慎重投与
*高血圧症の患者[血圧が上昇することがある]
*肥満傾向の人で、不眠症あるいは煩燥のある患者[睡眠障害が悪化することがある]
*浮腫、あるいは腎機能不全で尿量減少のある患者
重要な基本的注意
*本剤の使用にあたっては、患者の証 (体質・症状) を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
*他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。
過敏症注1)
(頻度不明)
発疹等
消化器
(頻度不明)
軟便、下痢等
注1) このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
*妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
小児等への投与
*小児等に対する安全性は確立していない。[使用経験が少ない]
その他の注意
*長期投与により、頭痛・不眠・動悸・血圧上昇等の症状があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止すること。