抗悪性腫瘍剤
1瓶 3183円
有効成分・含量 | 添加物 | 性状 | 浸透圧比(生理食塩液に対する比) |
1バイアル(5mL)中 パクリタキセル30mg | ポリオキシエチレンヒマシ油 2.5mL 無水エタノール 適量 | 無色〜微黄色澄明の粘稠な油液 | 約4(本剤50mLを生理食塩液又は5%ブドウ糖液500mLで希釈時) 約3(本剤33.3mLを生理食塩液又は5%ブドウ糖液500mLで希釈時) |
有効成分・含量 | 添加物 | 性状 | 浸透圧比(生理食塩液に対する比) |
1バイアル(16.7mL)中 パクリタキセル100mg | ポリオキシエチレンヒマシ油 8.35mL 無水エタノール 適量 | 無色〜微黄色澄明の粘稠な油液 | 約4(本剤50mLを生理食塩液又は5%ブドウ糖液500mLで希釈時) 約3(本剤33.3mLを生理食塩液又は5%ブドウ糖液500mLで希釈時) |
有効成分・含量 | 添加物 | 性状 | 浸透圧比(生理食塩液に対する比) |
1バイアル(25mL)中 パクリタキセル150mg | ポリオキシエチレンヒマシ油 12.5mL 無水エタノール 適量 | 無色〜微黄色澄明の粘稠な油液 | 約4(本剤50mLを生理食塩液又は5%ブドウ糖液500mLで希釈時) 約3(本剤33.3mLを生理食塩液又は5%ブドウ糖液500mLで希釈時) |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
ジスルフィラム (ノックビン) シアナミド (シアナマイド) カルモフール プロカルバジン塩酸塩 | これらの薬剤とのアルコール反応(顔面潮紅、血圧降下、悪心、頻脈、めまい、呼吸困難、視力低下等)を起こすおそれがある。 | 本剤はエタノールを含有しているため。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
放射線照射 | 1)胸部への放射線照射を併用した場合に、重篤な食道炎又は肺臓炎が発現したとの報告がある。併用する場合には、患者の状態に注意し、食道炎や肺陰影等が出現した場合には、本剤の投与及び放射線照射を直ちに中止し、適切な処置を行うこと。 | 機序は不明であるが、動物試験(マウス)で本剤による放射線感受性増加が認められている。 |
放射線照射 | 2)骨髄抑制等を増強することがあるので、併用する場合には、患者の状態を観察しながら、本剤を減量するか又は投与間隔を延長すること。 | 骨髄抑制等の予想される副作用項目が重複している。 |
抗悪性腫瘍剤 | 併用により骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがある。併用療法を行う場合には、患者の状態を観察しながら、減量するか又は投与間隔を延長すること。 | 骨髄抑制等の予想される副作用項目が重複している。 |
シスプラチン | 1)併用時、本剤をシスプラチンの後に投与した場合、逆の順序で投与した場合より骨髄抑制が増強するおそれがある。併用療法を行う場合には、本剤をシスプラチンの前に投与すること。 | 本剤をシスプラチンの後に投与した場合、パクリタキセルのクリアランスが低下し、パクリタキセルの血中濃度が上昇する。 |
シスプラチン | 2)併用により末梢神経障害が増強するおそれがある。併用療法を行う場合には、患者の状態を観察しながら、減量するか又は投与間隔を延長すること。 | 末梢神経障害が予想される副作用として重複している。 |
ドキソルビシン塩酸塩 | 1)併用時、本剤をドキソルビシンの前に投与した場合、逆の順序で投与した場合より骨髄抑制が増強するおそれがある。併用療法を行う場合には、本剤をドキソルビシンの後に投与すること。 | 本剤をドキソルビシンの前に投与した場合、ドキソルビシンのクリアランスが低下し、ドキソルビシンの血中濃度が上昇する。 |
ドキソルビシン塩酸塩 | 2)併用により心毒性が増強するおそれがある。併用療法を行う場合には、患者の状態を観察しながら、減量するか又は投与間隔を延長すること。 | 胆汁排泄の競合により、ドキソルビシン及びその代謝物であるドキソルビシノールの血中濃度が上昇する。 |
ビタミンA アゾール系抗真菌剤 ミコナゾール等 マクロライド系抗生剤 エリスロマイシン等 ステロイド系ホルモン剤 エチニルエストラジオール等 ジヒドロピリジン系カルシウムチャンネルブロッカー ニフェジピン等 シクロスポリン ベラパミル塩酸塩 キニジン硫酸塩水和物 ミダゾラム フェナセチン ラパチニブトシル酸塩水和物 | 併用により骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがある。併用療法を行う場合には、患者の状態を観察しながら、減量するか又は投与間隔を延長すること。 | 併用薬剤がP450 CYP2C8、CYP3A4等を阻害し、パクリタキセルの代謝が阻害され、パクリタキセルの血中濃度が上昇する。 |
N-メチルテトラゾールチオメチル基を有するセフェム系抗生物質 セフメノキシム塩酸塩 セフォペラゾンナトリウム セフブペラゾンナトリウム セフミノクスナトリウム水和物 セフメタゾールナトリウム ラタモキセフナトリウム メトロニダゾール | これらの薬剤とのアルコール反応(顔面潮紅、悪心、頻脈、多汗、頭痛等)を起こすおそれがある。 | 本剤はエタノールを含有しているため。 |
頻度不明 | |
過敏症注) | 発疹、発赤 |
循環器 | 低血圧、不整脈、頻脈、徐脈、期外収縮、高血圧、心悸亢進、心電図異常、心房細動、心室細動、心肥大、狭心症 |
消化器 | 悪心・嘔吐、食道炎、粘膜炎、腹水、腸間膜血栓症、下痢、食欲不振、口内炎、便秘、消化不良、鼓腸放屁、胃炎、腹部膨満感、直腸疼痛、嚥下障害、歯肉炎、直腸障害、口唇炎、舌苔、歯肉痛 |
肝臓 | AST(GOT)上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ALT(GPT)上昇、ビリルビン上昇 |
泌尿器 | 電解質異常、BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿、排尿困難、血尿、尿失禁、尿閉、出血性膀胱炎 |
皮膚 | 脱毛、斑状丘疹性皮疹、強皮症様変化、亜急性皮膚エリテマトーデス、 |
精神神経系 | めまい、不眠、不安、うつ病、傾眠、思考異常、振戦、失神、激越、神経学的疾患、痙攣、運動失調、健忘症、緊張低下、意識障害、寡動、言語障害、緊張亢進、精神症状、譫妄、眼振、不随意運動、嗄声、気分変動 |
感覚器 | 暗点、黄斑浮腫、味覚倒錯、味覚喪失、視力異常、眼疾患、結膜炎、耳痛、眼痛、霧視、流涙増加、眼精疲労、飛蚊症、眼乾燥、角膜炎、舌異常感、結膜出血、光視症 |
呼吸器 | 呼吸困難、低酸素症、咳増加、喀痰増加、咽頭不快感 |
全身症状 | 無力症、腹痛、倦怠感、頭痛、浮腫、疼痛、インフルエンザ様症候群、腹部腫脹、さむけ、体重増加、体重減少 |
筋骨格 | 関節痛、筋肉痛、筋力低下、骨痛、背部痛、頸部痛、腰痛 |
その他 | 血栓症、発熱、潮紅、胸痛、出血、注射部反応、末梢性浮腫、総蛋白減少、アルブミン減少、骨盤痛、発汗、吃逆、口渇、不正出血、無月経、注射部痛、酩酊感、高血糖、低血糖、脱水 |