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オロパタジン塩酸塩OD錠2.5mg「トーワ」

アレルギー性疾患治療剤

1錠 10.1円

作成又は改訂年月

※※
2014年11月改訂
(第3版、効能・効果及び用法・用量の変更等に伴う改訂)
2014年7月改訂
(第2版)

日本標準商品分類番号

87449

日本標準商品分類番号等

2014年11月

薬効分類名

アレルギー性疾患治療剤

承認等

販売名

オロパタジン塩酸塩OD錠2.5mg「トーワ」

販売名コード

4490025F3140

承認・許可番号

22600AMX00413
OLOPATADINE HYDROCHLORIDE OD TABLETS 2.5mg“TOWA”

薬価基準収載年月

2014年6月

販売開始年月

2014年6月

使用期限等

貯 法
室温保存
使用期限
外箱、ラベルに記載

組成

1錠中の有効成分
※日局 オロパタジン塩酸塩…2.5mg
添加物
D-マンニトール、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、メタクリル酸コポリマーLD、ポリソルベート80、ラウリル硫酸Na、クエン酸トリエチル、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー分散液、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、タルク、黄色三二酸化鉄、l-メントール、軽質無水ケイ酸、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、香料、ステアリン酸Mg、その他5成分

性状

ごくうすい黄色の口腔内崩壊錠
本体表示/表
オロパタジンOD2.5トーワ
本体表示/裏
オロパタジンOD2.5トーワ
外形/表
外形/裏
外形/側面
錠径(mm)
6.0
厚さ(mm)
3.0
質量(mg)
90

販売名

オロパタジン塩酸塩OD錠5mg「トーワ」

販売名コード

4490025F4146

承認・許可番号

22600AMX00324
OLOPATADINE HYDROCHLORIDE OD TABLETS 5mg“TOWA”

薬価基準収載年月

2014年6月

販売開始年月

2014年6月

使用期限等

貯 法
室温保存
使用期限
外箱、ラベルに記載

組成

1錠中の有効成分
※日局 オロパタジン塩酸塩 …5mg
添加物
D-マンニトール、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、メタクリル酸コポリマーLD、ポリソルベート80、ラウリル硫酸Na、クエン酸トリエチル、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー分散液、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、タルク、黄色三二酸化鉄、l-メントール、軽質無水ケイ酸、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、香料、ステアリン酸Mg、その他5成分

性状

ごくうすい黄色の割線入りの口腔内崩壊錠
本体表示/表
オロパタ5
本体表示/裏
オロパタジンOD5トーワ
外形/表
外形/裏
外形/側面
錠径(mm)
8.0
厚さ(mm)
3.5
質量(mg)
180

一般的名称

オロパタジン塩酸塩口腔内崩壊錠

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

成人:
アレルギー性鼻炎
蕁麻疹
皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)
※※小児:
アレルギー性鼻炎
蕁麻疹
皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒

用法・用量

成人:
通常、成人には1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
※※小児:
通常、7歳以上の小児には1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する。

用法・用量に関連する使用上の注意

本剤は口腔内で崩壊するが、口腔粘膜からは吸収されないため、唾液又は水で飲み込むこと。(「適用上の注意」の項参照)

使用上の注意

慎重投与

腎機能低下患者[高い血中濃度が持続するおそれがある。]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
肝機能障害のある患者[肝機能障害が悪化するおそれがある。]

重要な基本的注意

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤投与によりステロイド減量を図る場合には十分な管理下で徐々に行うこと。
本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。
本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用(頻度不明)

劇症肝炎、肝機能障害、黄疸:劇症肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、LDH、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

下記のような副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行うこと。
過敏症注)
頻度不明
紅斑等の発疹、浮腫(顔面・四肢等)、そう痒、呼吸困難
精神神経系
頻度不明
眠気、けん怠感、口渇、頭痛・頭重感、めまい、しびれ感、集中力低下、不随意運動(顔面・四肢等)
消化器
頻度不明
腹部不快感、腹痛、下痢、嘔気、便秘、口内炎・口角炎・舌痛、胸やけ、食欲亢進、嘔吐
肝臓
頻度不明
肝機能異常(AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、総ビリルビン上昇)
血液
頻度不明
白血球増多・減少、 好酸球増多、リンパ球減少、血小板減少
腎臓・泌尿器
頻度不明
尿潜血、BUN上昇、尿蛋白陽性、血中クレアチニン上昇、排尿困難、頻尿
循環器
頻度不明
動悸、血圧上昇
その他
頻度不明
血清コレステロール上昇、尿糖陽性、胸部不快感、味覚異常、体重増加、ほてり、月経異常、筋肉痛、関節痛
注)このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。

