neurol. 1979; 6: 410-414
3
Dudley K. H., et al.: J. Pharmacol. Exp. Ther. 1970; 175: 27-37
抗てんかん剤
1g 134.1円
有効成分 | 1g中エトトイン 1g |
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色・剤形 | 白色の結晶性の粉末 |
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におい・味 | においはなく、味はわずかに苦い。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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ジスルフィラム イソニアジド パラアミノサリチル酸 | 本剤の血中濃度が上昇し、中毒症状(眼振、構音障害、運動失調、眼筋麻痺等)があらわれることがあるので、このような場合には、減量するなど注意すること。 | これらの薬剤が本剤の肝代謝を抑制すると考えられている。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | 本剤の血中濃度が上昇し、中毒症状(眼振、構音障害、運動失調、眼筋麻痺等)があらわれることがあるので、このような場合には、減量するなど注意すること。また、クマリン系抗凝血剤の作用が増強することがあるので、通常より頻回に血液凝固時間の測定を行い、クマリン系抗凝血剤の用量を調整すること。 | クマリン系抗凝血剤が本剤の肝代謝を抑制する。本剤による蛋白結合からの置換により、クマリン系抗凝血剤の血中濃度が上昇する。 |
アセタゾラミド | くる病、骨軟化症があらわれやすい。 | 本剤によるビタミンD分解促進、アセタゾラミドによる代謝性アシドーシス、腎尿細管障害の影響が考えられている。 |
頻度不明 | |
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過敏症 | 猩紅熱様・麻疹様・中毒疹様発疹 |
血液 | 巨赤芽球性貧血、白血球減少 |
精神神経系 | 運動失調、注意力・集中力・反射運動能力等の低下、眠気、頭痛、倦怠感、不眠、不安、しびれ感 |
眼注1) | 複視、眼振 |
消化器 | 食欲不振、悪心・嘔吐 |
骨・歯注2) | くる病注3)、骨軟化症注3)、歯牙の形成不全 |
その他 | 発熱、舌のもつれ、甲状腺機能検査値(血清T4値等)の異常 |
Tmax(h) | Cmax(μg/mL) | t1/2(h) |
1.4 | 11.7 | 7.8 |