再生不良性貧血,赤芽球癆,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少(頻度不明)
再生不良性貧血,赤芽球癆,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少があらわれることがあるので,投与中は毎月1回血液検査を実施し(「重要な基本的注意」の項参照),異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。なお,投与前は必ず血液検査を実施し,血液障害のある患者や骨髄機能の低下している患者には投与しないこと(「禁忌」の項参照)。
過敏性血管炎(頻度不明)
過敏性血管炎があらわれることがあるので,異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
間質性肺炎,好酸球性肺炎,肺線維症,胸膜炎(頻度不明)
間質性肺炎,好酸球性肺炎,肺線維症,胸膜炎(胸水貯留)があらわれることがあるので,呼吸困難,咳嗽等の呼吸器症状並びに発熱等がみられた場合には投与を中止し,速やかに胸部X線等の検査を実施し,適切な処置を行うこと。
急性腎障害,ネフローゼ症候群(膜性腎症等)(頻度不明)
急性腎障害,ネフローゼ症候群(膜性腎症等)があらわれることがあるので,投与中は毎月1回尿検査等を実施し(「重要な基本的注意」の項参照),異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
肝機能障害,黄疸(頻度不明)
AST(GOT),ALT(GPT),Al-P,ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,投与中は定期的に肝機能検査を実施し,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
*皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群),中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),天疱瘡様症状,紅皮症型薬疹(頻度不明)
皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群),中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),,天疱瘡様症状,紅皮症型薬疹があらわれることがあるので,異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
重症筋無力症,筋力低下,多発性筋炎(頻度不明)
重症筋無力症,筋力低下,多発性筋炎があらわれることがあるので,異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
*ショック,アナフィラキシー(頻度不明)
ショック,アナフィラキシーがあらわれることがあるので,観察を十分に行い,紅斑,発疹,嘔吐,呼吸困難,血圧低下等の症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。