高齢者への投与

高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすいので、低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
授乳中の女性に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。[動物実験(ラット)で乳汁中への移行及び出生児の体重増加抑制が報告されている。]

※※小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全性は確立していない。(使用経験が少ない)

臨床検査結果に及ぼす影響

本剤の投与は、アレルゲン皮内反応を抑制し、アレルゲンの確認に支障を来すので、アレルゲン皮内反応検査を実施する前は本剤を投与しないこと。

適用上の注意

薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
服用時
本剤は舌の上にのせ、唾液を浸潤させて、唾液のみで服用可能である。また、水で服用することもできる。
本剤は寝たままの状態では、水なしで服用させないこと。

その他の注意

因果関係は明らかではないが、オロパタジン塩酸塩製剤(普通錠)投与中に心筋梗塞の発症がみられた症例が報告されている。

薬物動態

生物学的同等性試験
オロパタジン塩酸塩OD錠5mg「トーワ」
オロパタジン塩酸塩OD錠5mg「トーワ」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(オロパタジン塩酸塩として5mg)健康成人男子に絶食単回経口投与(水なしで服用(n=12)及び水で服用(n=12))して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)〜log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された1)
 
水なしで服用
 
 
 
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
 
水で服用
 
 
 
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
 
オロパタジン塩酸塩OD錠2.5mg「トーワ」
オロパタジン塩酸塩OD錠2.5mg「トーワ」は、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン(平成24年2月29日 薬食審査発第0229第10号)」に基づき、オロパタジン塩酸塩OD錠5mg「トーワ」を標準製剤としたとき、溶出挙動が等しく、生物学的に同等とみなされた1)

薬効薬理

ヒスタミンH1受容体に可逆的かつ競合的に結合し、ヒスタミンの作用を阻害する。さらに肥満細胞からの化学伝達物質の遊離・産生を抑制する。血液-脳関門を通過しにくいことから、中枢神経系への影響が少ない。

※有効成分に関する理化学的知見

構造式:
一般名:オロパタジン塩酸塩(Olopatadine Hydrochloride)
化学名:{11-[(1Z)-3-(Dimethylamino)propylidene)-6,11-dihydrodibenzo[b,e]oxepin-2-yl}acetic acidmonohydrochloride
分子式:C21H23NO3・HCl
分子量:373.87
性 状:白色の結晶又は結晶性の粉末である。ギ酸に極めて溶けやすく、水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくい。0.01mol/L塩酸試液に溶ける。1.0gを水100mLに溶かした液のpHは2.3〜3.3である。
融 点:約250℃(分解)

取扱い上の注意

安定性試験
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、オロパタジン塩酸塩OD錠2.5mg「トーワ」及びオロパタジン塩酸塩OD錠5mg「トーワ」は通常の市場流通下においてそれぞれ3年間安定であることが推測された2)3)

包装

オロパタジン塩酸塩OD錠2.5mg「トーワ」:100錠(PTP)
オロパタジン塩酸塩OD錠5mg「トーワ」:100錠、500錠(PTP)140錠(14錠×10:PTP)100錠(バラ)

主要文献

1
陶 易王ほか:新薬と臨牀,63(3),128,2014
2
東和薬品株式会社 社内資料:安定性試験(OD錠2.5mg)
3
東和薬品株式会社 社内資料:安定性試験(OD錠5mg)

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

主要文献(社内資料を含む)は下記にご請求下さい。
東和薬品株式会社 学術部DIセンター(24時間受付対応)
〒571-8580 大阪府門真市新橋町2番11号
0120-108-932 TEL 06-6900-9108 FAX 06-6908-5797
http://www.towayakuhin.co.jp/forstaff

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
東和薬品株式会社
大阪府門真市新橋町2番11号

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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